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中古住宅購入前のインスペクション~ 室内編~

中古住宅を購入する際には、インスペクション(住宅診断)が重要なステップです。特に室内の検査は、住み始めた後の快適さや安全性に直接影響します。今回は、室内のインスペクションに焦点を当て、各部位の検査ポイントについて詳しく解説します。

室内インスペクションの重要性

室内のインスペクションを行うことで、見落とされがちな問題を早期に発見し、修繕費用の見積もりや購入価格の交渉材料とすることができます。また、住み始めてからの安心・安全を確保するためにも、室内の詳細なチェックは欠かせません。

室内でチェックするポイント

  • 壁・天井の状態

壁や天井にひび割れ、シミ、カビの発生がないかを確認します。これらの問題は、漏水や構造的な欠陥のサインである可能性があります。また、塗装や壁紙の状態もチェックし、更新の必要があるかどうかを判断します。

 床の状態

床材(フローリング、カーペット、タイルなど)の状態を確認します。傷やへこみ、劣化がないかをチェックし、歩行時のきしみ音なども注意深く観察します。これにより、床下の構造的な問題を見つける手がかりとなります。

  • 窓・ドアの動作確認

窓やドアがスムーズに開閉するか、鍵が正常に機能するかを確認します。

作動がスムーズでない場合は、建物の傾きに問題がある可能性がある為、傾斜を測定します。その他、枠の腐食、ドアの歪みなどもチェックし、修理が必要かどうかを判断します。

室内インスペクションのメリット

室内のインスペクションを行うことで、購入後に発生する可能性のある問題を事前に把握し、安心して新生活を始めることができます。特に、壁や天井、床、窓、ドアなど、生活に直結する部分のチェックを怠らないようにしましょう。

中古住宅の購入は大きな投資です。安心して快適な住まいを手に入れるためにも、室内のインスペクションを徹底的に行い、問題点を早期に発見することが重要です。中古住宅を購入するかどうか迷ったらまずは住宅ケンコウ社までご相談ください!

中古住宅購入前のインスペクション~小屋裏編~

小屋裏の部位別検査

中古住宅を購入する際には、建物の各部位を詳しく検査することが重要です。その中でも、普段は目にする機会が少ない小屋裏の検査は特に大切です。小屋裏は建物の構造や断熱、換気の状態を確認できる重要なエリアであり、見逃せないポイントがたくさんあります。以下に、小屋裏の部位別検査でチェックすべき主な項目を紹介します。

1. 屋根の状態

小屋裏から屋根の内側を確認することができます。屋根材の劣化や破損、水漏れの痕跡がないかをチェックしましょう。特に雨漏りは重大な問題となり得るため、水染みや湿気の痕跡がないかを注意深く調査します。

2. 断熱材の確認

小屋裏には断熱材が設置されていることが一般的です。断熱材が適切に配置されているか、劣化やカビ、湿気によるダメージがないかを確認します。断熱材の状態が悪いと、冬の寒さや夏の暑さに影響を及ぼし、エネルギー効率が低下する可能性があります。

3. 構造の健全性

小屋裏の構造部分、特に梁や柱の状態をチェックします。木材の腐食やシロアリの被害がないか、また、ひび割れや変形がないかを確認することが重要です。これらの問題がある場合、建物全体の耐久性に影響を及ぼす可能性があります。

4. 換気の状態

小屋裏は適切な換気が必要です。換気が不十分だと湿気が溜まり、カビや腐食の原因になります。換気口やファンが設置されているか、それが正常に機能しているかを確認しましょう。

5. 電気配線の確認

小屋裏には電気配線が通っていることが多いため、配線の状態もチェックポイントです。古い配線や不適切な接続がないかを確認し、必要に応じて電気技術者に相談することをおすすめします。

6. 動物・害虫の痕跡

小屋裏はネズミやコウモリまたはハチなどの動物や害虫が侵入しやすい場所でもあります。それらの痕跡や巣がないか、糞や羽毛などのサインをチェックします。これらの問題が見つかった場合、専門業者に対応を依頼する必要があります。

小屋裏の検査が重要な理由

小屋裏の検査を怠ると、見逃してしまう問題が将来的に大きなトラブルを引き起こす可能性があります。特に、中古住宅では既存の劣化や修繕履歴が不明な場合が多いため、インスペクションを通じて正確な状態を把握することが重要です。

小屋裏の検査は専門的な知識と経験が必要な部分も多いため、住宅インスペクターや専門業者に依頼することを強く推奨します。安心して中古住宅を購入するために、細部までしっかりと確認するため、中古住宅を購入するかどうか迷ったらまずは住宅ケンコウ社までご相談ください!

