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プロが教える 床下点検 ガイド[チェックポイント・危険サイン編]

〜自分で点検したい人向けの基礎知識〜

「床下って気になるけど、どう見ればいいの?」

そんな方のために、シロアリ・湿気対策の
プロが“自分でできる 床下点検 ”のポイントを解説します。

※ただし、点検は危険が伴う作業でもあるため、「ここまでは自分でOK」「ここから先はプロへ依頼」という境界もきちんとお伝えします。

まず知っておきたい:
     床下点検 の重要性

床下は家の土台。湿気や害虫が入りやすく、木材が腐ったりシロアリが発生したりすると、家の寿命に直結します。

とくに水回りや玄関下は要注意。
普段見えない場所だからこそ、早期発見が大切です。

▼ 自分で点検する前に:道具を準備しよう!

点検を安全かつ効率的に行うためには、最低限の道具があると安心です。

以下の記事では、実際の現場でも使っている「 床下点検 にあると便利な道具5選」を紹介しています。

👉点検のプロが教える床下点検ガイド[道具紹介編] | 広島住宅検査(広島のホームインスペクション)

■ 自分で点検できる主な
     チェックポイント

床下の通気口(外から確認OK)

家の外周にある「床下換気口」。
ここが塞がっていないか・通気できているかをチェックしましょう。

チェックポイント

  • 落ち葉や物で塞がっていないか?
  • 通気口の中が湿気で白っぽくなっていないか?

床下収納庫や点検口からのぞく
        (無理に入らない)

キッチンや廊下にある点検口を開けて、懐中電灯でのぞいてみましょう。
無理に床下へ入らないでください。

※湿気やホコリが多く、慣れていないと危険です。

チェックポイント

  • 水回り下に水たまり・湿った土がないか?
  • 木材に変色・カビ・腐りがないか?
  • 配管に水漏れの形跡(白いカルキ跡、湿りなど)
  • 断熱材が落ちていないか?

基礎の外側を確認(蟻道がないか)

外周の基礎をぐるっと回って、シロアリの蟻道(ぎどう)がないかチェック。

蟻道とは?

土を盛り上げたような、細い“土の筋”。

玄関周り・水回り近くの基礎立ち上がりに多く見られます。

■ 危険サイン!見つけたらプロに依頼すべき症状

次のような症状があれば、迷わずプロに相談してください。

  • 木材が変色・ボロボロ・柔らかくなっている
  • 蟻道や羽アリを見つけた
  • カビ臭や強い湿気を感じる
  • 床がフワつく・沈む
  • シロアリの糞のような木くずがある

■ 注意:こんな時は絶対に自分でやらない!

  • 点検口から中に入ろうとする(転倒・閉じ込め・吸引リスクあり)
  • シロアリを見つけて市販薬で対応しようとする(逆効果になる場合あり)
  • 電気配線やガス管周りをいじる(火災・漏電の危険)

最後に:プロの点検で
「見えない安心」を手に入れる

自分で点検することで「異常のサイン」に気づけるのは大事なことです。

ただし、床下の本格的な調査や処置はプロでなければ難しいのが現実。

  • 狭所での確認・撮影
  • 木部の内部確認(打診や器具による診断)
  • 湿気対策や防蟻処理

こういった作業は、私たちのような専門の資格と経験を持つ業者にお任せください。

今回の記事 まとめ

  • 水回りや玄関ホール下は特に要注意
  • 通気・湿気・木部の変色に注目してチェック
  • 蟻道や羽アリ、カビ臭はプロへ早急相談
  • 安心・安全のためには、年1回のプロ点検がおすすめ!

「ちょっと気になる」「床下が心配かも」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。

見えない場所こそ、プロの目でしっかり確認します。

【梅雨前にチェック!】外壁に白い粉が…それ、「 チョーキング 現象」かもしれません

梅雨時期を迎える前に、ぜひ一度ご自宅の外壁をチェックしてみてください。

手で触ったときに白い粉が付着するようであれば、それは「 チョーキング 現象(白亜化現象)」が起きているサインです。

■ チョーキング 現象とは?

