更新情報とお知らせ

お知らせ

台風に備える

2024年8月29日(木)

気が付けば8月も残すところ今日を含めて、あと3日間

朝方は少しだけ涼しくなってきましたが、日中はまだまだ暑いですね🥵

先日、専任の作業服企業の営業の方が来社され、空調服をシーズンオフ価格で提供して

くださるとの事でしたので、営業と工務の社員分26着を購入しました!

酷暑のなか、懸命に作業してくださる社員さんが少しでも楽になればうれしいです


そんななか、先週から台風10号の動向に注視しています

いろいろと進路を変えたり、移動速度を変えたりと予測が難しいですね

すでにお取引先様の建築業者さんでは現場を台風養生して作業が完全停止にされている

ところもチラホラでてきました


とにかく大きな災害が起こらないよう心底、願っております

さて、台風シーズンが近づくと、住宅の台風対策が重要になります

以下に、台風が来る前に行うべき準備や気を付けるべきポイントをまとめました


これを参考に、台風への備えを万全にしておきましょう

1. 屋根と外壁の点検

台風がもたらす強風や豪雨に耐えるためには、まず屋根と外壁の状態を確認することが重要です

瓦や屋根材が浮いていたり、ひび割れがあると、強風で飛ばされる危険があります

壁のひび割れも水漏れの原因となるため、事前に検査しておくと安心です

2.雨どいの清掃

雨樋に落ち葉などがたまり、そこに詰まりがあると、雨水が適切に排水されず

家の基礎や外壁に雨水があふれ出し思いもよらない箇所から

漏水する可能性があります

台風シーズン前に、雨樋の詰まりを取り除き、スムーズに水が流れるようにしておきましょう

3. 窓やシャッターの補強

窓ガラスは強風で飛ばされる物や木の枝などで破損するリスクがあります

台風の際には、窓に飛散防止フィルムを貼ったり、シャッターを閉めることで安全性が向上します

また、雨戸があればしっかりと閉めておくことが重要です

4. 庭やベランダの整理

強風で飛ばされる恐れのあるものを事前に片付けることが重要です

鉢植えやガーデン家具、洗濯物干しなど、風で飛ばされやすいものは屋内に収納するか

しっかりと固定しておきましょう

5. 防災用品の確認

台風によって停電や断水が発生した場合に備えて、防災用品の準備をしておくことも重要です

懐中電灯、予備のバッテリー、飲料水、非常食などを事前に用意しておきましょう。

6. 家族との連絡方法の確認

台風が接近している場合、家族との連絡手段や避難場所を確認しておくことも大切です

スマートフォンの充電を十分にしておくほか、連絡が取れない場合の合流地点や避難経路も話し合っておきましょう。

まとめ

台風対策は、事前の準備が重要です

普段から住宅の点検や補修を行い、台風に備えておくことで、大きな被害を防ぐことができます

これらの対策を参考に、ご家庭の安全を守りましょう

お住まいの維持管理や点検(インスペクション)など気になる部位がございましたら

お気軽にお声かけくださいませ!

気密測定

2024年8月26日(月)

今日は引き渡し前の気密測定を実施しました

今日の現場は分譲住宅で、特別に気密の高い住宅を目指しているわけではない

しかし、今後は、気密性能についても注力して行く方向性との事

まず、これまで通りの建築方法で、どれくらいの気密性能があるか調べてみよう!

との事で本日は測定する運びとなりました

測定器を作動中にどこかfら大きく漏気しているかを調べます

サッシ廻りはほとんど漏気なし!


コンセントや電気スイッチの隙間より漏気が多くみつかりました

電気スイッチの隙間から漏気がでている動画

その他、キッチンや洗面化粧台の配管の隙間なども漏気が見受けられ

課題として床下と室内(壁内)への空気の通る隙間があるようです

今後は床下からの気流止めをしっかりと行い

気密性能の高い住宅へのお役立ちができればと考えています

コレをみられた建築業者さんも一度、自身の建築方法でどの程度の性能か

調べてみたい方がいらっしゃれば何なりとご相談ください!!