早めの給湯器リフォームで受けられる補助金について 

みなさんこんにちは!

ついに私達の住む中国地方も梅雨明け!

そして連日の30℃越えの毎日が続きます。世の中は節約志向になっていますが、この時期はエアコンだけは節約せず、必ず作動させて熱中症にならないよう気を付けましょう!

さて今日は、節約にちなんだ話のうちで、今、最もお得な給湯器のリフォームについてお話します。

給湯器は、毎日の生活に欠かせない重要な設備です。

しかし、年数が経つとともに効率が悪くなり、故障のリスクも高まります。蛇口をひねればお湯がでるという日常ですが、給湯器が故障すれば日常生活がかなり不便になります。弊社は新築後15年前後のアフター点検時に設備関連のチェックをしており、少しでも異常が見受けられるようであれば、故障する前の修理やメンテナンス、また適齢時期が経過していれば給湯器の早めの交換を検討をお勧めしています。

なぜ早めの交換が必要なのか?

給湯器の寿命は一般的に10年から15年と言われています。この期間を過ぎると、次のような問題が発生することがあります。

  • 効率の低下:古い給湯器は、新しいものに比べてエネルギー効率が低くなり、ランニングコストが増加します。
  • 故障のリスク:故障が頻繁になると、修理費用がかさみます。
  • 安全性の問題:ガス漏れや火災のリスクが増します。
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2024給湯器補助金の活用

給湯器のリフォームには費用がかかりますが、補助金を利用することで負担を軽減することができます。今なら大変お得な給湯器の補助金が活用できます。

特におすすめはエコキュートへのリフォームです!

現在、電気温水器をお使いの方がいらっしゃればエコキュートに取り換えれば

およそ電気代が1/4に節約!

さらに今なら最大で15万円の補助金がもらえる補助金が活用できます。

もちろん現状、エコキュートをご使用の方でも交換すれば補助金の対象になります。

(令和6年12月末日まで、また予算がなくなり次第終了)

早めの交換で得られるメリット

給湯器を早めに交換することで、以下のようなメリットがあります。

  • 省エネ効果:新しい給湯器はエネルギー効率が高く、ガスや電気の使用量を抑えることができます。
  • ランニングコストの削減:効率が良いため、毎月のガス代や電気代を節約できます。
  • 安全性の向上:最新の給湯器は安全性能が向上しており、安心して使用できます。
  • 補助金の活用:補助金を利用することで、リフォーム費用を抑えることができます。

まとめ

給湯器の交換を検討している方は、早めのリフォームをおすすめします。とってもお得な補助金を活用することで、費用を抑えつつ快適で安全な生活を手に入れることができます。現状の使用状況や新設される給湯器の種類によって、利用できる補助金制度は異なりますので、事前にお問合せくだされば最適なプランをご提案させていただきます。 ぜひ、この機会に給湯器のリフォームを検討してみてください。快適で省エネな暮らしが待っています!

色を楽しく選べる外壁カラーシミュレーション

こんにちは!今日は外壁塗装の大切さについてお話しします。

外壁塗装って、実はお家を雨や紫外線から守る大事な役割を果たしているんです!もし塗装が剥がれてしまうと、お家が傷んじゃって、ひび割れやカビが生えることも…。だから、定期的に外壁を塗り直すことがとっても大事なんですよ!

さて、そんな外壁塗装ですが、色選びって結構悩むんですよね。そこで登場するのが「外壁塗装カラーシミュレーション」!これを使うと、実際に塗る前にお家の写真に色を付けてみて、どんな感じになるか確認できるんです。

自社では、クラウドを通じてリアルタイムでお家のカラーシミュレーションを行うこともできますし、シミュレーション結果を印刷してお渡しすることも可能です。気になった方はぜひご連絡ください!

