更新情報とお知らせ

お知らせ

リフォーム前に必須!アスベスト事前調査とは?罰則・義務・代行サービスを詳しく解説

2023年10月より、建物の解体や改修工事を行う際は、有資格者によるアスベスト(石綿)事前調査が義務化されました。

対象となるのは、住宅や施設などをリフォーム・解体・補修する前の工事です。


アスベストは、天然の繊維状鉱物で、「耐熱性」「耐久性」「絶縁性」に優れていたため、昭和の時代を中心に多くの建材に使われていました。

たとえば、天井材・壁材・床材・スレート屋根・外壁ボード・配管の断熱材などです。

Q2. なぜ今、問題になっているんですか?

アスベストは、飛散した繊維を吸い込むと肺がん・中皮腫・アスベスト肺などの重い病気を引き起こすことがわかっており、現在では使用も製造も禁止されています。

しかし、過去に建てられた建物にはまだ多く残っているため、解体・改修工事の際に飛散のリスクがあるのです。

Q3. 調査はどんな建物が対象ですか?

築年数や建物の用途にかかわらず、リフォーム・解体・補修などの工事をする際はすべて対象になります。

戸建て住宅、マンション、アパート、商業施設、工場など幅広い建物が該当します。

Q4. アスベストがあった場合、どうすればいいの?

アスベストが使用されていた場合でも、すぐに危険というわけではありません。

大切なのは、「飛散させない対策」です。

必要に応じて、除去・封じ込め・囲い込みなどの処理方法を検討する必要があります。

その際は、専門業者による対応が必須です。

Q5. 自分の家にも使われているか不安です…

ご自身で判断するのは非常に難しいため、事前調査を行うことで正確な把握が可能です。

調査結果に基づき、工事の内容や対策も変わるため、早めの調査をおすすめします。


この調査を行わず工事を進めてしまうと、30万円以下の罰金が科される可能性があります。

また、一定規模以上の工事では、調査結果を労働基準監督署や自治体へ報告する必要もあります。

調査は誰でもできるわけではありません。

令和5年10月からは、専門講習を修了し、登録された調査者が行う必要があります。

  • 自社に有資格者がいない
  • 担当者が多忙で調査が間に合わない
  • 書類提出や報告業務に手が回らない

そんなお悩みをお持ちの事業者様を、弊社が代行調査という形でサポートいたします。

アスベストの事前調査でお困りの際は、

ぜひご相談ください。

現地調査~報告書作成まで、一括対応いたします。

夏型結露とは?住宅を守るために今できること

結露といえば冬の窓まわりを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は夏にも結露は発生します

しかも、目に見えない場所(壁の中・天井裏・床下)で起きることが多く、住宅に深刻な影響を与えることがあります。

これを「夏型結露」といいます。

夏型結露は、以下のような条件で起こります。

1.外気温と湿度が高く、建物内が冷房で冷やされている

2.外の暖かく湿った空気が、壁内や床下などの冷えた部分に入り込む

3.その結果、内部で水蒸気が冷やされて結露(水滴)になる

床下のプラスチック製束に結露

床下のプラスチック製束に水滴ができる。

特に近年は高気密・高断熱の住宅が増えており、壁体内に湿気がこもりやすい構造になっているため、夏型結露のリスクが高まっています。

見えない場所での結露が続くと、
次のようなリスクがあります:

木材の腐朽

カビの発生と拡散

シロアリ被害(湿気のある木材を好む)

健康被害(アレルギーや喘息の原因になることも)

一見キレイな家でも、壁や床下では
静かにダメージが進行していることも少なくありません。

◎ 換気をしっかり行う

通風設計や換気扇の見直しで、湿気をこもらせないことが大切です。

◎ 断熱材・気密施工のチェック

断熱材が偏っていたり、気密性が不十分な場合は、結露が起きやすくなります。

◎ 調湿建材の活用

吸放湿機能のある内装材などを採用することで、湿気のコントロールが可能です。

◎ プロによる点検を受ける

壁の中や床下など目視できない部分は、
住宅診断(ホームインスペクション)や
床下点検のプロによる確認が効果的です。

弊社では、床下点検や断熱状況の確認、気密測定、さらには防蟻処理まで一貫して行っております。

夏型結露による被害の多くは、「気づいたときには手遅れ」になっているケースが少なくありません。

今のうちに建物の健康状態をチェックして、大きな修繕工事になる前に予防策を講じることが重要です

▶ こんな症状があればご相談を!