インターンシップ 職場体験

2024年8月22日(木)

昨日、お取引業者さんがインターンシップの学生さんと一緒に

職場体験として業務の打ち合わせにいらっしゃいました

学生さんは最初、緊張されているようにお見受けしましたが

少しずつ話が進むにつれ、緊張もほぐれ、いろいろとメモをとられていました

今の学生さんはこうやって自分の将来を決めるにあたり、いろいろと体験しながら

進むべき道を決めていけるんだなあと・・・

私達が就職活動していた約30年前の事を思い返してみる

当時はインターネットがなく、学校に来る求人案内の一枚の要綱だけをみて

『どんな会社なんだろう?』

と少ない情報のなかから、その会社を想像し、

何もわからないまま面接を繰り返し、数多くの不採用の返答をもらっていた

そんな悲しい経験を思い出しました・・・

今の学生さんは、まずはホームページを確認して

さらにSNSなどの投稿なども併せて確認し、様々な情報を確認しながら

入社面接などの申し込みができる

本当にうらやましい限りです!

受け入れする企業もそれなりにwebで情報を開示しておかなければ

学生さんの選択肢からなくなってしまいますね・・・

そんななか、本日は、弊社にも2名のインターンシップとして学生さんが来社されました

ありがとう!!

短い時間の中で、わが社の業務内容を説明し、雑談をしてゆく中で

少しずつ緊張がほぐれて素敵な笑顔をみせてくれます!

若いって素晴らしいな!

こんな事を思いながら、最低限、会社としてを目指している将来像を説明し

ご理解していただけたと思います

午後からは、現場で業務見学としてインスペクション(検査)を体感してもらいました

ドローンを使った屋根検査
基礎の配筋検査
サーモグラフを使った壁内画像検査
下水管の検査

などなど全てではないのですが、可能な範囲で体感してもらいました

たった1日では、ほとんど伝える事はできませんが

彼らの選択肢の中で住宅の維持管理、インスペクションなども含まれると幸いに思います

弊社では、住宅の維持管理や検査、メンテナンス工事などに興味のある

学生さんのインターンシップや職場体験など大歓迎です!

少しでも気になる方がいらっしゃいましたら、いつでもお声かけください!

ちなみに 昼食は 『むさしの むすび弁当』をふるまいます!!

今日の点検

2024年8月21日(水)

嬉しい事に昨日も我らが広島カープは勝利!

大事な首位攻防の直接対決で見事に先勝しました 

特に4番の末包選手 5番の坂倉選手の活躍は目を見張るものがあります

今年は、本当に優勝できるかもしれませんね

サッカーのサンフレッチェ広島も最近は5連勝!

首位の町田ゼルビアまで勝ち点差4の2位まで順位をあげています

少し前のブログにも書きましたが、本当に広島のスポーツが熱い!!!

サッカーも野球もシーズンの終盤が近づいています

最後には両チームとも最高の結果となる事を願いながら毎日応援しています

 さて本日は築80年近く経過した木造住宅のシロアリ検査の依頼

母屋に隣接する蔵の木材の一部が激しい劣化をしているとの相談

現地に到着すると蔵の梁の部分にかなりのシロアリ被害が!!!

梁に接する壁面の土台を見るとコンクリートと土台の隙間にシロアリ被害!!

きっとココから侵入を始めて 柱、壁面と移動しながら上部の梁まで被害を及ぼしたと予測

お施主様より母屋も併せて検査の希望をいただき調査実施

床下に潜り込んで調査する事、約1時間

幸いな事に床下にシロアリ被害はなかったのですが

床下以外の玄関土間部分の木材の調査中に発見・・・

結局、シロアリ被害の多いと思われる床下には何の兆候もなく

土間部に接する木材にシロアリ被害が表れている現状でした

一般的にシロアリは床下!!のイメージが強いのですが

実をいうと土間コンクリートの下部にコロニー(巣)をつくることも多いのです

お施主様へは、薬剤によるシロアリ対策をお勧めさせていただき

これから駆除処理に入る予定です

床下だけでなく玄関や勝手口、浴室など土間タイルなどに接する木材

ご自身で触ってみて極端に柔らかくなった箇所がないかご確認してみてください

住宅ケンコウ社ではシロアリ被害や湿気調査

ホームインスペクション、気密測定や耐震診断まで幅広く検査をさせていただいています

お困りの事がございましたら、些細なことでもご相談くだされば親身になって対応します

中古住宅購入前の注意 安心R住宅の実施

2024年8月22日(火)

