前回は鉄筋探査を実施した時の鉄筋の有無等の確認についてお話しをさせて頂きましたが、今回は広島での住宅検査の一つになりますレベル測定についてお話します。 今回は住宅の購入者様から「床等の傾きを測定して欲しい」とご依頼を頂き、レーザーレベルで測定した写真がこちらです。今回の建物では一部に傾きが確認されました
ここで、少し難しいかもしれませんが平成29年国土交通省告示第82号で既存住宅状況調査方法というのがあります。その中には6/1,000以上の傾斜があった場合にはその建物の劣化事象として報告する事となっています。この6/1,000とは1,000㎜の水平方向距離で6㎜の垂直方向距離があるという事になります。
弊社では、デジタル傾斜計とレーザーレベルを状況に応じて使い分けながら測定等の検査を実施しますが、各種条件等によりすべての傾きが分かるという訳ではありません。ですがある程度は分かる為、一つの安心材料にはなるでしょう。
弊社では、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々な検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。
営業部 不動産係 伊東