更新情報とお知らせ

お知らせ

受け取れなかった住宅ローン減税が受け取れる様に

さて、以前にもご紹介しました住宅ローン減税についてお話します。

皆さんは住宅ローン減税をご存知でしょうか、正式名称は住宅借入金等特別控除といいます。
住宅を購入される時には住宅ローンを組まれる方も多いと思います。
そんな時、現行の制度でしたら13年間年末の住宅ローン残高に応じて所得税等の還付が受けられる制度です。

還付を受ける為の要件はいくつかありますが、大体の住宅(人)はそれを満たし住宅ローン減税を受けられている方が多いと聞いています。
因みにその中身ですが、登記簿上の床面積が50㎡以上やローンの期間が10年以上である等々。
ところが、中古住宅についてはある要件に引っかかり総額百万円位になる可能性もある控除が受け取れないなんて事がちらほら・・・。

実はそれ、築年数です!
木造住宅等は築20年、マンション等のコンクリート住宅(耐火建築物)は築25年以下という要件で、リフォーム(リノベーション)されて室内を新築同様にし、購入後確定申告に行ったら「あなたの購入された住宅は控除を受けられませんよ」なんて事が!

でもこれ、購入前に知っていればその代わりの要件を適用する事によって住宅ローン減税を受け取れるのです!
既存住宅売買瑕疵担保責任保険契約が締結されている住宅にすればいいんです。
その費用は数万円程度で、構造耐力上重要な部分等に保険が付いてしかも住宅ローン減税まで受けられるなんて、いい事ずくめだと思いませんか?

弊社では、その保険申込からそれに付随する検査、証券発行手続きまで全て行っておりますので、ご不明な点等ございましたらお気軽にご連絡下さい。

営業部 伊東

ご自宅のメンテナンスされておられますか

さて、今回はご自宅のメンテナンスについてお話しをさせて頂きます。
賃貸物件でしたら、何かあった時大家さんに言えば対応してくれますが、ご自宅でしたらそういう訳にはいきませんよね。

これが分譲マンションでしたら、管理組合と管理会社が話し合いながら実施していきます。
それは修繕積立金や場合によっては一部管理費を使って行います。
でも一戸建ては当然自分がしないといけません。

ところが、以外に検査へ行くとこのメンテナンスを定期的にしている一戸建ては少ないです。
なぜでしょうか。私が思うに、「今何も不具合が起こっていないから大丈夫だろう、費用もかかるし」「屋上や屋根廻り見ていないけど、梯子をかけて見るのも危ないからやめておこう」等の思いがあるからではないでしょうか。

ただ、外部に面している部分は特に風雨等にさらされ痛みも早いですし不具合が起きた時は既に修繕にかかる費用も高額になります。
外壁や屋根塗装等もそうですが、少し気にして頂きたいのは雨樋です。

先日、雨の日にある住宅へ検査に行きました。
すると上からホースで流した様な水が流れています。「何この水!傘をしないとびしょ濡れになる・・・」

上を見上げると雨樋の一部から出ており、外壁に当たっている水もあります。
でも、その部分には割れ等の異常は見つかりません。
梯子を持って確認に行くとその部分だけでなく、雨樋に土砂が堆積しており水も排出されず溜まっていました。
外壁に当たっていた部分を確認すると、そこだけ塗装が明らかに薄くなっている事も確認されました。

検査だけでなくご自宅のメンテナンス等、家の事なら何でもご相談に応じます。お気軽にご連絡お待ちしております。

営業部 不動産係 伊東

住宅だけが検査の対象ではないのです

おかげさまで検査業務も忙しくなかなかブログを更新出来ませんでした・・・。さて、今回は検査の対象についてお話しをさせて頂きます。
皆さん住宅の検査と聞くと建物だけがその対象と思われるかもしれませんが、それだけではありません。
その建物の周辺状況を見ながら、建物検査時確認する着眼点は変わってきます。また、それにより検査の対象も変わったりしてきます。

先日、築年数のある程度経った住宅の検査に行った時の事です。
いつも通り外部廻りの検査から始めていました。
その時には道路を歩いたりもしますので、通行車両等にも注意しながら検査を実施します。
その時いきなり目に飛び込んできたのは、敷地と道路の境界に設置された擁壁に発生している大きく割れたひび割れ。