昨日は、猛暑も一段落、久しぶりの雨天となり気温も30℃前後となりました

30℃でも少し涼しく感じるのは、連日の35℃以上の酷暑のせいでしょうね・・・

天気予報では8月26日以降の最終週では平均して32℃前後との予測

35℃以上の予報がないので、いくぶんは過ごしやすくなるかもしれません

さて、2024年の上半期の新築住宅の着工戸数が国土交通省から発表されました

持ち家で92.6%

分譲で92.3%(うち戸建ては87.6%) ※いずれも前年同期比

と大きく前年実績を下回りました

これからさらに日本は人口も減少していき、新築住宅着工数は大きく伸びる事は

ないのであろうと思う反面、既存住宅の維持管理と中古住宅の流通は、これまで以上

に活発になる市場であるのでは?と考え、

『これから住宅を長持ちさせるため維持管理に注力される方』

『これから中古住宅を取得する方』 にむけて

特に、後々後悔する事のないような選択ができるようなお役立ちができる

会社を目指して、日々、精進していく所存でございます

建物の維持管理や検査、中古住宅の検査、保険など、どんな些細な事でもかまいません

何か気になる事があれば何なりとご相談くださいませ!

さて、弊社では連日

『中古住宅購入前の瑕疵保険対応検査』

『建物状況調査』

などの業務をさせていただいております

中古住宅流通に関連する情報として国土交通省の発表において

中古住宅を購入する際に消費者が安心して購入できる制度

『安心R住宅』の実施状況の報告がありました。

上記のグラフでわかる通り

平成30年度から比例して『安心R住宅』の実施件数が増加しています

私達の商圏である広島県では、まだこの『安心R住宅』たくさんは見かける事はありません

しかし、消費者は中古住宅の課題とされている

『不安』  『汚い』  『わからない』 

といったマイナスイメージを払拭できる住宅取得環境を求めていることは明白ですね!

この『安心R住宅』に認定できる物件の条件は主に3つ

  • 耐震性があり、建物状況調査などのインスペクションが行われている事
  • 売買時に一定のリフォームが実施されている、もしくはリフォーム提案がついている事
  • 点検記録などの保管状況について情報提供が行われていること

この3つを満たす既存住宅に関してロゴマーク

の使用が認められています

ロゴは物件販売時の販促に利用可能であり

物件情報のリストにこのマークがついていれば

消費者にとってみれば

『安心』

『きれい』

『わかりやすい』

この3つが約束されている物件なので、何も情報がわからない物件と比較しても

選びやすくなるのは当然ですよね!

これからもこの『安心R住宅』が増加して中古住宅がもっと流通する社会がくるとおもいます

中古住宅購入前には必ず、検査インスペクションなど検討いただき

『この物件、買うんじゃなかった・・・』

と後悔されるお客様を少なくしていきたいと常々考えています

どんな事でも気になる事がありましたら、お気軽にご相談くださいますようお願い致します!

耐震診断とは? そして南海トラフ地震に備える

2024年8月19日(月)

とっても長い夏季休業をさせていだきました。

というのも弊社は8月10日(土)~18日(日)まで9連休!!

本日は、お久しぶりの出社でした。

朝礼で皆さん少しだけ、まだ休み明けで本調子でない方も見受けられます。

少しずつ調子をあげて、早く本来の動きに戻れるよう体調管理に気を付けて頑張りましょう!