チョーキング 現象とは、外壁塗装に使われている塗料の樹脂が紫外線や雨風などの経年劣化によって分解され、顔料(色の成分)が粉状になって表面に出てくる現象です。

白い粉や色の粉が手に付くことから「 チョーク の粉」に似ているため、この名がついています。

■ 梅雨時期に チョーキング を放置するリスク

梅雨は湿気が多く、雨が続く季節です。
この時期に チョーキング が起きている外壁を放置すると、以下のようなリスクが高まります。

  • 防水性能の低下
     塗膜が劣化している証拠のため、雨水が染み込みやすくなります。
    放っておくと外壁材の腐食や雨漏りの原因にも。
  • カビ・苔の発生
     湿度の高い梅雨時期は、表面に水分が残りやすく、カビや苔が発生しやすくなります。
    見た目も悪く、健康被害にもつながることも。
  • 劣化の加速
     一度劣化が始まると、梅雨時期の湿気や雨で進行が早まります。
    夏場の強い日差しでさらに劣化が進み、秋冬には深刻なダメージに。

■ チョーキング が出たらどうすればいい?

チョーキング が確認された場合は、早めの外壁診断とメンテナンスをおすすめします。

専門業者による点検

まずは劣化の程度を正確に判断するために、外壁診断を受けましょう。 チョーキング 以外にもヒビ割れや浮きなどがないかを確認します。

必要に応じて塗り替えを検討

 軽度であれば洗浄や防水処理だけで済む場合もありますが、塗膜が完全に劣化している場合は塗り替えが必要です。

■ まとめ:梅雨前の点検が、家を守る第一歩

外壁 の チョーキング 現象は、「そろそろメンテナンスの時期ですよ」という建物からのサインです。

梅雨を迎える前に点検しておくことで、雨によるダメージや余分な修繕コストを防ぐことができます。

当社では、外壁の無料診断や梅雨前のチェックも承っております。

気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

見えない床下が危ない!梅雨時期の湿気・結露に要注意

梅雨の時期、外気の湿度が高くなると、床下などの気流が滞りやすい場所では結露が発生することがあります。

◆ 写真で見る床下の結露の実態

⬇こちらの2枚の写真をご覧ください。

どちらも実際に住宅点検の際に撮影された床下の断熱材の結露の様子です。

【写真①】袋入りグラスウールの断熱材に付いた結露

床下のグラスウール断熱材の表面に水滴が付いている様子(結露)

透明のフィルム状になっている袋の内側や表面に、びっしりと水滴が付着しています。

この状態が続くと中の断熱材が湿気を吸い込み、カビや腐朽菌の温床になってしまいます。

【写真②】発泡スチロール系の床下断熱材にも水滴が…

床下の発泡スチロール系断熱材の表面に結露による水滴が付着している様子

こちらは発泡スチロール系の断熱材で、一見水に強そうな素材ですが、表面に温度差が生じることで結露が発生しています。

放置すると水滴が周囲の木材に移り、木材腐朽やシロアリ被害の誘発リスクにつながります。

◆ 結露対策には「床下換気扇」が有効です

床下の湿気・結露対策として最も効果的なのが、「床下換気扇」の設置による強制換気です。

自然換気だけでは空気が滞留しがちな床下も、電動の換気扇を設置することで通気をコントロールし、湿気を効率よく排出できます。

床下換気扇のメリット

  • 換気が安定するため、湿度が高い梅雨時期でも結露しにくくなる
  • カビや腐朽菌の繁殖を抑制
  • シロアリが好む環境を作りにくくする
  • 長期的に見て構造材の劣化を防ぎ、家の寿命を延ばせる

当社では、点検結果に応じて最適な換気扇の機種・台数・設置位置をご提案しています。

◆ 近年増加中!「通風孔がない住宅」の場合は?

最近の高気密・高断熱住宅では、床下に通風孔が設けられていない構造が増えており、「床下換気扇が設置できない」とお困りの方もいらっしゃいます。

そんな場合でも、対応策はあります!