中古住宅売買におけるインスペクションと瑕疵保険の重要性

中古住宅の購入を検討する際、多くの人々が気になるのは物件の状態です。

特に、目に見えない問題が後から発覚すると大きなトラブルになることがあります。

そこで重要になるのがインスペクション(住宅診断)と瑕疵保険です。

今回は、この二つを中心に、中古住宅売買におけるポイントをお話しします。

インスペクションとは?

インスペクションは、住宅の専門家が物件の状態をチェックし、

問題点を明らかにするプロセスです。具体的には、以下のような点を調査します。

  • 基礎や構造の劣化
  • 屋根や外壁の状態
  • 給排水設備の不具合
  • 電気配線やガス設備の確認

このような診断を行うことで、購入者は物件の現状を把握し、

安心して購入を決断することができます。また、インスペクションの結果を基に、

購入後の修繕にどれくらいの費用がかかるか?

どこから 優先的に修繕(リフォーム)するかなどを検討する事もできます。

瑕疵保険とは?

瑕疵保険は、購入後に発見された住宅の欠陥に対して補償を行う保険です。

住宅の購入後に問題が後から発覚した場合でも、この保険に入っている物件であれば修理費用をカバーすることができます。

保険料は保険期間と保険金額(支払限度額)によって変わります。

特に中古住宅は、新築に比べて経年劣化や見えない問題が発生しやすいため、

瑕疵保険に加入することで安心感を得ることができます。

インスペクションと瑕疵保険の組み合わせ

インスペクションと瑕疵保険を組み合わせることで、より安全な中古住宅の購入が可能になります。

まず、インスペクションによって物件の現状を把握し、必要な修繕を行います。そして、瑕疵保険に加入することで、予期せぬ問題にも対応できる体制を整えます。

この二つのステップを踏むことで、購入者は安心して中古住宅を購入し、その後の生活を快適に過ごすことができます。

まとめ

中古住宅の購入は、新築に比べて多くのリスクを伴います。

しかし、インスペクションと瑕疵保険を活用することで、そのリスクを最小限に抑えることができます。

購入前には必ずインスペクションを行い、瑕疵保険に加入することをおすすめします。 中古住宅の売買を考えている方は、これらのポイントを押さえて、安心・安全な取引を実現してください。

2025年省エネ基準と気密測定の重要性

2025年から施行される新しい省エネ基準は、住宅のエネルギー効率を大幅に向上させることを目的としています。この基準を満たすためには、気密測定の重要性がさらに増しています。そして、気密測定の際に注目されるのが「C値」です。C値とは、住宅の気密性能を示す数値で、低いほど気密性が高いことを意味します。では、気密測定とC値の確認を行う最適なタイミングについて見ていきましょう。

弊社の気密測定は、建築工事の進捗に合わせて二つの主要なタイミングで実施する事をお勧めしています。一つは「中間検査」、もう一つは「完了検査」です。中間検査は、建築工事が途中の段階で行われ、主に壁や窓、ドアの気密性を確認します。このタイミングでの測定により、大きな漏気箇所など気密性の問題が早期に発見され、修正が可能となります。高気密な住宅を建築するためには、この段階での気密性の確保が非常に重要です。特に、C値が目標数値以下であることを確認することで、施工の質を保証できます。

完了検査は、建築工事が全て終了した後に行われます。この最終段階での気密測定では、家全体の気密性能がチェックされます。完了検査で計画数値を満たしていることが確認されれば、エネルギー効率の高い住宅として安心して住むことができます。

新しい省エネ基準に適合するためには、気密性の確保が不可欠です。高い気密性を持つ住宅は、冷暖房効率が向上し、光熱費の削減につながります。また、外部からの騒音やホコリの侵入を防ぎ、より快適な住環境を提供します。

気密測定を適切なタイミングで実施することは、住宅の品質と快適性を向上させるための鍵です。新築住宅やリフォームを考えている方は、2025年省エネ基準に対応した住宅の為に気密測定を計画に組み込み、C値の確認を行うことを強くお勧めします。

最後に、気密測定とC値の確認を行う際には、信頼できる専門業者に依頼することが重要です。専門知識と経験を持つ業者に任せることで、正確な測定結果と有益なアドバイスを得ることができます。気密測定の事で何かお困りの事がございましたら何なりと弊社へお気軽にご相談ください!

