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「 断熱材 」で後悔しないために知っておきたい、壁の中の温度差住宅の「 壁の中 」は何度くらいある?

住宅の「壁の中」は何度くらいある?

断熱性能 が高い家とそうでない家。

その差は室内の快適さだけでなく、「 壁の中の温度 」にも大きく表れます。

特に夏場、外気温が35℃を超えるような日は要注意です。

断熱材 の入っていない 壁内の温度 は、なんと60℃を超えることもあるのです。

■ 断熱材 の役割とは?

断熱材 とは、熱の出入りを防ぐための建材です。

壁・床・天井などに施工され、住宅の快適性・省エネ性・耐久性に直結する重要な部分です。

断熱材 がきちんと施工されていないと…

  • 夏は外の熱気が室内に伝わり、冷房効率が悪くなる
  • 壁の中で温度差が生まれ、結露が発生しやすくなる
  • カビやダニ、さらには木材の劣化(腐朽)につながる

…など、目に見えないトラブルの原因になります。

■ 断熱材 リフォームのご相談も増えています

築20年以上の住宅では、断熱材 が入っていない、または劣化しているケースも珍しくありません。

最近では、以下のようなリフォーム相談が増えています。

  • 「夏場、2階が異常に暑い」
  • 「冷暖房の効きが悪い」
  • 「壁の中で結露していると言われた」

こうしたお悩みの多くは、「断熱材 の状態」が原因のひとつになっていることがあります。

■ 快適な家づくりには、断熱材 がカギ!

断熱材 は、ただの「家の中の素材」ではなく、

住まいの快適さ・省エネ性・健康リスクにまで関わる重要な要素です。

「なんとなく暑い」「寒さが抜けない」そんな体感には、

見えない場所=壁の中に原因があるかもしれません。

まずは現地調査からでもお気軽にご相談ください。

▶【関連ページ】

今こそ見直す!梅雨を快適に乗り切る断熱・換気リフォーム

中古住宅の「断熱・湿気・シロアリ」3大トラブル対策とは?

基礎断熱 の現場 点検で見つけた“小さなおもちゃ”が生んだ笑顔

床下の点検 でお客様のお宅に伺った際、床下 と室内 をつなぐ換気口 (通気口)付近で、小さな“おもちゃ”のようなものを見つけました。

住宅検査の現場では、床下の状態を詳しくチェックするため、こうした細かな場所も見逃しません。

■ 床下とつながる開口部と点検の重要性( 基礎断熱 )

基礎断熱を採用している住宅では、床下は外気を遮断し、断熱・気密された空間として扱われます。

そのため、一般的な「 床下換気口 」は設けられておらず、床下も室内の一部として安定した温度環境を保つ構造です。

ただし、室内と床下をつなぐ開口部(点検口や配線貫通部など)の周辺には、

  • ホコリや物が落ち込む
  • 隙間から虫が入り込む
  • 断熱材がズレている

などの異常が起きることもあります。

こうした場所は、見落とされやすい「弱点」になりやすいため、点検時には念入りに確認しています。

■ 小さなおもちゃの発見が生んだ笑顔

点検中に見つけた小さなおもちゃをお客様にお伝えすると、

「子どもが落としてしまって気にしていたものです。ありがとうございます!」と大変喜んでいただきました。

このように、 住宅検査 は単なる 劣化診断 ではなく、お客様の安心と笑顔を支える大切な仕事だと改めて感じる瞬間でした。

■ まとめ:見えない床下も、しっかり点検が大切です

床下の状態は普段見えにくいため、劣化やトラブルを見逃しやすい場所です。

床下点検 や住宅検査 で換気口の状態や断熱の効果を確認し、早めの対策をおすすめします。

湿気対策 やシロアリ予防 にもつながる重要なポイントです。

気になることがあれば、ぜひ専門の点検サービスへご相談ください。

▶【関連ページ】

気密測定 を実施しました|高気密住宅の性能チェック

住宅の快適性や省エネ性能を左右する重要な要素のひとつが「気密性能」です。

今回は、実際に行った気密測定(C値測定)の様子をご紹介します。

■ 気密測定 とは?

気密測定 とは、住宅にどれくらいの隙間があるかを数値化して確認するための検査です。

具体的には、建物の気密性を表す「C値(相当隙間面積)」を専用の機材で測定し、隙間面積が小さい=気密性が高いと評価されます。

■ 実際の測定の様子(写真)

下記は、 気密測定 を行っている際の実際の写真です。

気密測定中の写真

このように、専用の送風機や気圧センサーなどの機材を設置し、室内外の気圧差を利用して気密性能を測定します。

■ 気密性能が高いと何がいいの?