基礎内断熱+床下空間を室内環境として管理する

・床下を室内同様に空調管理する方式(いわゆる床下エアコン方式
・エアコンや除湿器の吹き出し口を床下に設け、湿度をコントロールする工法

点検口や床下収納を活用して「調湿材+除湿器」で対応

・床下へのアクセス可能な開口部から調湿材を敷設
一時的な除湿器の設置で湿度を抑制し、カビ・結露を予防

床下全体に「防湿シート+調湿材」を施工する

・地面からの湿気上昇を遮断し、空気中の湿度の蓄積を防ぐ
・特に地盤面が土のままの家では非常に効果的です

気になる方はお気軽にご相談ください!

床下の状態は住んでいる方自身ではなかなか確認できません。

だからこそ、私たちのような床下環境のプロに点検をご依頼いただくことが一番の早道です。

梅雨本番を迎える今こそ、湿気と結露の対策を!

快適で長持ちする住まいを守りましょう。

床下に広がる カビ の恐怖…これが現実です

住宅の床下に発生する カビ 、見たことありますか?

湿気がこもりやすい床下空間は、条件が揃えばカビが一気に繁殖します。

今回は、実際の現場で撮影した衝撃的なカビの写真をご紹介します。

※この先に不快に感じる可能性がある写真があります。

気分が悪くなる可能性もありますので、自己責任でご覧ください。

衝撃の写真を見る

床下に カビ が生える原因とは?

  • 換気不足による湿気のこもり
  • 断熱不良による結露
  • 雨漏りや配管からの水漏れ

カビ の放置がもたらす影響

  • 構造木材の腐朽(家の耐久性低下)
  • シロアリを呼び寄せるリスク
  • アレルギーや健康被害の懸念

早めの対策が重要です

もし床下のカビが気になったら、専門業者による点検をおすすめします。

弊社では床下の無料点検を実施中。気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

雨漏りチェックは“音”と“におい”がサイン

梅雨の時期になると、見えない場所で雨漏りが進行しているケースが増えてきます。

雨漏りは「シミが出てから対処する」イメージがありますが、実はもっと早く気づけるサインがあります。

それは、「ポタポタ」というや、「カビ臭い」「湿った木みたいな」においです。

特に屋根裏や天井裏など普段見えない場所で雨水が入り込むと、室内には見えなくてもじわじわと構造材に影響を与えています

◆ 見逃しがちな雨漏りの初期サインとは?

雨漏りが発生していても、すぐに室内に水が滴り落ちてくるとは限りません。

特に、屋根裏や天井裏、壁の中など見えない部分で雨水が浸入している場合、表面には異常が見られず、長期間気づかないケースもあります。

以下のようなサインに心当たりがある場合、すでに雨漏りが進行している可能性があります:

  • 雨の日にだけ「ポタポタ」と音がする
  • 部屋の中が「カビ臭い」「湿った木のようなニオイ」がする
  • 天井や壁紙が一部だけうっすら変色している
  • クロスのつなぎ目が浮いている、剥がれている
  • 小屋裏や押し入れ内がジメジメしている
天井に水シミがある
 水漏れによる天井のシミ

◆ においの原因となる、
カビ・腐朽菌の発生原因とは?

雨の日に「カビ臭い」「湿った木のようなニオイがする」と感じたことはありませんか?

このような不快なにおいの多くは、カビや腐朽菌の繁殖が原因です。

特に雨漏りによって建物内部に雨水が侵入すると、屋根裏や壁の中に湿気がこもりやすくなります。

この湿気がカビや腐朽菌の発生源となり、においとなって室内に広がっていくのです。

カビや腐朽菌が繁殖しやすい環境条件は以下のとおり:

  • 温度:25〜30度
  • 湿度:80%以上

これはちょうど、梅雨の時期の日本の気候にピッタリ当てはまるため、室内環境が放置されていると一気にカビが繁殖し、独特のにおいを放ちます。

◆ 早期発見・早期対処で建物の寿命を守る

雨漏りは、早く発見できれば小さな補修で済むことがほとんどです。

しかし、放置してしまうと…

  • 木材の腐朽
  • カビの繁殖による健康被害(喘息・アレルギーなど)
  • 電気配線への悪影響
  • 壁内断熱材の劣化
  • 内装材の張り替えなど高額な修繕費

といった大きな問題に発展することもあります。

腐朽菌が発生した床下の木材
床下の木材に腐朽菌が発生
雨漏れで畳にカビが発生
雨漏りにより 畳にカビが発生

◆ 異変を感じたら住宅のプロにご相談を!

