検査に関しては、下記に示すように国土交通省が策定したインスペクションガイドラインに準じた内容としています。
戸建住宅
検査の観点 | 対象部位等 | 検査対象とする劣化事象等 | 検査方法 | |
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①構造耐力上の安全性に問題がある可能性が高いもの | 小屋組、柱・梁、床、土台・床組等の構造耐力上主要な部分 |
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目視・触診・打診・計測 | |
床、壁、柱 |
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計測 | ||
基礎 |
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目視・計測 | ||
②雨漏り・水漏れが発生している、または発生する可能性が高いもの | 外部 | 屋根・外壁 |
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目視 |
屋外に面したサッシ等 |
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目視 | ||
内部 | 小屋組・天井・内壁 |
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目視 | |
③設備配管に日常生活上支障のある劣化が生じているもの | 給排水 | 給水管・給湯管 |
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目視・触診(通水) |
排水管 |
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目視・触診(通水) | ||
換気 | 換気ダクト |
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目視 |
共同住宅(専有部分)
検査の観点 | 対象部位等 | 検査対象とする劣化事象等 | 検査方法 | |
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①構造耐力上の安全性に問題がある可能性が高いもの | 壁、柱、梁 |
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目視 計測 |
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②雨漏り・水漏れが発生している、または発生する可能性が高いもの | 内部 | 天井、内壁 |
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目視 |
③設備配管に日常生活上支障のある劣化が生じているもの | 給排水 | 給水管・給湯管 |
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目視 通水 |
排水管 |
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目視 通水 |
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換気 | 換気ダクト |
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目視 |
共同住宅(専用使用部分)
検査の観点 | 対象部位等 | 検査対象とする劣化事象等 | 検査方法 | |
---|---|---|---|---|
①構造耐力上の安全性に問題がある可能性が高いもの | 壁、柱、梁 |
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目視 計測 |
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②雨漏り・水漏れが発生している、または発生する可能性が高いもの | 外部 | 外壁 |
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目視 |
屋外に面したサッシ等 |
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目視 |
インスペクション比較表
中古住宅購入時のインスペクション(住宅検査)
何もせずそのまま購入 | インスペクション | 既存住宅かし保険 | 耐震基準適合証明書 | |
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物件の状況把握 | △ | ○ | ○ | △ |
査定時に見逃している部分があるかも | 検査時に建築のプロの目でしっかり確認 瑕疵などのチェックもれを防ぎます。 | 新耐震基準を満たしているかの確認はできるが・・・・・ | ||
取引の安心度合い | × | △ | ○ | △ |
目視で分からない壁の中など隠れた瑕疵があるかも | 1~5年(500~1000万円)の保証付きなので万が一でも安心 | 新耐震基準を満たしているかの確認はできるが・・・・・ | ||
優遇制度の利用 | × | × | ○ | ○ |
築25年(木造20年)以上の中古住宅でも、適合である場合は、住宅ローン控除、登録免許税の軽減などの税制優遇を受けることが可能 | ||||
売主が宅地建物取引業者の場合 すまい給付金も可能 | ||||
費用の目安 | 0円 | 5~7万 | 6~16万 | 10~20万 |
申込から検査報告迄の期間 | – | 1~2週間 | 1~2週間 | 1~2週間 |
特徴 | 瑕疵があるかは不明。現状渡しや保証期間後は保証なし | インスペクションガイドラインに基づき詳しく建物状態を把握できる | インスペクションガイドラインに基づき詳しく建物状態を把握できる | 検査済みであり図書がそろっている場合発行期間が短い |
検査不適格でも補修により適合可能に | ||||
注意点 | 取引後の雨漏れ等瑕疵を保証するものではない | 1981年6月以降の確認済の住宅を対象 | 1981年6月以前の場合大半が不適合 | |
床下と小屋裏の点検口必須 | ||||
引渡し前迄に検査合格 |