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Monthly Archives: 7月 2025

床下に潜むリスク、見逃していませんか?建物状況調査の“覗き込み”と“本格点検”の違いとは

建物状況調査(インスペクション)では、床下点検口からライトで照らしてのぞき込み、目視で状態を確認する工程があります。

建物状況調査 床下の覗き込み調査の様子

この方法は「覗き込み調査」とも呼ばれ、基礎部分や床下の構造材の状態を確認するのに有効ですが、確認できる範囲は限られています。

床下全体をくまなく見られるわけではないため、例えば以下のような場合は発見が難しいこともあります

  • 床下の奥や隅にあるシロアリ被害や湿気
  • 見えない範囲で進行している腐朽やカビ
  • 床下中央部にある動物の死骸やフン
  • 配管まわりの微細な漏水

また、無人期間が長い住宅では、ネズミやハクビシンなどの小動物が入り込んだ形跡や、スズメバチの巣ができていた事例もあります。

より詳しい調査が必要な場合は、調査員が床下に実際に潜って行う「床下点検」をご案内しています。

比較項目覗き込み調査床下点検(潜行調査)
調査方法点検口から目視調査員が実際に床下に入る
調査範囲点検口周辺の視認できる範囲床下全体(奥や隅まで確認可能)
確認精度限られる詳細に確認可能
対象通常の建物状況調査状況に応じて別途実施(追加費用)

以下のような場合には、覗き込みだけでは不十分な可能性があるため、床下点検をご検討ください。

  • シロアリ被害の有無をしっかり確認したい
  • 長期間空き家だった住宅を購入予定
  • カビ臭や床鳴り、湿気などの違和感がある
  • 調査結果をもとに補修や駆除の判断をしたい方

当社では、オプションで「床下点検(潜行調査)」にも対応しています。

調査員が実際に床下へ潜り込み、全体をくまなく目視・手触りで確認することで、見えにくいリスクも的確に把握できます。

比較項目覗き込み調査(標準)床下点検(オプション)
調査方法点検口からの目視のみ床下に潜って全体を調査
確認範囲点検口周辺の限られた視野床下全体(隅・配管まわりも)
対応内容建物状況調査の基本項目状況に応じて追加対応

他社では「覗き込みのみ」で完結する調査も多い中、当社では現場の状況に応じて柔軟に対応可能なのが強みです。

床下の状況は、暮らし始めてからでは気づきにくく、気づいた時には大きな修繕が必要になるケースもあります。

建物状況調査では、まずは覗き込みでの目視確認を行い、必要に応じて床下点検をご案内することで、将来的なトラブルの回避や安心材料としての情報提供を行っています。

床下は、普段目にしないからこそ、トラブルが進行していても気づきにくい場所です。

当社の建物状況調査では、標準の覗き込み調査に加え、必要に応じて床下に潜っての本格点検にも対応可能

「せっかく調査するなら、しっかり見てほしい」

そんな方には、プロの目と手で徹底的に確認できる当社の床下点検付きプランをおすすめします。

【建物状況調査】軒天に「クモの巣?」実は塗膜の浮きと微細なヒビ割れ

〜見逃しがちな部位も丁寧に確認しています〜

軒天 塗膜のヒビ

先日実施した建物状況調査の現場で、軒天(屋根の裏面)にて
一見「クモの巣?」のように見える箇所を発見しました。

軒天 塗膜のヒビ 拡大

よく観察し、棒などで軽く触れて確認したところ、
弾性塗料が経年劣化で浮き始め、一部に微細なヒビ(クラック)が入っている状態でした。

  • 部位: 軒天(外部天井部分)
  • 症状: 塗膜の浮き・一部ヘアークラック
  • 塗料: 弾性塗料仕上げ
  • 雨水の影響: 直接かかりにくい部位のため、今すぐの雨漏り等のリスクはなし