「なんとなくおかしいな」「雨の日だけ変なニオイがする」といった“違和感”は重要なサインです。

屋根裏や壁の中など、目視での確認が難しい場所こそ、住宅点検のプロによるチェックをおすすめします。

点検により、雨漏りだけでなく、防蟻処理の状態や構造材の劣化状況も確認可能です。

◆ 雨漏り対策は「早く気づけた者勝ち」

梅雨の時期、建物を守るために重要なのは「気づき」と「行動」です。

早期対応をすることで、費用も被害も最小限に抑えることができます。

「少しでも不安がある」「家の点検をしていない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

雨漏りに限らず、シロアリ対策・断熱・湿気対策などのご提案も可能です。

点検のプロが教える 床下点検 ガイド[ 道具紹介 編]

「床下が気になる」「自分で点検してみたい」――そんな方が増えています。

しかし、床下は狭く暗く危険も多いエリア

最低限の道具と知識を備えておくことが、自分を守る第一歩です。

今回は、現場のプロが「これだけは持っておいてほしい!」と感じる、初心者向け床下点検道具ベスト5を紹介します。

これがないと始まらない!初心者向け 点検道具 ベスト5

第5位: 差し棒 (指し棒・ドライバーなど)

手を突っ込まず“触る代わり”に使う道具

構造材や配管の状態確認時に便利。長めのドライバーや棒状工具で、直接触れずにシロアリの食害の“スカスカ音”確認にも使えます。

シロアリの被害がある木材にはドライバーが刺さります。

シロアリ被害のある木材にドライバーを刺している画像

プロの一言:
「気になる箇所をみつけたけど手が届かない・・そんなことがおきた時に役立ちます」

第4位:カメラ or スマホ(ライト付き)

記録を残すことで“見直し”と“相談”ができる

見つけた異常を写真で記録しておくと、プロへの相談時もスムーズです。

床下の奥まで届く自撮り棒があるとさらに便利。

プロの一言:
「“見たつもり”が一番危ない。後から確認できるよう必ず記録を」

第3位:マスク(防塵・防臭対応)

カビ・ホコリ・虫のフン…呼吸器を守ろう

見えない粉塵やカビの胞子が漂っていることもあります。

防塵マスク があると安心。

プロの一言:
「床下のホコリを吸い込むと体調崩します あと鼻毛がすごい伸びます」

第2位:作業用ツナギ

服装で快適さと安全性が決まる

床下はホコリ・クモの巣・湿気・場合によっては害虫がいます。

動きやすく汚れてもOKなつなぎタイプ がベスト。

いつも FIELD さんでツナギを選んでおります。

社員同士間違えないよう刺繍入り。

手袋も必須です。

プロの一言:
「服に引っかかった虫を家に持ち込まないよう、点検後は着替えと洗濯を」

第1位:LEDライト

明るさ確保が命!

床下はとにかく真っ暗。明かりがないと何もできません。

電池式より充電式が便利で、明るさ300lm以上が理想です。

電池切れや接触不良によって真っ暗になってしまうのは怖いのでしっかりした物を選びましょう。

色々なライトを使用しましたが現在は GENTOS (ジェントス)製品を利用しています。
閃シリーズを愛用しております。

プロの一言:
「明るさ不足でシロアリの蟻道を見逃したケースも。ケチらず良いものを選んで!」

おまけ: コンドルマスク

たまに思わぬ虫と遭遇したとき、これがあるのとないのとで安心感が全然違います。

価格も比較的リーズナブルなので、ぜひ一度試してみてください。

“備えあれば憂いなし”を実感できるアイテムです。

最後に

床下点検は、最低限の装備が揃ってこそ安全・正確に行える作業です。

道具を揃えることは、「自分を守る意識の第一歩」。

無理な姿勢や見落としによる二次被害を避けるためにも、

不安がある場合はプロの点検を活用するのも重要です。

今こそ見直す!梅雨を快適に乗り切る断熱・換気リフォーム

梅雨時期は、湿気・カビ・結露・室内のジメジメ感など、住まいにとって多くのストレスがかかる季節です。

「部屋がなんとなくカビ臭い」
「エアコンの効きが悪い」
「押入れの中がジメジメする」
…そんなお悩みはありませんか?