  • 冷暖房効率が良くなり、省エネに貢献
  • 計画換気が効果的に機能
  • 断熱材の効果を最大限に発揮
  • 隙間風や外気の侵入が減り、室内環境が安定

気密性は、断熱性能とセットで住宅性能の大事な指標になります。C値が低ければ低いほど、気密性能が高いということになります。

■ 測定後は報告書でご説明します

測定結果は、報告書としてお施主様にご提出しております。

数値だけでなく、建物の気密性能がどのレベルか分かりやすくご説明するよう心がけています。

■ まとめ

当社では、新築時の気密測定はもちろん、リフォームや断熱工事の際にも気密性能の確認を行っています。

気密測定をご希望の方は、お気軽にご相談ください。

【床下点検あるある】 人通口 が通れない!? がっかりする瞬間あれこれ

建物の床下点検を行っていると、たまに「これは無理だ…」と頭を抱える瞬間があります。

今回は、人通口 が狭すぎたり、配管や束(つか)に塞がれて通れなかったりといった、
床下点検時の“あるあるがっかりシーン”を写真とともにご紹介します。

◆ 人通口 の真ん前にドン!
    と立ちはだかる配管

人通口の真ん中に配管があって通れない写真

せっかく点検口を開けて、さあこれから床下へ!という時に、人通口 の真正面に太い配管が横たわっているケース

これでは入るに入れず、どうしようもありません。

◆ 束が人通口 のど真ん中に…

束が人通口のど真ん中にある写真

本来人が通れるように確保されているはずの人通口 に、なぜか束が鎮座しているパターン。

作業の都合か…いずれにしても通れません。

◆ 通れても、通った先が塞がれている…

中に入れても、奥に進めない。
配管や断熱材、時にはゴミなどで通路が完全に塞がれていることもあります。

調査や施工の目的地までたどり着けず、泣く泣く引き返すことに。

◆ 入れそうな気がして はいってみたら…

手のひらサイズしかない床下の人通口

人通口の高さが、手をグッと広げて親指から小指までくらい。

「ん?これは…イケるかも?」と体をねじ込みながら入ってみたものの、思った以上にギリギリ。

中には入れたけど、今度は向きが変えられない。戻るにも一苦労。

最終的には、「なんでこんなところ通れたんだっけ…?」と軽くパニックに。

“通れる”と“通りやすい”は全然ちがう――そんなことを身をもって知る瞬間です。

◆ 床下は「人が入れる構造」も大事なチェックポイント

床下点検やシロアリ防除、断熱施工、配管のメンテナンスなどにおいて、人が安全に入れる構造であることはとても重要です。

新築・リフォーム問わず、設計段階で以下の点に注意が必要です:

  • 人通口は450mm以上の幅を確保
  • 人通口前に障害物(配管・束など)を配置しない
  • 床下の通路を確保し、塞がない設計にする
  • 点検・施工後も定期的に通れるか確認

◆ 点検できなければ「異常の早期発見」も難しい

床下の点検ができないと、シロアリ被害や漏水、湿気による木材腐朽などの“初期症状”を見逃してしまうリスクがあります。

定期点検が難しい構造のまま放置すると、将来的な補修費用が大きくなることも。

点検できる床下が、建物を守ります

床下は見えない場所ですが、点検や施工がスムーズに行える構造であることは非常に重要です。

人通口 の前に配管や束がある、通路が塞がれている――そんな状況では、必要な点検も十分に行えません。

人が通れる床下は、家を長く守るための基本。

設計や施工の段階で、少しの配慮が将来の安心につながります。

モバイルモニター を点検時に導入|お客様との距離感とわかりやすさ

住宅点検 やシロアリ調査 、ホームインスペクション などで行う点検報告の場面で、
「もっと見やすく丁寧に説明してほしい」「近距離での説明が気になる」
というお客様の声を受け、 モバイルモニター を新たに導入しました。

■ 点検報告における距離感の課題

これまでは Surface の画面を一緒に覗き込んで説明していましたが、

感染症対策 やプライベート空間 の配慮から、「距離が近いのが少し気になる」というご意見をいただいていました。

その課題を改善するため、私たちは点検報告時に モバイルモニター を活用するスタイルへと切り替えました。

■ モバイルモニター 導入で説明スタイルが変わった

点検報告 モバイルモニター導入の様子

モバイルモニター をSurfaceと接続することで、お客様との距離を保ちつつ、

点検時の写真や資料を大きく・見やすく表示できるようになりました。

✅ 得られた効果:

  • 画面が大きくなり、視認性が大幅に向上
  • 対面でも適度な距離が保たれ、安心して説明できる
  • 高齢の方やご家族複数名でも見やすいと好評

■ 実際のお客様の声

実際の点検現場では、以下のような反応をいただいています:
「画面が大きくてとても見やすい」
「以前より説明がわかりやすくなった」
「同席していた家族とも一緒に確認できて良かった」

■ 今後も現場品質の向上を目指して

私たちは、点検の正確さだけでなく
報告のわかりやすさ
お客様の安心感」にもこだわっています。

今回の モバイルモニター 導入もその一環です。

これからもお客様の声を反映しながら、現場対応の質を一歩ずつ高めてまいります。

屋根の コケ/屋根の“静かなサイン”見逃してませんか?

スレート瓦の コケ は、ただの見た目の問題じゃない!

住宅検査で屋根の確認をしていると、

スレート瓦にうっすら緑の コケ が付着している家にしばしば出会います。

一見「見た目だけの問題でしょ?」と思われがちですが、実はこのコケ、

屋根材の劣化を進行させる“静かなサイン”でもあるんです。

■ コケの原因は「水分と日当たり」

スレート瓦は表面に防水塗装がされていますが、年数が経つと徐々に塗膜が劣化していきます。

その状態で北側や日陰部分など、乾きにくい箇所に湿気がたまると、 コケ や藻が発生しやすくなります。

コケがついている=「塗膜が弱っているサイン」と捉えることもできます。

■ 放置するとどうなる?

  • 水分を含みやすくなり、屋根材自体の吸水・凍害につながる
  • 雨水が溜まりやすくなり、下地材の腐朽リスクが高まる
  • コケが根を張ることで、塗膜の劣化がさらに進行
  • 最終的に、屋根材のひび割れや欠けにつながることも

見た目だけでは済まされない、屋根の寿命に関わる問題になることもあるんです。

■ 検査時にどう見るか?

住宅検査では、目視・写真・ドローンなどで屋根の状態を確認しますが、

スレート瓦に コケ がある場合、下記のポイントを重点的にチェックします:

  • コケ の範囲(局所か、全面か)
  • 屋根材の浮き・ヒビ割れ
  • 棟板金や水切りの劣化状況
  • 防水塗装の状態(ツヤ・色ムラ)

屋根の見た目だけでなく、劣化の“兆候”として評価する視点が重要です。

■ 対処法とアドバイス

軽度の場合は 高圧洗浄 + 再塗装 で対応可能。

ただし、劣化が進んでいる場合や、既に割れ・反りが見られる場合は、屋根材の張り替え(カバー工法等)を検討する必要もあります。

屋根は「普段見えないからこそ、劣化に気づきにくい」場所。

だからこそ、定期的な検査・診断が非常に重要です。

■ まとめ:小さな コケ 、大きな劣化のはじまり

スレート瓦に小さなコケが生えてる

屋根の コケ は、「今すぐ雨漏り!」というような緊急性はないかもしれません。

でも、それを放置すると5年後・10年後に大きな修繕費として跳ね返ってきます。

「ちょっと気になるな」と思ったら、まずは状態を正確に把握するところから始めましょう。

私たちの住宅検査では、こうした劣化の兆候も見逃さずチェックしています。

現場で見た“小さなびっくり”シリーズ【 キクイムシ 】

~シロアリと思ったら…まさかのアイツ!?~

「床に小さな穴がたくさん空いているんです。これってシロアリじゃないですか?」

そんなご相談を受けて、築15年の木造住宅へ調査に伺いました。

現地で床を確認してみると、確かにフローリングの表面に小さな穴がポツポツ。

「これはシロアリかも」と思いながら、念のため詳しく見てみると……

実は キクイムシ による被害でした。

■ キクイムシ ってどんな虫?