「え?何このひび割れ!幅が大きい上にものすごく長い・・・」

別の角度から確認すると明らかに傾いている事も確認されました。

何かが衝突した痕跡もなく地震等による影響かなと想像しましたが、現状では電柱に擁壁が寄りかかっているので何時倒れてもおかしくない状況の為危険と判断し検査報告の対象に入れました。
弊社では、経験豊かな建築士やコンクリート診断士等の有資格者が検査を実施します。
一般のエンドユーザー様に限らず、デベロッパー様やゼネコン様にも各種ご相談や作業のご依頼を頂いております。
第三者検査機関として公平な立場から検査を実施しますので、何かお困りの時はご連絡お待ちしております。

営業部 不動産係 伊東

白い跡は雨漏りの証拠

さて、本日は住宅の雨漏りについてお話しをさせて頂きます。
皆さん雨漏りと聞くと天井や壁についた水染みの跡等を想像されると思いますが、それだけではありません。
その建物が木造なのか、鉄骨造なのか、はたまた鉄筋コンクリート造なのかで雨漏りの有無を確認する着眼点は変わってきます。

先日、鉄筋コンクリート造の住宅検査に行った時の事です。
いつも通り外部廻りの検査をし、続いて建物の屋根に上りました。
鉄筋コンクリート造に多い陸屋根(傾斜していないフラットな屋根)の場合には、可能であれば必ず上って検査する事がとても大事です。

いきなり目に飛び込んできたのは、排水口付近に堆積した大量の土砂。
「え?こんな状態じゃあ屋根に降った雨が排水されず防水層の上で滞留(水たまり)する!ましてや新築から防水層の修繕(リフォーム)をした形跡が無く、保護コンクリート等に劣化も見られる!という事は・・・」

室内の天井や壁に雨漏りの跡は確認されませんでしたが、天井裏の確認をするとやはり!そこにあったのは屋根と梁のつなぎ目から垂れた白い跡。

この白い跡の正体は白華(はっか)といい、別名エフロレッセンスと言われています。
これが発生する原因の一つは、雨水等外部の水がコンクリート内に侵入しコンクリート中の可溶成分(水に溶けるもの)と結合して、反対側(室内)に透過。その後、水分の蒸発や空気中の二酸化炭素などの吸収によって発生します。

少し難しい話になりましたが、要するにその白い跡のある部分では外部の水が内部に入っている(雨漏り)可能性が高いという事です。

弊社では、経験豊かな建築士やコンクリート診断士等の有資格者が検査を実施します。
一般のエンドユーザー様に限らず、デベロッパー様やゼネコン様にも各種ご相談や作業のご依頼を頂いております。
第三者検査機関として公平な立場から検査を実施しますので、何かお困りの時はご連絡お待ちしております。

営業部 不動産係 伊東

補助金制度活用

先日、給湯器の調子が悪いので見に来てほしいとお客様からご依頼がありました。
このお客様との御縁は、もともと7年前頃にシロアリによる被害から駆除工事をさせていただいたことから始まりました。

私が担当し始めたのは、シロアリ駆除工事から5年が経過したときに建物に対する5年間のシロアリ保証満了点検案内からでした。
その時の点検でシロアリの発生原因となる外壁のクラックなどが見つかり対策のご提案をさせて頂いたところ、お客様からも「ちょうど外壁の色を変えたかった、ついでに屋根も塗り替えてほしい」と、御依頼頂き外壁と屋根の工事をさせていただきました。
また当時の点検のときに別の事象もあり既存ユニットバスのお風呂から劣化による水漏れがありましたが費用面も考慮してコーキングにて補修を行い一時的に漏水を止める処置を行いました。

その後はスガノグループで行う展示会でユニットバスの取り替えについて検討していこうという流れでしたが、新型コロナウィルスの影響で展示会が延期となり見あわせる形となりました。