こうした不快な症状の原因は、
「断熱」と「換気」がうまく機能していないことに起因するケースが多く見受けられます。

今回は、梅雨を快適に乗り切るための断熱・換気リフォームのポイントをご紹介します。


◆ 湿気・結露・カビの
原因は“断熱不良”にあり!

断熱性能が低いと、屋外の湿気や温度変化が室内に伝わりやすくなり、次のような問題が発生します。

  • 外気と室内の温度差により結露が発生
  • 壁・床・天井の内部に湿気がたまり、カビ・腐朽菌の温床に
  • 湿度が上昇し、ダニ・シロアリの繁殖環境になりやすい

これらは、ただ不快というだけでなく、住まいの寿命や家族の健康にも悪影響を及ぼします。

断熱材があっても効果を発揮できていないことも・・


◆ リフォームで改善できる断熱対策

リフォームによる断熱改善には、以下のような方法があります。

◎ 壁・床下・天井への断熱材の追加施工

既存住宅でも、天井裏や床下に断熱材を追加することで、外気の影響を大幅に減らすことができます。

とくに床下断熱は、足元の冷え・湿気にも有効です。

◎ 内窓(二重窓)・断熱サッシの設置

古いアルミサッシから、断熱性の高い複層ガラスサッシや内窓への変更で、結露の抑制と冷暖房効率の向上が図れます。

補助金制度も活用可能な場合があります。

◆ “換気”も快適さの鍵!空気がこもらない住まいに

湿気がこもる原因のひとつが換気不足です。
最近では気密性の高い住宅が多くなった反面、適切な換気がされていないと空気がよどみ、カビやアレルゲンの発生リスクが高まります。

◎ 換気設備の見直しポイント

24時間換気システムのメンテナンスはできていますか?

フィルターの汚れやモーターの不具合は換気効率を落とします。

湿気がたまりやすい場所(脱衣所・トイレ・押入れなど)に局所換気を設置

必要に応じて換気扇や通気口の追加を検討しましょう。

床下換気・小屋裏換気の改善

シロアリ・カビ対策として、床下の自然換気や強制換気の設置も有効です。

◆ 今こそ梅雨前の住まい点検・見直しを!

特に以下のような症状が見られる場合、リフォームによる改善が必要かもしれません。

  • 室内にカビ臭さを感じる
  • 窓まわりや壁が結露しやすい
  • 雨の日に部屋の湿度が高く、冷房の効きが悪い
  • 押入れや収納の中が湿っぽい
  • 床下の湿気やシロアリが心配

こうした状態を放置すると、建材の腐食やシロアリ被害などにもつながり、後々大きな補修が必要になるケースも少なくありません。

◆ まとめ:快適な住まいは「断熱×換気」でつくる

梅雨は、住まいの“弱点”が顕著に現れる時期です。

暑さ・湿気・カビ・空気のよどみ…これらを根本から改善するには、断熱性能の強化と適切な換気計画がカギとなります。

「梅雨のジメジメがつらい…」

「築年数が経っているので断熱性が心配…」

「カビや結露に悩まされている…」

そんな時は、ぜひ私たちにご相談ください。

専門スタッフが現地調査を行い、住宅の状態に合わせた最適なリフォームプランをご提案いたします。

快適で健康的な住まいを、梅雨の今こそ実現しませんか?

【住宅の 雨漏り にお困りの方へ】白い跡は 雨漏り のサイン?早期発見が建物を守ります!

白い跡は 雨漏り のサイン?早期発見が建物を守ります!

「最近、天井に白っぽい跡が出てきた」「なんとなく部屋がジメジメしている気がする」――
そんなお悩みをお持ちの方、それは 雨漏り の前兆かもしれません。

雨漏り は一度発生してしまうと、建物の構造材の劣化やカビの発生、シロアリ被害につながることもあり、早期発見・早期対応が非常に重要です

今回は、意外と知られていない「雨漏りのサイン」や「調査の重要性」について、詳しく解説します。

■ 雨漏り のサインとは?