キクイムシ は「木を食う虫」。

フローリングや家具などの乾いた木材の中に卵を産みつけ、

幼虫が木材内部を食べながら成長し、やがて成虫となって外に出るときに小さな穴(穿孔穴)を開けます。

つまりこの穴は、“ キクイムシ が出ていった痕跡”なんです。

キクイムシが出てきた穿孔穴

■ 穿孔穴に注意!「出たあとの穴=安全」じゃない

現場でよくあるのが、

「もう虫はいないなら大丈夫ですよね?」というお声。

でも実は、この穿孔穴は次世代の キクイムシ の“再侵入ポイント”になる可能性が高いんです。

成虫が戻ってきて、その小さな穴から再び卵を産みつけることもあります。

■ どう対処する? 再発防止の処理が重要!

そのため、当社では穿孔穴を見つけた場合、

専用の木材用殺虫・防虫剤をピンポイントで塗布します。

木の表面だけでなく、穴の中にまでしっかり浸透する薬剤を使うことで、

「今後の産卵・侵入を防ぐ予防処置」を行っています。

被害が広がっている場合は、状況に応じて床材の交換や部分補修もご提案します。

■ 早めの判断・適切な処置が大切です!

木材に空いた小さな穴。

それが「 キクイムシ 」なのか「シロアリ」なのか、あるいは別の木材害虫なのか。

見た目だけでは判断が難しいことも多く、

確かな調査と、それぞれに適した処置が必要になります。

「もしかして?」と思ったときは、放置せずに早めにご相談ください。

被害を最小限に抑えるために、現場でしっかりと診断・対応いたします!

コンクリート って何?

今回は、建築に欠かせない「 コンクリート 」について簡単にご紹介します。

よく耳にする言葉ですが、いざ「何でできてるの?」と聞かれると、意外と答えにくいかもしれません。

■ コンクリート の材料

コンクリート は、
砂利(粗骨材)、砂(細骨材)、セメント、水、空気、混和剤
などでできています。
ちなみに、砂利を抜いたものがモルタル、砂と砂利を両方抜くとセメントペーストになります。

■ コンクリート の種類

主に下記の3つがあります。

  • 鉄筋コンクリート (RC):鉄筋が入った一般的なタイプ
  • 鉄骨鉄筋コンクリート (SRC):鉄骨+鉄筋入りの強度重視型
  • 無筋コンクリート :補強材なしのもの

中でも鉄筋コンクリートが多く使われますが、これは コンクリート と鉄筋の特性をうまく組み合わせているからです。

コンクリートは圧縮に強く、鉄筋は引張に強い。お互いの弱点を補い合える、相性のいい組み合わせなんです。

■ 劣化の原因と診断

ただし、「半永久的」と言われた時代も今は昔。

鉄筋のかぶり厚(表面から鉄筋までの距離)が不十分だと、鉄筋が錆びて コンクリート が剥がれてしまうこともあります。

弊社では、建築士や コンクリート診断士鉄筋探査機を使い、鉄筋の位置やかぶり厚を調査しています。

戸建ての基礎や、マンション・アパートの躯体など、新築・中古問わず対応可能です。

「購入前にチェックしたい」など、お気軽にご相談ください。

プロが教える 床下点検 ガイド[チェックポイント・危険サイン編]

〜自分で点検したい人向けの基礎知識〜

「床下って気になるけど、どう見ればいいの?」

そんな方のために、シロアリ・湿気対策の
プロが“自分でできる 床下点検 ”のポイントを解説します。

※ただし、点検は危険が伴う作業でもあるため、「ここまでは自分でOK」「ここから先はプロへ依頼」という境界もきちんとお伝えします。

まず知っておきたい:
     床下点検 の重要性

床下は家の土台。湿気や害虫が入りやすく、木材が腐ったりシロアリが発生したりすると、家の寿命に直結します。

とくに水回りや玄関下は要注意。
普段見えない場所だからこそ、早期発見が大切です。

▼ 自分で点検する前に:道具を準備しよう!

点検を安全かつ効率的に行うためには、最低限の道具があると安心です。

以下の記事では、実際の現場でも使っている「 床下点検 にあると便利な道具5選」を紹介しています。

👉点検のプロが教える床下点検ガイド[道具紹介編] | 広島住宅検査(広島のホームインスペクション)

■ 自分で点検できる主な
     チェックポイント

床下の通気口(外から確認OK)

家の外周にある「床下換気口」。
ここが塞がっていないか・通気できているかをチェックしましょう。

チェックポイント

  • 落ち葉や物で塞がっていないか?
  • 通気口の中が湿気で白っぽくなっていないか?