時は流れ冒頭にある給湯器の不具合からご連絡を頂きご訪問させていただくこととなりました。給湯器のファンが経年劣化により故障している状況でした。お客様の希望としては、UB・洗面化粧台・給湯器の交換でしたが、現在「長期優良住宅化リフォーム」というお得な補助金制度があることもご提案をさせていただきました。

この制度は簡単に言うと住宅の質を向上させるリフォームを行うと工事費用の1/3が補助されるというものです。決められた条件を満たす必要がありますが優良な制度となっております。

まだまだ勉強中ではありますが、お客様にとって最善で最良なご提案が出来るようがんばってまいります。

#長期優良リフォーム 
#延長瑕疵保険 
#コロナ対策 
#シロアリ対策 
#ハチ駆除

吉野

コンクリートとは

さて、本日はコンクリートについてお話しをさせて頂きます。皆さんコンクリートというと知らない方はおられないと思いますが、コンクリートって何なのと聞かれると答えられる方は少ないかもしれません。

コンクリートとは、粗骨材(砂利)、細骨材(砂)、セメント、水、空気(一部には混和剤)で構成されているものです。因みにここから粗骨材を抜くとモルタルに。粗骨材と細骨材を抜くとセメントペーストになります。

またコンクリートには鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリート、無筋コンクリートが主にあります。名前の通り鉄筋コンクリートには鉄筋が、鉄骨鉄筋コンクリートには鉄骨と鉄筋がコンクリートに入っていますが、無筋コンクリートには何も入っていません。

では、一般的に多い鉄筋コンクリートには何故コンクリートに鉄筋を入れるのでしょうか。それは、主にコンクリートと鉄筋の材料強度特性の為です。コンクリートは圧縮強度が高いですが、引張強度はその1/10程度と言われています。これに対して、鉄筋は引張強度が高く圧縮させようとするとすぐに座屈してしまいます(下敷きを両側から押すと面外へ飛び出すイメージです)。

その他互いの線膨張係数が同じ等々、理想的な相性の材料同士で昔は半永久的な構造物とまで言われていましたが、今はそうではありません。鉄筋のかぶり深さ(鉄筋の表面からコンクリート表面までの距離)が確保されずに施工された為、鉄筋の腐食によりコンクリートが剥落したりもします。

弊社では、建築士やコンクリート診断士等の有資格者が鉄筋探査器を用いてそのかぶり深さや鉄筋の間隔を計測したりする事で、図面通りの施工がされているかも確認します。一戸建てであればその基礎を、共同住宅であればその躯体面を調査します。新築や中古物件購入時に不安を払拭したい時等、宜しければご相談からでご連絡お待ちしております。

営業部 不動産係 伊東

中古住宅のご検討

長い梅雨が明け、すでに8月ですが夏が始まりました。今年は近年の猛暑日が続く夏に比べて過ごしやすいようにも感じますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、弊社へご依頼いただいているホームインスペクションと呼ばれる建物状況調査ですが、様々なきっかけからご連絡いただいております。

その中でもやはり一番多いのが、中古住宅の購入希望の方が、「買う前に調査して欲しい」というご依頼になります。

雨漏りは大丈夫? シロアリは大丈夫? 見た目はキレイだけどどうなの?