一般的に「 雨漏り 」と聞くと、ポタポタと天井から水が垂れてくるような状態をイメージされる方が多いかもしれません。しかし、実際にはもっと早い段階で目に見えないサインが現れています。

例えば…

  • 天井や壁に白っぽいシミがある
  • 屋上やベランダに水が溜まりやすい
  • 雨の後、カビのようなにおいがする
  • クロスや壁紙が浮いている、剥がれかけている
  • 屋根裏の木材やコンクリートに白い粉状の跡が出ている

この中でも、特に注意したいのが白い粉や筋状の跡=白華(はっか)現象です。

■ 白華(エフロレッセンス)は 雨水侵入 のサイン

白華とは、コンクリートの表面に現れる白っぽい結晶や粉のようなものです。

これは、雨水などがコンクリート内部に侵入し、水に溶けた成分(カルシウムなど)が表面に出てくることで発生します。

この現象が起きるということは、外部の水が内部へ入り込んでいる証拠。つまり、雨漏りがすでに始まっている、もしくはその一歩手前の状態と考えられます。

特に鉄筋コンクリート造(RC造)の住宅では、屋上の防水層や排水設備の劣化が原因で雨水が滞留し、知らないうちに建物内部へ浸水してしまうことがあります。

■ 広島県内 で多い相談事例

私たちが広島県内で対応している雨漏り調査では、以下のようなケースが多く見られます。

  • 築15年以上経過した RC造の住宅 で、屋上の 排水口 に 土砂 が溜まり、白華が発生
  • 木造住宅で、天井裏の木材にカビや変色が確認され、実際にクロス裏に水の侵入跡があった
  • ベランダの防水層が劣化し、1階の天井にうっすらとシミが浮き出てきた

これらはすべて、「目に見える被害が出る前に気づけた」ケースです。

雨漏りは、「水が落ちてから」では遅いことが多く、構造部の劣化や補修費用が高額になる前に、定期的な点検と早期調査が大切です。

■ 雨漏り 調査って何をするの?

弊社では、以下のような流れで調査を行っています。

事前ヒアリング・建物外観のチェック

気になる症状や過去の履歴を確認し、外壁・屋根・屋上・ベランダなどの状態を調べます。

必要に応じて屋根裏や天井裏の点検

シミや白華の発生場所を重点的に調査。必要に応じて散水試験を実施することもあります。

調査報告書の作成・ご説明

写真付きの報告書を提出し、雨漏りの原因と対策をご提案します。

調査のみのご依頼も可能で、無理な工事の押し付けなどは一切ありません。

「念のためチェックしてほしい」というご相談でも歓迎しております。

■ 広島県内全域対応中!お気軽にご相談を

弊社では、広島市・呉市・東広島市・廿日市市・福山市など広島県内全域に対応しています。

建築士や専門スタッフが丁寧に調査いたしますので、安心してお任せください。

特にこれから梅雨や台風シーズンに入るこの時期は、雨漏りのご相談が増えてまいります。

少しでも「おかしいな?」と感じたら、早めのご連絡が被害拡大を防ぐ第一歩です。

検査のお申込みはコチラから

廿日市市で基礎 クラック 補修工事|エポキシ樹脂 を用いたひび割れ修繕

廿日市 市内の住宅にて、 基礎コンクリート に発生した クラック (ひび割れ)の補修工事を行いました。

今回は、構造的に影響のある可能性のある クラック に対し、 エポキシ樹脂 による注入処理を実施しています。

現場の状況【施工前】

基礎クラックを発見した

「基礎の立ち上がり部分にひび割れが確認できました。放置すると、水の侵入や鉄筋の腐食につながる可能性があります。」

🛠 施工内容【 エポキシ樹脂 注入】

基礎クラック 補修をしている様子
基礎クラックにエポキシ樹脂注入後

「 クラック 部分に専用ノズルを取り付け、低圧で エポキシ樹脂 を注入していきます。樹脂が クラック の奥までしっかりと充填されるよう、時間をかけて作業を行いました。」

基礎クラック 補修後

「注入が完了したら、表面を整えて仕上げます。 クラック が再発しにくくなるだけでなく、構造の補強効果も期待できます。」

✅ 工事の詳細

  • 場所: 廿日市市 ( 木造2階建て 住宅 )
  • 施工内容: 基礎クラック補修
  • 作業時間:約3時間
  • クラックの深さ・幅:深さ15mm程度、幅0.3~0.5mm

🧱 エポキシ樹脂 注入の効果とは?