現状では構造的な問題や雨水侵入の心配はないと判断されましたが、今後の経過観察が必要な箇所として、施主様にはご報告させていただきました。

今回のように、軒天のヒビは非常に目立ちにくく、見逃されがちです。

塗装の浮きが“クモの巣”や“汚れ”に見えることも多く、目を凝らし、実際に触れて確認することで初めて分かることもあります。

建物状況調査では、外壁・屋根だけでなく軒天や細部まで丁寧に確認し、必要に応じて報告・記録しています。

「問題がないのになぜ報告?」と思われることもあるかもしれませんが、

“現時点で問題はない”という情報も、お客様にとっては安心材料の一つです。

小さな劣化も放置すれば将来的な補修の手間やコストに繋がります。

早めに気づいておくことで、適切なタイミングでの補修判断が可能になります。

建物状況調査は、「今、問題があるかどうか」を調べるだけでなく、

将来にわたって家を長持ちさせるための“予防的チェック”でもあります。

細かい部分にも目を配り、万が一の不具合の芽を見逃さない。

それが私たちプロのインスペクターの役目です。

中古住宅購入前、売却時、定期点検など、さまざまなシーンでご依頼いただいています。

安心・納得できる住宅取引のために、まずはお気軽にご相談ください。

建築年がわからなくても大丈夫!耐震診断はちゃんとできますよ

中古住宅の購入や売却、リフォームを検討するとき、「この家、建てられた年がよくわからない…」と悩む方は少なくありません。

そんなときでも安心してください。実は築年数が不明な住宅でも、しっかりと耐震診断や建物状況調査を受けられるんです。

この記事では、「建物状況調査 築年数」で調べている方に向けて、築年数がわからない住宅でも耐震診断が可能な理由や調査の流れ、費用、調査会社の選び方、そして売買やリフォーム時に役立つポイントまで丁寧に解説します。

不安なことは一つずつクリアにして、安心して住まい選びや資産活用を進めましょう。


建物状況調査とは、中古住宅などの現状を第三者の目でチェックする調査です。国土交通省が定めた講習を受けた建築士が行い、建物の劣化や構造上の問題点などを丁寧に確認します。

築年数に関わらず戸建て、マンション、賃貸物件も対象です。この調査は売買やリフォーム時の重要な判断材料になり、住宅の安全性や資産価値の維持に役立ちます。

中古住宅は築年数が古くなるほど、見えない部分に劣化や問題が潜んでいることがあります。

建物状況調査を実施することで、問題点を早期発見し、安心して暮らせるかどうかを判断できるのです。

売主も買主も事前に状態を把握できるため、取引トラブルの防止や適切なリフォーム計画にもつながります。

調査結果は住宅ローンや瑕疵保険の審査にも役立ちます。

はい、本当です。
建築確認済証や台帳記載事項証明書がない場合でも、調査会社は現地調査や過去の修繕履歴、周辺環境などからおおよその築年数を推定できます。

調査自体は築年数に関係なく可能で、調査結果を基に必要な補修や耐震改修の提案も行います。古い住宅や空き家の有効活用にも役立つ制度です。

国土交通省は宅地建物取引業法に基づき、既存住宅の売買時に建物状況調査の説明を義務付けています。売主や仲介業者は買主に対し調査の有無や内容を説明しなければなりません。

