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ご自宅のメンテナンスされておられますか2

さて今回は住宅の検査ではなく、以前3月にブログに掲載しましたご自宅のメンテナンスの第2弾としてお話しをさせて頂きます。年末も近づきご自宅の大掃除に併せて実施して頂く参考にして頂ければ幸いです。

分譲マンションでしたら、管理組合と管理会社が話し合いながらマンション全体のメンテナンスを実施していきます。でも一戸建ては当然自分がしないといけません。

前回は雨樋の掃除についてお話しましたが、今回は同じ雨でも雨水桝についてお話しします。「え?雨水桝ってそもそも何?」と思われる方もおられるでしょう。

大半の一戸建てには、雨が降った時屋根から軒樋に、そして呼樋から竪樋に雨水が流れていきます。そしてその先は・・・ご自宅の竪樋を見て下さい。地中に埋まっているのが多いと思います。

そして地中に埋まった竪樋はある程度の深さで横引管に接続され、雨水はその横引管を通って道路等に埋まっている公共の排水管から河川や終末処理場に流れていきます。

その過程の途中にあるご自身の敷地内の横引管がもし詰まったらどうなるでしょう?雨水が公共の排水管に流れず、逆流して竪樋の接続部分やその上にある呼樋からあふれ出します。

これを防止する為に敷地内の横引管にはある程度の間隔毎に雨水桝が設けられ、そこにはゴミ受けバケツがあります。このゴミ受けバケツに溜まった土砂等を定期的に捨てて下さい。ここでご自宅建物廻りの地面を見てみましょう、「うすい」と書かれた蓋の様なものがいくつかあるのではないでしょうか。マイナスドライバー等でテコの原理を利用し、蓋周囲の3カ所ある穴に差し込んで全体的に開いてみましょう。

一般的には、ゴミ受けバケツの取手があると思いますのでそれを握り引っ張り上げてみてください。土砂の量によってはかなり重いと思いますが年末の大掃除等で、定期的に捨てられる事をおすすめします。

弊社では検査だけでなくご自宅のメンテナンス等、家の事なら何でもご相談に応じます。お気軽にご連絡お待ちしております。

営業部 不動産係 伊東