 さて、私ごとですが、8月8日(木)のブログで体調不良とコロナに対してもセルフジャッジ で『大丈夫だろう!』と勝手に決めつけていました。

その日の夕方、どうにも体がだるく病院で受診したところ、熱はないのですが、病院の先生から

『念のためにコロナを疑って検査をした方がよい』

との事で、私としては、

『大丈夫!ただの風邪だから・・・でも念の為、検査だけはしてみようかな』

程度の軽い気持ちで検査をしました。

約15分後、検査の結果が出ました

『陽性!!!』

との事で一瞬、気が遠くなりましたが、気を取り直し、先生の説明を聞く事に。

最近のコロナはあまり熱や倦怠感などの症状がひどくなく、皆、コロナの疑いをもたないとの事。

そんな事だから皆、外出し、知らないうちに、感染者を増加させているらしい。

皆様方、少しでも体調不良を感じるようであれば、なるべく早めに検査を受ける事をお勧めします。

それはさておき、8月8日(木)の17:00前頃に通院中に院内で、緊急地震速報が発動!

私は安佐南区にいたのですが、少しだけ揺れました。

後に『南海トラフ地震臨時情報』が発表され、緊張が走りました。

翌週の15日(木)には呼びかけが一旦、終了されましたが、

これは『もう大丈夫!』と判断できる発表ではございません。

引き続き、普段からの地震への備えを進めておきましょう。 という事で、今日は、私たちの暮らしにとって非常に重要な「耐震診断」についてお話しします。

そして、特に心配されている南海トラフ地震に備えるために、どのように耐震診断が役立つのかも見ていきましょう。

耐震診断とは?

耐震診断は、建物が地震に対してどれだけ強いかを評価するための検査です。

地震の多い日本では、自宅や職場が地震に耐えられるかどうかを確認することが非常に重要です。

耐震診断では、建物の構造、材質、築年数、地盤の状況などを専門家が詳細にチェックし、必要な耐震補強の提案を行います。

なぜ耐震診断が必要なのか?

地震はいつどこで発生するかわかりません。

特に日本は地震大国として知られており、過去には多くの大地震が発生しています。

建物が地震に耐えられない場合、大きな被害を受けるリスクがあります。

耐震診断を受けることで、地震発生時の被害を最小限に抑えるための具体的な対策を講じることができます。

南海トラフ地震に備える

南海トラフ地震は、将来的に発生が予測されている大規模な地震です。

南海トラフ地震は、東海地方から九州地方にかけての広い範囲に影響を及ぼす可能性があり、多くの専門家が警戒しています。

このような大規模地震に対して、耐震診断とその結果に基づく耐震補強は、私たちの命と財産を守るための最も効果的な手段です。

今年のお正月に発生した能登半島地震以降、耐震診断の相談が非常に増加しています。

弊社では、一般診断法と動的耐震診断法の2通りの耐震診断を組み合わせ、お客様に分かり易い報告ができるよう努めております。

一般診断法とは?

一般診断法は、耐震診断の中でも最も基本的な方法で、主に簡易的な評価を行うことが目的です。この診断法は、特に耐震基準が改正された1981年以前に建てられた建物を対象としています。建物の全体的な構造や強度、老朽化の状況を専門家が評価し、大きな問題がないかを確認します。

一般診断法の流れ

事前調査: まず、建物の設計図や過去の改修履歴などの資料を収集し、建物の基本的な情報を確認します。

現地調査: 次に、専門家が実際に建物を訪れ、外観や内部、特に耐力壁や基礎部分などを目視で調査します。現地調査では、建物の老朽化の程度やひび割れ、傾きなどの有無もチェックします。

耐震評価: 現地調査の結果をもとに、建物の耐震性能を評価します。この評価は、建物がどの程度の地震に耐えられるかを判断するためのもので、具体的な数値として表されることが多いです。

報告書作成: 診断結果は報告書にまとめられ、建物の耐震性能や補強の必要性について詳細に記載されます。この報告書は、今後の耐震補強計画の基礎となります。

動的耐震診断法とは?