調査自体の実施は義務ではありませんが、説明義務があることでトラブル防止や資産価値の明確化につながります。調査結果は瑕疵保険や住宅ローンの審査にも活用されます。

耐震診断は、住宅が地震に耐えられるかどうかを専門家が評価する調査です。特に1981年以前の旧耐震基準の住宅は、現在の基準に満たない可能性があり注意が必要です。

建築士や耐震診断士が基礎や壁の配置、劣化状況などを調査し、耐震性能の評価や補強工事の必要性を判断します。自治体によっては補助金制度もあります。

【メリット】

  • 地震リスクが明確になる
  • 安心して暮らせる
  • 資産価値が向上する
  • 売買時の信頼性アップ
  • 補助金の利用可能性

【デメリット】

  • 診断費用がかかる
  • 必要に応じて補強工事が追加費用になる
  • 診断結果によっては売却が難しくなる場合も

まずは建築年や構造、過去のリフォーム履歴を確認しましょう。次に専門家に耐震診断を依頼し、基礎や壁の状態を詳しく見てもらいます。

自治体の無料診断や補助金を活用すると費用を抑えられます。診断結果をもとに補強工事やリフォーム計画を立て、地震に強い家づくりを進めましょう。

調査費用は内容や建物の規模、地域、会社によって異なります。目安としては、

  • 建物状況調査(戸建て):5万円~7万円
  • 建物状況調査(マンション):3万円~5万円
  • 耐震診断:8万円~15万円

複数社から見積もりを取ったり、自治体の補助金を利用したり、必要な調査内容を明確にすることで費用を抑えられます。

売買やリフォームと同時依頼で割引も期待できます。

調査会社は実績や資格、口コミ、料金体系を総合的にチェックしましょう。

国土交通省登録の建築士事務所や第三者認定機関の会社は信頼性が高いです。

調査内容や報告書のサンプルを事前に確認し、納得できる説明やアフターフォローがあるかも重要です。

調査結果は売買やリフォーム、保険加入、資産価値評価に活用できます。売主は状態を正確に説明でき、買主は安心して購入判断ができます。

またリフォーム計画にも役立ち、将来的なトラブル防止につながります。報告書の内容が専門的なら、調査会社にしっかり説明を求めましょう。

売主は調査実施の有無を説明する義務があり、不具合は事前に補修するとトラブル防止になります。瑕疵保険やローン審査でも調査結果が活用されます。

買主は調査結果を基に補修やリフォームの費用や内容を計画し、不明点は専門家に相談しましょう。

定期的に建物状況調査や点検をして劣化や不具合を早期発見しましょう。小さな修繕を積み重ねることで大きな修理を防げます。

耐震補強や屋根・外壁の軽量化、リフォームを計画的に行い、自治体の補助金も活用しましょう。

築年数がわからなくても、専門家の調査や診断で家の状態をしっかり把握できます。調査会社選びや費用のポイントを押さえ、調査結果を活かして安全で快適な住まいをつくりましょう。

定期的な点検やメンテナンスを欠かさず、必要な補強やリフォームを計画的に進めることが、長く安心して暮らせる家づくりのカギです。

外壁塗装って、なんのため?実はとっても大切なんです!

今日は「外壁塗装って、どうして必要なの?」というお話です。

外壁は、毎日雨や紫外線にさらされているため、年月とともにどうしても傷んできます。

外壁塗装は、そんな外壁を守る“バリア”のような役割を果たしているんです!

もし塗装が剥がれたまま放置していると…

  • 外壁にひびが入ったり
  • カビや苔が生えたり
  • 雨水が中に入り込んで建物の内部が傷んだり…

といったトラブルにつながることもあります。

だからこそ!

外壁塗装は定期的にメンテナンスすることがとっても大切なんです。

「そろそろ塗り替えかな」と思ったとき、意外と悩むのが色選び

せっかくならお家がパッと明るく見えるような色にしたいけど、

「実際に塗ってみないとイメージがつかない…」という声もよく聞きます。

そこでおすすめなのが、外壁カラーシミュレーション

自社では、お客様のお住まいの写真を使って、

ご希望の色でシミュレーションすることが可能です。

カラーシミュレーションの結果

✅ クラウド経由でリアルタイムにご確認いただけます

✅ 印刷してお渡しすることも可能です

「こんな雰囲気にしたい」「周りの家と調和する色がいい」など、

ざっくりとしたご希望でも構いません。

お気軽にご相談ください!


「外壁塗装って必要なの?」と感じていた方も、

この記事をきっかけにちょっと身近に感じていただけたら嬉しいです。

気になる方は、ぜひ一度お問い合わせくださいね!

夏こそ注意!ホームインスペクションで見つかる“見えない劣化”とは?