カビ臭い、湿気が多いと感じる

畳やフローリングがベコつく

冷房を入れると逆に空気が重い

床下の湿気や断熱材の劣化が気になる

調査・点検のご依頼、お気軽にどうぞ!

項目内容
夏型結露とは夏の湿気が建物内部で結露を起こす現象
主な発生場所壁の中、床下、天井裏など
主な被害腐朽、カビ、シロアリ、健康被害
対策換気、断熱見直し、気密改善、点検
おすすめ対応プロによる住宅診断・床下調査

最大115万円!耐震改修補助金でお得に地震対策|申請受付中

「実家が古くてちょっと心配」「地震対策、まだ何もしていない」

そんな広島市在住の皆さまに朗報です。

広島市では耐震改修工事に対する補助金制度の申請を受付中です!

対象者であれば、工事費の最大80%・上限115万円の補助が受けられる制度で、先着順で予算がなくなり次第終了となります。

「補助金が出るうちに、しっかり備えたい」

そう思った方は、この機会にぜひご検討ください。


▶ 補助対象となる住宅

昭和56年(1981年)5月31日以前に建築された木造住宅(旧耐震基準)

・地階を除く階数が2以下

・耐震診断で「上部構造評点が0.7未満」、または「簡易診断の評点合計が7以下


上部構造評点とは、家の「地震に対する強さ」を数字で表したものです。

特に建物の柱や梁など、上の部分(上部構造)がどれだけ揺れに耐えられるかを評価します。

例えば、評点が「1.0」なら現行の耐震基準をギリギリ満たしているレベル

「1.5」以上なら安心できる強さとされています。

耐震診断や補助金の対象になるときにも、この評点がよく出てきますよ!


▶ 補助内容(令和6年度)

・補助額:工事費の80%以内(上限115万円)

・対象工事:耐震診断に基づく耐震改修工事

対象住宅の上部構造評価点を1.0にするために必要な補強工事。
建築士が設計、工事管理をします。

・申請受付枠:先着順で受付中!枠が埋まり次第終了

補助金を使うメリット

自己負担が大幅に軽減!

通常100万円以上かかる耐震補強工事が、補助金により大幅に負担軽減。

倒壊リスクを最小限に

1981年以前の旧耐震住宅は、震度6〜7の地震で倒壊の危険が高いとされます。補強により命と財産を守る備えに。

売却時の資産価値もアップ

補強済の住宅は、売却時に住宅ローン減税や登録免許税の軽減などの優遇が可能になります。

1.【事前相談】
 ↓まずは住宅ケンコウ社へご相談ください

2.【耐震診断】
 お住まいの診断を実施し、対象かどうかを確認します

→ 必要に応じて「簡易耐震診断」や「耐震診断」を行います

←耐震診断について

※現在作成中 しばらくお待ちください。

3.【補助金申請】
 診断結果を基に必要書類を作成・提出します

4.【交付決定】
 広島市から交付決定の通知が届きます

5.【工事着工】
 耐震補強工事を実施します(補助金対象工事)

6.【完了報告・補助金交付】
 工事完了後に報告書を提出し、補助金が交付されます

【注意】補助金を受けるには「工事前の申請」が必須!

補助金制度は「工事前」に申請し、交付決定を受ける必要があります。

「とりあえず工事を先に…」という場合、補助の対象外となってしまうため注意が必要です。

こんな方は今すぐチェック!

  • 「実家が古くて不安。子どもや孫に残す前にしっかり備えたい」
  • 「リフォームを考えていたが、どうせなら補助金を使って地震対策も」
  • 「空き家を相続したが、倒壊が心配で困っている」

住宅ケンコウ社では、広島・山口エリアで数多くの耐震診断・補強工事を手がけてきました。

▶ 当社の耐震関連業務

  • 耐震診断
  • 補助金申請書類の作成・代行
  • 耐震設計・補強工事の施工
  • 耐震基準適合証明書の取得支援
  • 売却前の耐震相談・証明書発行にも対応

「住宅の安全」と「お客様の損をしない判断」をサポートする地域密着型の建物専門会社です。

↓料金についての記事はこちら

耐震補強は「今の暮らしの安心」だけでなく、「将来の資産価値」にも大きく関わる工事です。

補助金が活用できるこの機会に、一歩踏み出してみませんか?

うちだけ揺れてない?地震のたびに家がグラグラ…その原因と対策とは

「地震が来ると、家の中がすごく揺れる気がする…」

そんな違和感、感じたことありませんか?