動的耐震診断法は、建物が実際に地震の揺れにどう反応するかをシミュレーションすることで、耐震性能を評価する方法です。この診断法は、建物に起震装置を据え、人工的に振動を与え、その応答を計測することで、構造の強度や揺れ方、ダメージの発生状況などを詳しく解析します。

動的耐震診断法の特徴

動的耐震診断法は、建物の耐震性能をより正確に把握するための高度な手法です。以下に、その特徴をいくつか挙げてみます。

実際の振動を再現: この診断法では、地震波を模倣した人工的な振動を建物に与えます。これにより、建物が実際に地震に直面したときにどのように揺れ、どの部分が弱点となるのかをリアルタイムで把握できます。

精密なデータ収集: 振動に対する建物の応答を高精度のセンサーで計測し、得られたデータをもとに詳細な解析が行われます。このデータには、揺れの強度、周期、振動モードなどが含まれます。

多様なシミュレーション: 動的耐震診断法では、さまざまな規模やタイプの地震をシミュレーションすることが可能です。これにより、建物がどのような地震に対して特に脆弱であるかを特定できます。

動的耐震診断法の流れ

動的耐震診断法は、以下のようなプロセスで実施されます。

事前準備: まず、建物の詳細な設計情報や過去の調査データを収集し、診断の基礎資料とします。

センサーの設置: 建物の要所にセンサーを設置し、振動に対する応答をリアルタイムで測定できるように準備します。

振動試験: 建物に人工的な振動を与え、その応答を測定します。振動のパターンや強度は、シミュレーションする地震に応じて調整されます。

データ解析: 得られたデータを解析し、建物の耐震性能を評価します。解析結果は、建物の揺れ方、応力の集中部分、潜在的な損傷箇所などを明らかにします。

報告書作成: 診断結果を報告書としてまとめ、必要な補強や対策について提案します。

まとめ

耐震診断は、私たちの安全を守るための重要なステップです。特に南海トラフ地震のような大規模地震に備えるためには、今すぐにでも耐震診断を受けておくことが賢明です。皆さんのお住まいが地震に強いかどうか、一度しっかりと確認してみてはいかがでしょうか?

それでは、また次回のブログでお会いしましょう。 安全で安心な生活をお祈りしています!

今日の床下検査

2024年8月8日(木)

2~3日前から喉と間接の痛みを感じています。

ただし、発熱はしていない為、コロナではない!とセルフジャッジをして普通に仕事をしています。

きっと大丈夫!

と言い聞かせながら、なるべく他者との濃厚接触は避けております。

さらに、先週から尿管結石による激痛と緊急通院、風邪など体調不良が続きますが

『病は気から!』と自分に鞭打って夏季長期休暇まで頑張ります。

今年の夏季休暇ですが、仕入先や取引先にも状況伺いしたところ、みなさん

8月10日(土)~8月18日(日)までの9連休!!

が非常に多いみたいですね。

わが社の社員も全員、リフレッシュして休み明けから精一杯頑張る所存です!

さて今日も元気に床下検査

今日は 築年数 約45年木造住宅の床下です。

タタミの縁に削れた後がみつかった事から

『これってシロアリ!?』

となって無料点検のご依頼をいただいた案件です。

結果からいうと

残念ながら かなり深刻な被害でした

全体をくまなく検査したかったのですが、

幾度となく 増築工事 をされているため、増築された範囲へは、もともとの基礎があるため

床下で移動する事ができませんでした・・・・

度々、増築工事をされた事で床下中央付近への空気の流通が難しく非常に湿気が多くなった事が

シロアリ発生の要因の一つとなった様子です。

下の写真にあるように床下の木材に含まれる水分率(木材含水率)は、全域で30%前後でした・・・

今後は、シロアリ被害で耐久性が下がった木材は補修、修繕をしながら薬剤によるシロアリ駆除処理を施工する予定となっております。

しかし!!

