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住宅だけが検査の対象ではないのです

おかげさまで検査業務も忙しくなかなかブログを更新出来ませんでした・・・。さて、今回は検査の対象についてお話しをさせて頂きます。
皆さん住宅の検査と聞くと建物だけがその対象と思われるかもしれませんが、それだけではありません。
その建物の周辺状況を見ながら、建物検査時確認する着眼点は変わってきます。また、それにより検査の対象も変わったりしてきます。

先日、築年数のある程度経った住宅の検査に行った時の事です。
いつも通り外部廻りの検査から始めていました。
その時には道路を歩いたりもしますので、通行車両等にも注意しながら検査を実施します。
その時いきなり目に飛び込んできたのは、敷地と道路の境界に設置された擁壁に発生している大きく割れたひび割れ。

「え?何このひび割れ!幅が大きい上にものすごく長い・・・」

別の角度から確認すると明らかに傾いている事も確認されました。

何かが衝突した痕跡もなく地震等による影響かなと想像しましたが、現状では電柱に擁壁が寄りかかっているので何時倒れてもおかしくない状況の為危険と判断し検査報告の対象に入れました。
弊社では、経験豊かな建築士やコンクリート診断士等の有資格者が検査を実施します。
一般のエンドユーザー様に限らず、デベロッパー様やゼネコン様にも各種ご相談や作業のご依頼を頂いております。
第三者検査機関として公平な立場から検査を実施しますので、何かお困りの時はご連絡お待ちしております。

営業部 不動産係 伊東