夏は屋外だけでなく、実は住宅内部にも大きな負担がかかる季節です。

特に床下や屋根裏といった目に見えない場所では、湿気や熱がこもりやすく、構造材の劣化や害虫被害が進行していることも珍しくありません。

「見た目はきれいな家だったのに、住み始めてからカビやシロアリが…」

そんな声を防ぐために活用されているのが、ホームインスペクション(住宅診断)です。

■ 床下の湿気とシロアリ被害

夏の床下は、湿度が80%を超えることもあり、木部が常に湿った状態になることがあります。

この状態が続くと、

  • 木材が腐朽する
  • カビが発生する
  • シロアリが活動しやすくなる

などのリスクが高まります。

実際、夏場に実施したホームインスペクションで「根太の下にシロアリが食い込んでいた」といった事例も確認されています。

夏は日差しが強く、屋根裏の温度が40〜50℃以上になることも。

その熱の影響で、断熱材がずれていたり、換気が十分でなかったりすると、室内の冷房効率が下がるだけでなく、構造体が劣化する原因にもなります。

さらに、過去の雨漏り跡や結露が原因で木部が腐っているケースも。


実際にあった点検事例

床下点検の結果、カビと腐朽菌が木部に広がっていた

→ 防湿シート+換気扇の設置で対策。

屋根裏の断熱材が落下していた

→ 冷房が効かない原因はこれ。断熱材を再配置し、屋根裏換気を強化。

雨漏り跡を発見 → 壁クロス裏にカビ発生

→ 外部板金の浮きが原因。早期対応で内装リフォームを最小限に。


▶ 点検の流れ(一例)

  1. ヒアリング(築年数や気になる点を確認)
  2. 目視・機材を用いた点検(床下・屋根裏・外壁・設備等)
  3. 報告書の作成とご説明
  4. 必要に応じてリフォームや修繕のご提案

点検は1〜2時間程度で完了。報告書付きで中古住宅購入時の安心材料にもなります。

見えない場所で進行する夏の住宅劣化は、見逃すと後々大きな費用がかかる可能性もあります。

住宅購入前・リフォーム前はもちろん、住み続ける家でも「今の状態を確認しておきたい」と思った時がベストなタイミングです。

あなたの家、夏のダメージに耐えられますか?

気になる方は、お早めにご相談ください!

リフォーム前に必須!アスベスト事前調査とは?罰則・義務・代行サービスを詳しく解説

2023年10月より、建物の解体や改修工事を行う際は、有資格者によるアスベスト(石綿)事前調査が義務化されました。

対象となるのは、住宅や施設などをリフォーム・解体・補修する前の工事です。


アスベストは、天然の繊維状鉱物で、「耐熱性」「耐久性」「絶縁性」に優れていたため、昭和の時代を中心に多くの建材に使われていました。

たとえば、天井材・壁材・床材・スレート屋根・外壁ボード・配管の断熱材などです。

Q2. なぜ今、問題になっているんですか?

アスベストは、飛散した繊維を吸い込むと肺がん・中皮腫・アスベスト肺などの重い病気を引き起こすことがわかっており、現在では使用も製造も禁止されています。

しかし、過去に建てられた建物にはまだ多く残っているため、解体・改修工事の際に飛散のリスクがあるのです。

Q3. 調査はどんな建物が対象ですか?

築年数や建物の用途にかかわらず、リフォーム・解体・補修などの工事をする際はすべて対象になります。

戸建て住宅、マンション、アパート、商業施設、工場など幅広い建物が該当します。

Q4. アスベストがあった場合、どうすればいいの?