実はその“揺れすぎる感じ”、住宅の構造や経年劣化によるものかもしれません。

今回は「家が揺れすぎる原因」と「早めにできる対策」についてご紹介します。

  • 隣の家と比べて明らかに揺れている
  • 2階が特に大きく揺れる
  • 棚の物がよく倒れる

実はこれ、「気のせい」ではありません。

建物の構造や劣化具合によって、同じ地震でも揺れ方がまったく変わるのです。

  • 1981年(昭和56年)以前の建物は「旧耐震基準」
  • 筋交いや金物の不足
  • 壁の配置バランスが悪い家も
  • 木材の劣化や白蟻被害によって強度が落ちている
  • 地盤の緩みや不同沈下
  • 壁や柱がすでに“ズレ”ていることも
  • 増改築時にバランスが崩れてしまうケースも
  • 筋交いや梁が抜けて耐震性が落ちる場合あり
  • 壁のバランス・基礎の状態・構造材の劣化を総合評価
  • 「揺れすぎの原因」が明確に
  • 補強が必要な場合、工事の提案も可能

最大115万円!耐震改修補助金でお得に地震対策|申請受付中

📌 住宅ケンコウ社では、耐震診断の実施はもちろん、床下・屋根裏の詳細点検も行っています。

写真付きの報告書で、現状を“見える化”してご説明します。

  • 耐震金物の追加
  • 筋交いや合板の補強
  • 基礎の補強、束石の打ち直しなど

※リフォームの際に合わせて行うのもおすすめです。

地震のたびに「うちの家、揺れすぎじゃない?」と感じたら、

それは家が出している“注意信号”かもしれません。

🔍 気になる方は、まずは耐震診断から始めてみませんか?

※金額についてはコチラをご覧ください→ 料金について

診断のみのご相談でもお気軽にどうぞ。

床がペコペコ…これって大丈夫?実際の床下映像で解説する劣化のサイン

■ 「床がペコペコ」ってどういう状態?

「最近、床がやわらかく感じる…」「歩くと沈むような感覚がある」

そんな違和感を感じたことはありませんか?

実はこの現象、床板や根太(ねだ)といった床の構造部材が劣化しているサインかもしれません。

今回は、実際に劣化した床板の下から撮影した映像をご紹介しながら、原因と対策について解説します。

■ 実際の床下動画をチェック

動画では、床板の裏側が踏むと動く様子が確認できます。

床下から見た「ペコペコ」のリアルな状態は、普段の生活では見えないからこそ重要です。

■ 床がペコペコする主な原因

経年劣化

築20年以上経過した住宅では、合板の層が剥がれて強度が落ちることがあります。

湿気やシロアリの影響

床下の湿気が多いと木材が腐りやすくなります。シロアリが原因となる場合も。

施工不良や下地のたわみ

釘が浮いていたり、根太間隔が広すぎたりすると沈みやすくなります。

■ 放置するとどうなる?

  • 床が抜ける危険性
  • シロアリやカビの発生リスク
  • 二次被害として内装材や家具への影響

安全面・衛生面からも、放置は避けるべき状態です。

■ 対策と修繕方法

状況に応じて、次のような対応が必要です。

劣化の程度対応内容
軽度(表面のたわみ)合板の補強、表面材の張替え
中度(構造材の弱り)根太や床組の部分交換
重度(腐朽・シロアリ)被害部の撤去・薬剤処理・全面張替え

■ プロの点検で「見えないリスク」を確認しましょう

床が沈む違和感は、「何かがおかしい」という住宅からのサイン。

専門業者による床下点検を行えば、

・どこがどれだけ傷んでいるか

・補修が必要かどうか

が正確にわかります。

■ まとめ:動画で見る劣化は、”他人事”じゃない

今回の動画で紹介した床下の様子は、決して珍しいケースではありません。

「床がペコペコする」というご相談は、年々増えています。

不安を感じたら、まずは点検を。

当社では点検からご提案、施工まで一貫対応しております。

お気軽にご相談ください。

床下点検で見つかった“思い出かもしれないもの”──写真で確認しながら判断した一件

床下点検中に見つかった“思い出かもしれないもの”