私達は、このような深刻な状況になる前に、お客様があの時に点検しておけばよかった と後悔される事のないようなお役立ちをしたいと考えています。

特に、床下のような普段、人目につかない部位は何か兆候があってから点検をするのでなく、

何も兆候がなくても点検をする事が本当に望ましいのです。

弊社では、新築時のシロアリ対策や駆除処理、中古住宅の売買時の検査から一定の年数が経過した際に

点検のご案内をさせていただいております。

もし、皆様のお宅に点検のご案内が届いた場合は、まずは点検をうけてくださいますようお願い致します。

『点検をしてもらったら、何か工事を強制されるんじゃない?』

って思われるお客様もいらっしゃると思いますが、弊社は強引な営業や必要のない工事を強制する事は絶対にございません。

安心して点検を御申し付けください。

まだまだ暑い日が続きます。皆様方もお体ご自愛くださいませ!!

中古住宅も暑い(熱い)!?

2024年8月7日(水)

毎年、『今年の夏の暑さは過去最高じゃ~』って言ってる気がします。

最高気温は36℃~37℃との予報・・・・『ほぼ体温じゃん』って思いながら関東でよく見かける

気温40℃ってどんな感じ?一度、体感してみたい気もしますが・・・

とはいえ、弊社の業務も外で行う事がほとんどです。

熱中症には十分気を付けて今日も元気に頑張ってまいりましょう!

さて、話は変わりますが、ここ最近では新築住宅の価格高騰により、価格的にリーズナブルな中古住宅の取得を視野に入れられる方が増えてきているようです。

直近の住宅売買における登記情報の集計を見ると対前年比で115%!と今年の夏の気温ではないですが、今、中古住宅の市場が非常に『熱く(暑く)』なっている様子。

弊社にもお客様から

『ある物件を購入しようと思うんだけど、買った後で欠陥がみつかると嫌だから検査をしてもらえませんか?』という相談が増加してきました。

私達は住宅検査を通じてクライアントに住宅取得や修繕などのシーンにおいて、後々で後悔する事ないような選択をするためのアドバイザーとしてのお役立ちを目指しています。

特に、中古住宅の購入を決めるにあたり、床下や小屋裏など特に目に見えない部位や建物の傾きや基礎の圧縮強度など状態を数値化しないと判断がつかない部分などは確実に事前に確認をしておくべきです。

弊社の既存住宅状況調査は床下や小屋裏など通常は潜り込まなくても見える範囲だけで良いとされる部位まで詳細まで潜り込んで検査をしています。

中古住宅の購入は、多くの検討事項が重なり、決断までに考える事も多いと思います。

また『この物件は他の方も検討されているので・・・』と決断をせかされるケースも多々あるかと思います。しかし、購入後も安心して生活していくためには、じっくりと検討をして決めることが重要です。

中古住宅を購入する際には、見た目の外観の綺麗さや物件の購入価格以外にも見えない部分の検査についても充分にご検討ください。お客様のお悩みやご予算などに応じてできる限りのご提案をさせていただきます。お好みの地域で、購入可能な金額で物件をリストアップできた段階で、ぜひとも一度ご相談くださいますようお願い申し上げます。

ハチの巣にご注意

2024年8月6日

原爆投下から79年が経過しました。

今日は、私達、広島県民については忘れてはいけない一日です。

実際、私達は祖父や祖母から原爆の体験を聞く事はあったにしても、当時の衝撃や悲惨さについては、想像する事すら難しいし、想像もしたくありません。

今もまだ世界では戦争が続いている国があります。

一日でも早く世界が平和になって二度とこのような惨劇が起こらない事を祈りつつ、原爆でお亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。

連日、酷暑が続き、作業者にとっては非常に厳しい日々が続きます。

先日も、弊社の社員が初期の熱中症を発症し、救急車にお世話になりました。

幸いにも救急車内での治療ですぐに回復できたのですが、これから1か月程度は十分に注意して作業にあたる事と、できるだけ二人でチームを組んで作業するように業務改善してまいります。

さて、最近非常に相談が多いのが『スズメバチ』です。

今年は、営巣のスピードが例年に比べ早く、この時期ですでにサッカーボール程度の大きさの巣もチラホラ・・・

例年より相談件数も多く、一人でも多くのスズメバチによる被害を防ぐ為、できるだけ早急に駆除処理を対応しています。

なぜ今年、こんなに『ハチ駆除』の依頼が多いのか、いろいろと環境を分析してみる。

梅雨入りが遅かった?のが一つの要因か、雨の日も少なかった?(降水量は例年と比較しても多かったようですが、一日にまとまった雨量が集中しただけで、実際に雨天の日は少なかった)なども影響があるのだろうか?

