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中古住宅購入時には住宅検査を

2024年9月24日(火)
ここ数か月、中古住宅購入前の住宅検査のご相談が増加してきています。
このブログ内でも何度も投稿していますが、
中古住宅を購入する前にインスペクション(住宅診断)を行うことは、購入後のトラブルを防ぐために非常に重要です。
これから中古住宅の購入をご検討されるお客様へは絶対に住宅検査はお勧め致します!

そこで、以下に、インスペクションのポイントとプロセスについて説明します。

1. インスペクションの目的

  • 構造的な問題:建物の基礎や壁、屋根など、構造的な問題を確認し、耐久性を評価します。
  • 設備の状態確認:給排水設備や電気設備、空調、ガスなどの設備が適切に動作しているかをチェックします。
  • 劣化や修繕が必要な箇所の特定:劣化が進んでいる部分や、将来的に修繕が必要になる可能性がある箇所を確認します。
  • シロアリや害虫被害の有無:木造住宅の場合、シロアリ被害の確認も重要です。

2. インスペクションの種類

  • 目視検査:外観や内装を目視で確認する基本的なインスペクションです。
  • 詳細検査:目視検査で気になる点があった場合、例えば赤外線カメラや湿度計、鉄筋探査機など専門機器を使ってさらに詳しく検査します。
  • 耐震診断:古い住宅の場合、特に耐震性が重要です。耐震基準に合致しているかを確認する診断が含まれることがあります。

3. インスペクションの依頼先

インスペクションは第三者の専門家に依頼するのが一般的です。
日本では「住宅診断士」や「建築士」がインスペクションを担当することが多く、信頼できる業者に依頼することが重要です。

4. インスペクションのタイミング

購入前の契約を結ぶ前に行うのがベストです。
契約前に住宅の状態をしっかり把握することで、後で発覚する問題を防ぐことができます。
また、インスペクション結果を基に売主と交渉することも可能です。

5. どこを重点的にチェックすべきか

  • 基礎:ひび割れや水漏れの痕跡がないか。
  • 屋根:破損や漏れの有無。
  • 外壁:クラックや剥がれ、シミの有無。
  • 床下:シロアリ被害や湿気、腐食の有無。
  • 設備:給排水や電気、空調などの設備の老朽化。

6. インスペクション費用

費用は物件の規模や診断の内容によって異なりますが、通常は5万円から10万円程度が相場です。

詳細な診断や専門的な検査が必要な場合は、それ以上の費用がかかることもあります。

まずはご連絡いただいて、ご予算や気になる点などをお話しいただければ、できるだけ最適なプランを
ご提案させていただきます。

これまでも購入したあとで『先に検査しておけばよかった・・・』
と嘆かれるお客様を見てきました

これから中古住宅をご購入されるお客さまには、そんな思いをしてもらいたくありません!

ぜひとも弊社にご相談くださいますようお願い致します