アスベストが使用されていた場合でも、すぐに危険というわけではありません。

大切なのは、「飛散させない対策」です。

必要に応じて、除去・封じ込め・囲い込みなどの処理方法を検討する必要があります。

その際は、専門業者による対応が必須です。

Q5. 自分の家にも使われているか不安です…

ご自身で判断するのは非常に難しいため、事前調査を行うことで正確な把握が可能です。

調査結果に基づき、工事の内容や対策も変わるため、早めの調査をおすすめします。


この調査を行わず工事を進めてしまうと、30万円以下の罰金が科される可能性があります。

また、一定規模以上の工事では、調査結果を労働基準監督署や自治体へ報告する必要もあります。

調査は誰でもできるわけではありません。

令和5年10月からは、専門講習を修了し、登録された調査者が行う必要があります。

  • 自社に有資格者がいない
  • 担当者が多忙で調査が間に合わない
  • 書類提出や報告業務に手が回らない

そんなお悩みをお持ちの事業者様を、弊社が代行調査という形でサポートいたします。

アスベストの事前調査でお困りの際は、

ぜひご相談ください。

現地調査~報告書作成まで、一括対応いたします。

夏型結露とは?住宅を守るために今できること

結露といえば冬の窓まわりを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は夏にも結露は発生します

しかも、目に見えない場所(壁の中・天井裏・床下)で起きることが多く、住宅に深刻な影響を与えることがあります。

これを「夏型結露」といいます。

夏型結露は、以下のような条件で起こります。

1.外気温と湿度が高く、建物内が冷房で冷やされている

2.外の暖かく湿った空気が、壁内や床下などの冷えた部分に入り込む

3.その結果、内部で水蒸気が冷やされて結露(水滴)になる

床下のプラスチック製束に結露

床下のプラスチック製束に水滴ができる。

特に近年は高気密・高断熱の住宅が増えており、壁体内に湿気がこもりやすい構造になっているため、夏型結露のリスクが高まっています。

見えない場所での結露が続くと、
次のようなリスクがあります:

木材の腐朽

カビの発生と拡散

シロアリ被害(湿気のある木材を好む)

健康被害(アレルギーや喘息の原因になることも)

一見キレイな家でも、壁や床下では
静かにダメージが進行していることも少なくありません。

◎ 換気をしっかり行う

通風設計や換気扇の見直しで、湿気をこもらせないことが大切です。

◎ 断熱材・気密施工のチェック

断熱材が偏っていたり、気密性が不十分な場合は、結露が起きやすくなります。

◎ 調湿建材の活用

吸放湿機能のある内装材などを採用することで、湿気のコントロールが可能です。

◎ プロによる点検を受ける

壁の中や床下など目視できない部分は、
住宅診断(ホームインスペクション)や
床下点検のプロによる確認が効果的です。

弊社では、床下点検や断熱状況の確認、気密測定、さらには防蟻処理まで一貫して行っております。

夏型結露による被害の多くは、「気づいたときには手遅れ」になっているケースが少なくありません。

今のうちに建物の健康状態をチェックして、大きな修繕工事になる前に予防策を講じることが重要です

▶ こんな症状があればご相談を!

カビ臭い、湿気が多いと感じる

畳やフローリングがベコつく

冷房を入れると逆に空気が重い

床下の湿気や断熱材の劣化が気になる

調査・点検のご依頼、お気軽にどうぞ!

項目内容
夏型結露とは夏の湿気が建物内部で結露を起こす現象
主な発生場所壁の中、床下、天井裏など
主な被害腐朽、カビ、シロアリ、健康被害
対策換気、断熱見直し、気密改善、点検
おすすめ対応プロによる住宅診断・床下調査

最大115万円!耐震改修補助金でお得に地震対策|申請受付中

「実家が古くてちょっと心配」「地震対策、まだ何もしていない」

そんな広島市在住の皆さまに朗報です。

広島市では耐震改修工事に対する補助金制度の申請を受付中です!

対象者であれば、工事費の最大80%・上限115万円の補助が受けられる制度で、先着順で予算がなくなり次第終了となります。

「補助金が出るうちに、しっかり備えたい」

そう思った方は、この機会にぜひご検討ください。


▶ 補助対象となる住宅

昭和56年(1981年)5月31日以前に建築された木造住宅(旧耐震基準)

・地階を除く階数が2以下

・耐震診断で「上部構造評点が0.7未満」、または「簡易診断の評点合計が7以下


上部構造評点とは、家の「地震に対する強さ」を数字で表したものです。

特に建物の柱や梁など、上の部分(上部構造)がどれだけ揺れに耐えられるかを評価します。

例えば、評点が「1.0」なら現行の耐震基準をギリギリ満たしているレベル

「1.5」以上なら安心できる強さとされています。

耐震診断や補助金の対象になるときにも、この評点がよく出てきますよ!


▶ 補助内容(令和6年度)

・補助額:工事費の80%以内(上限115万円)

・対象工事:耐震診断に基づく耐震改修工事

対象住宅の上部構造評価点を1.0にするために必要な補強工事。
建築士が設計、工事管理をします。

・申請受付枠:先着順で受付中!枠が埋まり次第終了

補助金を使うメリット

自己負担が大幅に軽減!