中古住宅に不安はつきものです。

そのような時に 一度プロの目で現状を見て欲しい! といったご依頼です。

購入希望の物件の劣化状況を調査し、報告書をお渡し致します。

中古住宅では購入に合わせてリフォームを検討することが多いですが、調査結果をもとに、購入の判断材料はもちろんリフォーム計画を考える上でもお役にたちます。

中古住宅をご検討の方は、お気軽にご連絡下さい。調査に関すること、すまい給付金などのお得情報、なんでもご相談承ります。

木倉

建築士という資格について

さて、本日は建築士という資格についてお話しをさせて頂きます。

皆さん建築士という資格を聞いた事はあると思いますが、その業務内容等詳しいところはご存じない方もおられるのではないでしょうか。

建築士は建築士法という法律に定義され、「一級建築士、二級建築士、木造建築士をいう」とされています。

え?木造建築士なんて資格あるの?という方もおられるのではないでしょうか。結構マイナーで木造にしか携われませんが、実はあります。

令和元年度の学科(一次)試験の受験者数は全国で595名という数からも分かる通りで、私自身木造建築士の方には今まで一人しかお会いした事がありません。

建築士の各資格は、設計又は工事監理をしようとする建築物の用途や構造、規模に応じて、設計等出来たり出来なかったりします。

勿論、一級建築士にはその制約が一切ありません。

ただ、一般的な木造の一戸建てを設計するにあたっては一級でも二級でも、はたまた木造建築士でも設計又は工事管理出来るのです。

これ裏を返せば、その業務をするにあたって一級も二級も木造建築士も平等という事を言っているのです。

建築士の業務については、実は設計や工事監理以外にも色々あります。

建築工事契約に関する事務、建築工事の指導監督、建築物に関する調査等です。

「結婚できない男」というドラマで阿部寛が建築士を演じた影響で、設計だけが業務じゃないの?と思っておられた方もおられたと思います。

弊社の建築士は、最後に書いております建築物にかんする調査等を主な業務としております。

皆話しやすいメンバーで、日々業務にあたっておりますので何かありましたらお気軽にご連絡お待ちしております。

営業部 不動産係 伊東

受けられなかった住宅ローン減税が受けられる様に

さて、本日は住宅ローン減税についてお話します。
皆さんは住宅ローン減税をご存知でしょうか、正式名称は住宅借入金等特別控除といいます。
住宅を購入される時には住宅ローンを組まれる方も多いと思います。
そんな時、現行の制度でしたら13年間年末の住宅ローン残高に応じて所得税等の還付が受けられる制度です。

還付を受ける為の要件はいくつかありますが、大体の住宅(人)はそれを満たし住宅ローン減税を受けられている方が多いと聞いています。
因みにその中身ですが、登記簿上の床面積が50㎡以上やローンの期間が10年以上である等々。ところが、中古住宅についてはある要件に引っかかり総額数百万円になる可能性もある控除が受けられないなんて事がちらほら・・・。

実はそれ、築年数です!木造住宅等は築20年、マンション等のコンクリート住宅(耐火建築物)は築25年以下という要件で、リフォーム(リノベーション)されて室内を新築同様にし、購入後確定申告に行ったら「あなたの購入された住宅は控除を受けられませんよ」なんて事が!

でもこれ、購入前に知っていればその代わりの要件を適用する事によって住宅ローン減税を受けられるのです!


既存住宅売買瑕疵担保責任保険契約が締結されている住宅にすればいいんです。その費用は数万円程度で、構造耐力上重要な部分等に保険が付いてしかも住宅ローン減税やすまい給付金まで受けられるなんて、いい事ずくめだと思いませんか?
弊社では、その保険申込からそれに付随する検査、証券発行手続きまで全て行っておりますので、ご不明な点等ございましたらお気軽にご連絡下さい。

営業部 不動産係 伊東

一戸建ての耐震診断

さて、本日は一戸建ての耐震診断についてお話します。
皆さんは耐震診断をご存知でしょうか。
建築物の耐震改修の促進に関する法律において、耐震診断とは地震に対する安全性を評価することと定義されています。

国土交通省が空き家対策として中古住宅の流通を活性化させようとしている動きや新築に比べて安価という理由等から、これからも中古住宅をリノベーションやリフォームして購入しようと検討される方も増えていくと思います。

新築の様に表面がとても綺麗になり、同じ価格でも立地条件が良くなる等メリットも大変多いと思いますが、とても重要な建物の安全性についてはどうでしょうか。
リノベーションに伴い耐震壁や筋交い、ひどい時には柱や梁を取っ払って工事をしている事は無きにしも非ずかと思います。

弊社ではリノベーション(リフォーム)前の耐震診断から、その結果に基づく補強計画(壁や筋交いの追加案)まで行います。
補強計画による工事をリフォームと同時に実施する事で、工事費の削減にも寄与するかと思います。

リノベーション(リフォーム)後の耐震診断についても、購入物件の安全性を確認する事で安心して住む事が出来ると思います。

広島市等の各自治体では耐震診断に伴う住宅耐震改修補助制度もありますので、ご不明な点等ございましたらお気軽にご連絡下さい。

営業部 不動産係 伊東