床下収納庫や点検口からのぞく
        (無理に入らない)

キッチンや廊下にある点検口を開けて、懐中電灯でのぞいてみましょう。
無理に床下へ入らないでください。

※湿気やホコリが多く、慣れていないと危険です。

チェックポイント

  • 水回り下に水たまり・湿った土がないか?
  • 木材に変色・カビ・腐りがないか?
  • 配管に水漏れの形跡(白いカルキ跡、湿りなど)
  • 断熱材が落ちていないか?

基礎の外側を確認(蟻道がないか)

外周の基礎をぐるっと回って、シロアリの蟻道(ぎどう)がないかチェック。

蟻道とは?

土を盛り上げたような、細い“土の筋”。

玄関周り・水回り近くの基礎立ち上がりに多く見られます。

■ 危険サイン!見つけたらプロに依頼すべき症状

次のような症状があれば、迷わずプロに相談してください。

  • 木材が変色・ボロボロ・柔らかくなっている
  • 蟻道や羽アリを見つけた
  • カビ臭や強い湿気を感じる
  • 床がフワつく・沈む
  • シロアリの糞のような木くずがある

■ 注意:こんな時は絶対に自分でやらない!

  • 点検口から中に入ろうとする(転倒・閉じ込め・吸引リスクあり)
  • シロアリを見つけて市販薬で対応しようとする(逆効果になる場合あり)
  • 電気配線やガス管周りをいじる(火災・漏電の危険)

最後に:プロの点検で
「見えない安心」を手に入れる

自分で点検することで「異常のサイン」に気づけるのは大事なことです。

ただし、床下の本格的な調査や処置はプロでなければ難しいのが現実。

  • 狭所での確認・撮影
  • 木部の内部確認(打診や器具による診断)
  • 湿気対策や防蟻処理

こういった作業は、私たちのような専門の資格と経験を持つ業者にお任せください。

今回の記事 まとめ

  • 水回りや玄関ホール下は特に要注意
  • 通気・湿気・木部の変色に注目してチェック
  • 蟻道や羽アリ、カビ臭はプロへ早急相談
  • 安心・安全のためには、年1回のプロ点検がおすすめ!

「ちょっと気になる」「床下が心配かも」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。

見えない場所こそ、プロの目でしっかり確認します。

【梅雨前にチェック!】外壁に白い粉が…それ、「 チョーキング 現象」かもしれません

梅雨時期を迎える前に、ぜひ一度ご自宅の外壁をチェックしてみてください。

手で触ったときに白い粉が付着するようであれば、それは「 チョーキング 現象(白亜化現象)」が起きているサインです。

■ チョーキング 現象とは?

チョーキング 現象とは、外壁塗装に使われている塗料の樹脂が紫外線や雨風などの経年劣化によって分解され、顔料(色の成分)が粉状になって表面に出てくる現象です。

白い粉や色の粉が手に付くことから「 チョーク の粉」に似ているため、この名がついています。

■ 梅雨時期に チョーキング を放置するリスク

梅雨は湿気が多く、雨が続く季節です。
この時期に チョーキング が起きている外壁を放置すると、以下のようなリスクが高まります。

  • 防水性能の低下
     塗膜が劣化している証拠のため、雨水が染み込みやすくなります。
    放っておくと外壁材の腐食や雨漏りの原因にも。
  • カビ・苔の発生
     湿度の高い梅雨時期は、表面に水分が残りやすく、カビや苔が発生しやすくなります。
    見た目も悪く、健康被害にもつながることも。
  • 劣化の加速
     一度劣化が始まると、梅雨時期の湿気や雨で進行が早まります。
    夏場の強い日差しでさらに劣化が進み、秋冬には深刻なダメージに。

■ チョーキング が出たらどうすればいい?

チョーキング が確認された場合は、早めの外壁診断とメンテナンスをおすすめします。

専門業者による点検

まずは劣化の程度を正確に判断するために、外壁診断を受けましょう。 チョーキング 以外にもヒビ割れや浮きなどがないかを確認します。

必要に応じて塗り替えを検討

 軽度であれば洗浄や防水処理だけで済む場合もありますが、塗膜が完全に劣化している場合は塗り替えが必要です。

■ まとめ:梅雨前の点検が、家を守る第一歩

外壁 の チョーキング 現象は、「そろそろメンテナンスの時期ですよ」という建物からのサインです。

梅雨を迎える前に点検しておくことで、雨によるダメージや余分な修繕コストを防ぐことができます。

当社では、外壁の無料診断や梅雨前のチェックも承っております。

気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。