  • 微細な クラック にも深く浸透し、強力に接着・補強
  • 水の侵入を防ぎ、基礎の耐久性を維持
  • 長期的な 構造トラブル の予防につながる

コンクリートに 白い粉 ?それ、白華 現象かもしれません!

今回は、あまり知られていないけれど意外と多い現象――「床下の 白華 (はっか)現象」についてお話しします。

「最近、床下の点検口を開けたら、束石に白い粉のようなものが付いていた」

「白い毛が出ているけど、カビ?それとも劣化?」

このようなケース、実は 広島県 内でもよく見られる症状で、その正体は「 白華 現象 (エフロレッセンス)」である可能性が高いのです。

白華 とは、コンクリート や モルタル に含まれる水溶性の成分が、表面に浮き出てくる現象です。

主に、コンクリート 内部に侵入した水分が成分を溶かし、蒸発する過程で 白い結晶(主に炭酸カルシウムや硫酸塩)として表面に現れます。

つまり、白華 が起きているということは、「水がコンクリートに触れて内部を通過した」という証拠

特に住宅の床下に使われている「束石(つかいし)」で発生することが多く、見落とされがちな雨漏り・湿気被害のサインです。

束石は、住宅の床を支える「床束(ゆかづか)」の基礎となる構造物で、コンクリート製が一般的です。
この部分に白華が発生する主な原因は、以下のようなものが考えられます。

  • 地面からの湿気上昇(地中の水分が束石に吸い上げられる)
  • 周辺の通気不足により結露が起こっている
  • 雨水や排水の侵入(外部から水が回り込んでいる)
  • 基礎内部 の 防湿処理 の不備や経年劣化

束石の表面に 白華 が見られる場合、その周囲の湿度が高い状態になっている可能性が高く、木材腐朽やシロアリ被害の温床にもなりかねません。

白華 現象 自体は、構造的な強度には直ちに影響するわけではありません

しかし問題なのは、白華が出ているということは、すでに水分の経路ができている=湿気が溜まりやすい環境にあるという点です。

湿気がこもることで、以下のようなリスクが高まります:

  • 木材のカビ・腐朽
  • シロアリの発生
  • 床鳴り・床の沈み
  • 断熱性能の低下
  • 室内の結露やカビ臭の発生

特に広島のように梅雨・台風シーズンの降雨が多い地域では、床下の湿気対策が住まいの耐久性に直結します。

私たちは、住宅の床下調査・シロアリ点検・湿気診断などを広島県内全域で対応しております。

調査では次のような点をチェックします:

  • 束石や基礎コンクリートの白華・ひび割れ状況
  • 床下の湿度・気流の通り具合
  • 木材の含水率(腐朽リスク)
  • シロアリの侵入経路の有無
  • 防湿シートや換気口の状態

点検には、建築士や防蟻施工士など専門資格を持つスタッフが対応し、写真付きの報告書とともに原因・対策をご提案いたします。

白華現象 そのものは見た目の問題が大きいですが、その背後にある「水分の動き」は見逃せません。

以下のような対応が推奨されます:

  • 床下の通気改善(換気口・強制換気など)
  • 防湿シートの敷設床下調湿材の導入
  • 束石周辺の再防蟻処理や断熱補強
  • 必要に応じた白華のクリーニング処置

また、白華がひどくなったり広がってきた場合には、雨漏りや配管の水漏れの疑いもありますので、早めの点検をおすすめします。

私たちは、 広島市 ・ 東広島市 ・ 呉市 ・ 廿日市市 ・ 三原市 など、広島県全域で建物調査・床下点検を行っております。
地域密着で豊富な実績があり、住宅の状況に合わせて最適な改善策をご提案します。

調査の相談やお申込みはこちら↓