通常100万円以上かかる耐震補強工事が、補助金により大幅に負担軽減。

倒壊リスクを最小限に

1981年以前の旧耐震住宅は、震度6〜7の地震で倒壊の危険が高いとされます。補強により命と財産を守る備えに。

売却時の資産価値もアップ

補強済の住宅は、売却時に住宅ローン減税や登録免許税の軽減などの優遇が可能になります。

1.【事前相談】
 ↓まずは住宅ケンコウ社へご相談ください

2.【耐震診断】
 お住まいの診断を実施し、対象かどうかを確認します

→ 必要に応じて「簡易耐震診断」や「耐震診断」を行います

←耐震診断について

※現在作成中 しばらくお待ちください。

3.【補助金申請】
 診断結果を基に必要書類を作成・提出します

4.【交付決定】
 広島市から交付決定の通知が届きます

5.【工事着工】
 耐震補強工事を実施します(補助金対象工事)

6.【完了報告・補助金交付】
 工事完了後に報告書を提出し、補助金が交付されます

【注意】補助金を受けるには「工事前の申請」が必須!

補助金制度は「工事前」に申請し、交付決定を受ける必要があります。

「とりあえず工事を先に…」という場合、補助の対象外となってしまうため注意が必要です。

こんな方は今すぐチェック!

  • 「実家が古くて不安。子どもや孫に残す前にしっかり備えたい」
  • 「リフォームを考えていたが、どうせなら補助金を使って地震対策も」
  • 「空き家を相続したが、倒壊が心配で困っている」

住宅ケンコウ社では、広島・山口エリアで数多くの耐震診断・補強工事を手がけてきました。

▶ 当社の耐震関連業務

  • 耐震診断
  • 補助金申請書類の作成・代行
  • 耐震設計・補強工事の施工
  • 耐震基準適合証明書の取得支援
  • 売却前の耐震相談・証明書発行にも対応

「住宅の安全」と「お客様の損をしない判断」をサポートする地域密着型の建物専門会社です。

↓料金についての記事はこちら

耐震補強は「今の暮らしの安心」だけでなく、「将来の資産価値」にも大きく関わる工事です。

補助金が活用できるこの機会に、一歩踏み出してみませんか?

うちだけ揺れてない?地震のたびに家がグラグラ…その原因と対策とは

「地震が来ると、家の中がすごく揺れる気がする…」

そんな違和感、感じたことありませんか?

実はその“揺れすぎる感じ”、住宅の構造や経年劣化によるものかもしれません。

今回は「家が揺れすぎる原因」と「早めにできる対策」についてご紹介します。

  • 隣の家と比べて明らかに揺れている
  • 2階が特に大きく揺れる
  • 棚の物がよく倒れる

実はこれ、「気のせい」ではありません。

建物の構造や劣化具合によって、同じ地震でも揺れ方がまったく変わるのです。

  • 1981年(昭和56年)以前の建物は「旧耐震基準」
  • 筋交いや金物の不足
  • 壁の配置バランスが悪い家も
  • 木材の劣化や白蟻被害によって強度が落ちている
  • 地盤の緩みや不同沈下
  • 壁や柱がすでに“ズレ”ていることも
  • 増改築時にバランスが崩れてしまうケースも
  • 筋交いや梁が抜けて耐震性が落ちる場合あり
  • 壁のバランス・基礎の状態・構造材の劣化を総合評価
  • 「揺れすぎの原因」が明確に
  • 補強が必要な場合、工事の提案も可能

最大115万円!耐震改修補助金でお得に地震対策|申請受付中

📌 住宅ケンコウ社では、耐震診断の実施はもちろん、床下・屋根裏の詳細点検も行っています。

写真付きの報告書で、現状を“見える化”してご説明します。

  • 耐震金物の追加
  • 筋交いや合板の補強
  • 基礎の補強、束石の打ち直しなど

※リフォームの際に合わせて行うのもおすすめです。

地震のたびに「うちの家、揺れすぎじゃない?」と感じたら、

それは家が出している“注意信号”かもしれません。

🔍 気になる方は、まずは耐震診断から始めてみませんか?

※金額についてはコチラをご覧ください→ 料金について

診断のみのご相談でもお気軽にどうぞ。