「昔、犬を飼ってたんだけど、ある日いなくなっちゃって…」

床下点検の前、ご高齢のご主人様がふとこぼされたひと言でした。

それは思い出話のようでもあり、どこか未練のようにも聞こえました。

そして点検作業中、床下で骨のようなものを発見しました。

状態や大きさから見て、おそらく小動物のものであることは間違いありません。

ただ、それが本当にワンちゃんのものかどうかは、この時点では断定できませんでした。

直接伝えるのではなく、慎重に確認をとる

ご高齢の方に、はっきりとした確証のないまま伝えるのは適切ではないと判断し、

ご家族に確認を取らせていただくことにしました。

ご子息様は遠方にお住まいでしたが、点検報告書と一緒に写真をメールでお送りし、

お電話で状況をご説明させていただきました。

「父が昔話していた犬のことかもしれませんね」と、少し驚かれた様子でしたが、

写真を確認されたうえで、「消毒はお願いできますか」とのお返事をいただきました。

床下に残された“痕跡”と向き合う

住まいの床下には、長年の暮らしの痕跡が残されていることがあります。

湿気、カビ、シロアリのリスクだけでなく、今回のように動物の痕跡が残っている場合もあります。

特に、動物の遺体がある可能性がある場合、時間が経過していても衛生面のリスクが残ります。

そのため今回は、適切な方法で床下全体の消毒処理を実施させていただきました。

点検は“記録”と“心配り”の両方が大切

私たちが行う点検は、ただ結果を数値で記録するだけの作業ではありません。

ご家族の気持ちや、住まいに残された「記憶」にも寄り添いながら進めていくことが求められます。

今回は、はっきりと「犬の遺骨です」と断定はできませんでした。

だからこそ、判断はご家族に委ねる形をとり、写真付きの報告書とともに、丁寧にご説明しました。

まとめ

見えない場所にこそ、長年の生活の痕跡やリスクが隠れていることがあります。

床下点検は、家を守るためだけでなく、大切な“家族の記憶”と向き合う機会になることもあります。

「気になることがある」「ずっと点検していない」──

そんな時は、お気軽にご相談ください。私たちが住まいの安心をお手伝いします。

築30年超の実家、大丈夫?古くなった家の点検ポイントと劣化のサイン

久しぶりに実家に帰ったんです。

築30年以上の木造住宅で、僕が子どもの頃からずっと変わらずそこにある家。

でも、なんというか──

最近ちょっと気になることが増えてきました。

あれ?床が…鳴る?

リビングの床を歩いたとき、「ミシッ」って音がしたんですよ。

昔はそんなことなかった気がするけど、年数も年数だし仕方ないのかな、と思いつつ、

「これって放っておいて大丈夫なんかな?」と、ちょっとモヤっと。

押し入れの奥の壁に、少しシミっぽいものも見つけてしまったりして…。

「これ、もしかして雨漏り?」っていう、素人目でもちょっとヒヤッとするやつ。

両親は「気にするな」って言うけど

親はというと、

「まだ住めるし大丈夫よ」「昔の家はしっかりしとるけえ」

って、全然気にしてない様子。

でも、地震も増えてるし、最近はゲリラ豪雨とかも多いし…。

心配性かもしれんけど、“何かあってからじゃ遅い”って思う自分もいる。

僕の仕事柄、余計に不安になる理由

僕は普段、住宅の点検やシロアリの調査、耐震診断なんかに関わる仕事をしています。

だからこそ余計に思うんです。

「古い家って、見た目以上に中身が傷んでることがある」ってことを。

壁の中の柱が腐ってたり、床下が湿気だらけだったり、

「うちは大丈夫よ」って言ってた家が、実は…ってケース、ほんとに多い。

点検=不安を減らすための“保険”