リフォーム インスペクションの重要性

こんにちは!梅雨とはいえ、毎日、スッキリしない天候が続いてウンザリですね・・・

われらが広島カープもついこの間までは断トツで首位!!だったのに気づいてみれば4位まで後退していました。こちらもウンザリですね・・・

しかし広島という所は非常にスポーツが盛んな地域ですね。最近はカープ以外にサンフレッチェ広島も新スタジアムを本拠地にして随分と盛り上がっているようですし、バスケットのドラゴンフライズも前期は日本一になったりと随分と景気の良い様子。

しかしながら、私達の業界(建築業界)はやや厳しい経済状況が続いています。

特に新築の着工件数は前年対比でマイナス傾向です。

新築もリフォームもお得な補助金など非常にメリットの高い支援も出ていますので、新築やリフォームをご検討の皆様、ぜひとも前向きにご検討くださいね!

というわけで今日は、リフォームを検討する前のインスペクションについて少しだけお話ししたいと思います。

リフォームすることは、新しい生活空間を作り出すための素晴らしい方法です。

しかし、リフォームを成功させるためには、その前に「インスペクション」を行うことが非常に重要です。

『インスペクション』とは何か?

インスペクションとは、専門の建物調査士が住宅の状態を詳細にチェックすることです。このプロセスでは、家の構造、配管、電気系統、断熱材など、あらゆる部分が徹底的に調査されます。リフォーム前にインスペクションを行うことで、隠れた問題や将来的に修理が必要な箇所を事前に把握することができます。

リフォーム前のインスペクションのメリット

予算の見積もりが正確に


インスペクションを行うことで、リフォームに必要な費用を正確に見積もることができます。予算には限りがありますので、優先的に是正しなければならない範囲と後回しでも良い範囲など計画的なリフォームを実施する為には、事前に検査をして問題を発見しておくことが重要です。

安全性の確保

せっかくリフォームをするのだから構造的に安全性を重視したいと思うのは当然です。耐震性能や劣化事象などインスペクションを通じて、これらの問題を早期に発見し、適切な対策を講じることで、リフォーム後の生活を安心して送ることができます。

価値の向上

インスペクションを行うことで、家の価値を最大限に引き出すリフォームプランを作成することができます。問題点を解消し、適切なリフォームを施すことで、不動産価値も向上します。

まとめ

リフォームは家を新しく生まれ変わらせる絶好の機会ですが、その成功の鍵はインスペクションにあります。リフォーム前にインスペクションを行い、家の状態をしっかりと把握することで、安心してリフォームを進めることができます。ぜひ、インスペクションを取り入れた計画的なリフォームを検討してみてください。

リバウンドハンマーによる検査も行います

前回はドローンによる住宅等の検査についてお話させて頂きました。今回は非破壊検査機器の一つになりますリバウンドハンマーによる検査についてお話させて頂きます。

 

弊社ではマンション等の鉄筋コンクリート構造物、一戸建ての基礎や擁壁等を対象にリバウンドハンマーによる検査も行います。リバウンドハンマーによる検査とは、コンクリート表面における反発度からコンクリートの圧縮強度値を推定するものです。非破壊検査となりますので検査結果に100%を求める事は出来ませんが、日本産業規格(JIS)にも記載されている信頼性の高い検査と考えております。

この検査結果より、コンクリートの強度を推定し補修の必要性を検討したりします。

弊社では、検査の精度向上の為各種検査機器を随時導入しております。また、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々なオプション検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 営業二課 伊東

ドローンによる検査も行います2

以前広島での住宅の検査(通常の建物状況調査に併せて床下調査とポールカメラ(高所撮影カメラ)による屋根調査)についてお話させて頂きました。

その後、ドローンによる検査は実施できませんかとのお声を頂きましたのでお伝えします。

結論から言いますと表題に記載の通りできます。弊社では高所における調査について、状況に応じドローンとポールカメラを使い分けます。ドローンは作業が楽な分、風によるあおりを受けたり飛行区域の規制があったりします。ポールカメラは設置場所が必要であったり、ドローンに比べて作業時間が長くかかったりします。

この度、検査の精度向上の為新しいドローンも導入しました。通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々なオプション検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 不動産係 伊東