住宅検査豆知識

塗装の剥がれ

屋根の塗装の平均寿命は10年ほどですが、施工の方法等によっては3年程度で剥がれ始めることもあります。屋根の表面の塗装が剥がれるだけなので、ぱっと見は分からず、建物事態には大きな被害は起こりそうにないので、そのまま放置されがちです。しかしながら、屋根の塗装は虫歯と同じように、放っておくと時間をかけてじわじわと建物を蝕み、雨漏りの原因になってしまうので注意が必要です。

 

剥がれの原因

10年以上もっているものはさすがに寿命といえますが、塗装工事の際の下地処理がしっかりと行われていなかったり、下塗りが十分に乾ききっていないのに塗装をしてしまったり、塗布する分量を間違えてしまったりすると、比較的早い時期にも関わらず塗装が剥がれ始める場合があります。

剥がれはどんどん広がります

少しでも屋根の塗装が剥がれてしまうと、そこに水やごみが入りこみ、時間が経つとともにより一層剥がれの速度が速くなってきます。それでも放っておくと、雨水が浸透し、最終的には屋根裏をぼろぼろにしてしまい、雨漏りをしてしまいます。

一度雨漏りしてしま  うと、修理には多大な費用が発生してしまいます。大きな被害を受けないためにも、屋根の剥がれが無いかどうか、定期的に点検し、少しでも剥がれが見つかれば早めに対処しておくと、突然大きな財政的なダメージを防ぐことができます。

 

検査の方法

屋根は高いところですが、当社ではポールカメラを利用して屋根の状況を確認します。地上から高さ11メートルまでの屋根ならばこのポールカメラを地上から操作することで屋根材の割れ、ずれ、劣化の状況を目で確認することができます。

 

 

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