点検って、壊れてからやるものじゃなくて、

壊れる前に「大丈夫かどうか」を確認するためのもの。

特に築20年を超えてきた家は、

  • シロアリ被害
  • 雨漏り・腐食
  • 耐震性の低下

など、「今は大丈夫でも、もうそろそろ」が意外と多い。

実家って、思ったより“責任”がのしかかってくる存在

もし将来、実家を相続することになったとき──

「住める状態なのか?」

「誰かに貸せるのか?売れるのか?」

そんな現実的な問題にも関わってきます。

だから、親が元気な今のうちに

「ちょっと家の健康診断でもしとこうか」

って話をしておくのが、実はすごく大事。

さいごに

実家の床がミシッと鳴った、その小さな違和感。

あの瞬間に、「この家、これからもずっと大丈夫なんかな?」って思ったのが、きっかけでした。

大ごとになる前に、家の状態をチェックしておく。

それだけで、将来の安心は大きく変わってくると思います。

35歳 、「これって自分の家なのか?」と考え始めた日。中古住宅 に潜むリスクと向き合った話

「 35歳 になりました。」

この年齢になると、仕事でもプライベートでも「そろそろ人生の土台を固めたい」と思うことが増えてきました。

自分自身は、いま“実家暮らし”のような形をとっていて、親が購入した分譲マンションに住んでいます。

ただ、そこにはちょっとした事情があって──そのローン、今は自分が代わりに返済してるんです。

住み心地に特別な不満があるわけではないし、生活環境もそれなりに便利。

でも、ある日ふと思ったんです。

「これって、自分の“家”って言えるんだろうか?」

「所有しているようで、していない」という違和感

たとえば、リビングのレイアウトを変えたいなと思っても、どこかで「これは親の部屋だから」とブレーキがかかる。

リフォームの話が出ても、「まあそこまでしなくていいか」とスルーしてしまう。

形としては“家賃を払っていない”という感覚ですが、実際はしっかりローンを払いながらも、どこかで“自分のものじゃない”という感覚がつきまとっていました。

そんなある日、友人から「中古住宅 を買った」という話を聞きました。

それをきっかけに、自分自身も「家を持つ」ってどういうことなのか、真剣に考えるようになったんです。

中古住宅 、いいかもしれない。でも…。

新築より価格が抑えられて、立地の選択肢も多い。

中古住宅 って意外と“現実的な選択肢”なのかもしれない。

そう思って、不動産サイトや広告を見るようになりました。リフォーム済みで見た目がキレイな物件も多くて、「これはアリかも」と思い始めた矢先──

仕事で関わった、ある中古住宅の現場での出来事が、頭をよぎりました。

現場で感じた「見えないリスク」の怖さ

その日は、築20年以上の戸建て住宅の調査依頼でした。

見た目はキレイで内装もリフォームされており、一見何の問題もなさそうな家。でも、床が沈むという相談を受け、床下を確認してみると、土台の一部がシロアリにやられていたんです。

住まれていた方も「リフォームしたばかりで安心してた」と言っていましたが、実は 構造部分はノーチェック。

こうしたケースは、僕らの業界では決して珍しくありません。

つまり──中古住宅 は「見た目がキレイ=安心」ではないということ。

ホームインスペクションがくれた“判断材料”

そこで 重要になってくるのが、ホームインスペクション(住宅診断)です。

専門の調査員が、家の傾き・雨漏り・劣化状況・シロアリ被害など、購入前にチェックしてくれるサービス。

調査結果によっては「やめた方がいい」とアドバイスされることもありますし、逆に「構造はしっかりしている」と安心できる材料にもなります。

中古住宅 を選ぶにあたっては、価格だけじゃなく、「中身を知った上で選ぶ」という姿勢が必要なんだと実感しています。

▶過去の関連記事・・・中古住宅の購入を検討している方、ちょっと待って!後悔しないための「建物状況調査(インスペクション)」とは?

35歳の今だからこそ、納得できる家を選びたい

家って「どこに住むか」「いくらかけるか」も大事だとおもいますが、

「自分が納得して住めるか」も、すごく大切だと思います。

今の暮らしに不満があるわけじゃない。でも、“自分の家”として、将来を見据えた選択をするなら、今がちょうどそのタイミングなのかもしれません。

同じように、今の暮らしにモヤモヤしている人がいたら、まずは「どんな家を持ちたいか」考えるところからでもいいと思います。 

そして、中古住宅 を選ぶなら──ホームインスペクションのこと、ぜひ知ってほしいです。

安心して住める家を、自分で選ぶための武器にしていただきたいです。

35歳 まとめ

これからの暮らしをどうしていくか、ちゃんと考えたい年齢。

「この家って、本当に自分のものなのか?」と自問したときに、自分の答えを出せるような選択をしていきたいですね。

耐震診断やフラット35適合検査…実際いくらかかる?気になる費用を徹底解説

「中古住宅の購入で補助金を使いたい」
「住宅ローンを組むために必要と言われたけど…」

そんな場面で出てくるのが、耐震診断
フラット35の適合検査です。

でも実際には、

「どんな検査?」「いくらかかるの?」
「証明書って何?」
という疑問が多く、正確な情報が分かりにくいのが現実です。

この記事では、補助金・住宅ローンの申請時に必要になることの多い耐震関連の検査・証明書類について、

費用の目安や検査内容を分かりやすく解説します。

住宅ローン・補助金で必要になる主な検査

以下のようなケースで、検査や証明書の提出が必要となります。

ケース例必要になることが多い検査・書類
フラット35(中古住宅)を利用したいフラット35適合証明書の取得
既存住宅購入時に補助金を使いたい耐震診断、耐震補強計画、耐震適合証明書
中古住宅をインスペクションしたいホームインスペクション(建物状況調査)

フラット35適合検査とは?