しかしハチさんも地球上の中の生態系の中の一部であり、何らかの働きをしてバランスを保っているため、申し訳ないと思いつつも、民家に営巣した場合は、駆除処理をさせていただいております。

もし、ご自宅や職場などご自身の生活される環境下にハチの巣を見かけるようであれば、できるだけ巣が小さいうちに駆除処理をされる事をお勧め致します。

少しでも危険だと思われるようでしたら、ご無理をなさらず、お気軽に弊社へご相談くださいますようお願い致します。

最後にご自身で駆除処理をされる方へ

  • 黒い物にはハチは向かってきますので、できるだけ白い着衣で!
  • 夕方以降は、活動量が低下しますので、駆除処理を行うには、夕方以降がお勧め

コレだけでも知っておいていただくと、刺される危険性が幾分低下します。

ご自身で作業される際は、十分にご注意くださいませ!!

中古住宅購入前のインスペクション:部位別検査 床下編 

中古住宅を購入する際には、インスペクション(住宅診断)が欠かせません。

その中でも、床下の検査は見逃せない重要なポイントです。

床下は普段目にすることが少ない場所ですが、住宅全体の構造や健康状態に大きな影響を与えます。

今回は、床下インスペクションに焦点を当て、その重要性と具体的なチェックポイントについて詳しく解説します

床下インスペクションの重要性

床下は住宅の基礎部分に直結しており、湿気や害虫、構造的な問題が発生しやすい場所です。床下の状態を把握することで、建物の耐久性や安全性を確保し、将来的なリスクを回避することができます。

床下でチェックするポイント

  • 湿気と換気の状態

床下は湿気が溜まりやすく、カビや腐朽の原因となることがあります。

インスペクターは、床下の湿度を確認し、換気が適切に行われているかをチェックします。

換気口が塞がれていないか、通気が悪くなっていないかを確認することで、湿気による著しい木材の劣化がないか確認します。

  • 基礎部分の劣化やひび割れ

床下から基礎の状態確認を致します。

コンクリート基礎にひび割れや欠損がないかをチェックし、建物全体の安定性に問題がないかを評価します。

基礎の劣化は、建物の耐震性や耐久性に影響を与えるため必須の検査項目です。

  • シロアリや害虫の痕跡

床下はシロアリやその他の害虫が侵入しやすい場所です。

木材の腐食やシロアリの食害の痕跡がないかを確認します。

シロアリ被害が進行していると、建物の構造的な強度が大きく損なわれるため、入念なチェックが必要です。

  • 配管や配線の状態

床下には給排水管や電気配線が通っていることが多いため、これらの状態を確認します。

配管の錆びや漏水がないか、電気配線に損傷がないかをチェックし、修理が必要かどうかを判断します。

これにより、水漏れや電気事故のリスクを低減できます。

  • 断熱材の状態

床下に設置された断熱材が劣化していないかを確認します。

断熱材が適切に機能していない場合、冬場の寒さや夏場の暑さが室内に影響を及ぼし、快適な住環境を損なう可能性があります。

  • 床の構造と耐久性

床下から床板や床梁の状態を確認します。

これらの構造部材に損傷や劣化がないかをチェックし、床の強度や耐久性を評価します。特に古い住宅では、床のたわみやきしみが問題となることがあるため、慎重なチェックが求められます。

床下インスペクションのメリット

床下インスペクションを行うことで、住宅の基礎部分や見えない場所で進行している問題を確認する事ができ、劣化の著しい住宅の購入を回避する事ができます。

また劣化が修繕可能な程度であれば、修繕費用を予測し、購入後の安心を確保することができます。

中古住宅の購入は、大きな決断です。見えない部分だからこそ、床下のインスペクションを徹底的に行い、隠れたリスクを回避しましょう。中古住宅を購入するかどうか迷ったらまずは住宅ケンコウ社までご相談ください!