住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合しているかを調査する検査です。

この検査に合格し、「適合証明書」が発行されることで、フラット35(中古タイプ)の利用が可能になります。

  • 対象住宅:木造戸建て、中古マンションなど
  • 主なチェック項目:構造、耐久性、劣化、雨漏り、劣化対策など
  • 費用の目安50,000円~(税抜)

👉 ※検査の結果、補修や改修が必要になるケースもあります。

耐震診断・耐震適合証明とは?

建築年が古い木造住宅や、基準が現在の耐震基準に満たない可能性のある建物は、

補助金の申請時に耐震診断耐震適合証明書の提出が求められることがあります。

🛠️ 耐震診断

  • 建物の構造部分や劣化状況を調査し、地震への強さを評価
  • 使用機器:ポールカメラ、鉄筋探査機、赤外線カメラなど
  • 費用の目安120,000円~(税抜)

📄 耐震適合証明書の発行

  • 耐震診断の結果に基づいて、適合していると判断された場合に発行
  • 費用の目安30,000円(税抜)

📝 耐震補強プランの設計

  • 診断結果をもとに補強が必要な場合、工事に向けたプランを設計
  • 費用の目安40,000円~(税抜)

各検査の違いと費用をまとめて比較したい方へ

「それぞれの検査にどこまで含まれるの?」

「そもそも金額の違いって何が違うの?」

そんな疑問をお持ちの方のために、各種検査の対応内容や料金を一覧表でまとめた記事をご用意しました。

【検査内容・料金表を一覧で比較できる記事はこちら】

ぜひ検討の参考にご活用ください。

ご不明な点はお気軽に!

当社では、中古住宅購入前や補助金申請に向けたご相談も多数いただいております。

わかりにくい点は、LINEやお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

現地調査や見積もりも柔軟に対応しております。

サービス料金を分かりやすくまとめましたてみました

住宅の点検や診断サービスを提供している中で、

「結局どれがどんな検査で、いくらなのか分かりにくい…」

そんなお声をいただくことがあります。

そこで今回、当社でご提供している各種点検・調査・診断サービスを「検査内容」「使用機器」「料金」の視点で一覧表にまとめてみました。

これから検査をご検討の方にとって、サービスの違いや費用の目安がひと目で分かるように工夫しています。

各検査の対応内容と比較表

お住まいの状態を知るための検査といっても、目視中心の調査から、機材を使った本格的な診断、そして定期点検サービスまでさまざまです。

以下の表では、各検査ごとの「対応項目」を〇×形式で比較しています。

📌 対象:戸建住宅(延床150㎡以内、3階建てまで)

※詳細はお問い合わせください。

検査項目 / サービス名家検いちばんホームインスペクション床下点検漏水検査耐震診断フラット35適合検査
屋根の状態××
外壁の状態××
基礎の状態××
ベランダの状態××
内壁・床・天井の状態××
小屋裏の状態××
床下の状態×
雨漏りの有無×
耐力壁・筋交の確認×××××
赤外線カメラの使用×××
デジタル水準器の使用××
温湿度計・含水率計の使用××
鉄筋探査機・ハンマー等の使用×××

主なサービスと料金(税抜)

サービス名費用内容や特徴
家検いちばん150,000円機器を用いた総合診断
ホームインスペクション50,000円~建築士による目視中心の調査
床下点検15,000円床下環境の確認
漏水検査130,000円~赤外線カメラによる放水検査
耐震診断120,000円~筋交・耐力壁など構造面まで確認
耐震適合証明書 発行30,000円補助金・住宅ローン向けの証明書発行
耐震補強プラン 設計40,000円~必要に応じた補強案のご提案
フラット35適合検査50,000円~住宅金融支援機構対応の検査と証明書


サイトリニューアルのお知らせ(予定)

現在、当社のホームページをより分かりやすく、使いやすくリニューアルする計画を進めています。

今回まとめたようなサービス内容や料金表も、より見やすい形で掲載予定です。

ご利用を検討中の方、ご不明な点がある方は、お気軽にお問い合わせください。

公式LINEでもご相談受付中です!