今回は、建築に欠かせない「 コンクリート 」について簡単にご紹介します。
よく耳にする言葉ですが、いざ「何でできてるの?」と聞かれると、意外と答えにくいかもしれません。
■ コンクリート の材料
コンクリート は、
砂利(粗骨材)、砂(細骨材)、セメント、水、空気、混和剤
などでできています。
ちなみに、砂利を抜いたものがモルタル、砂と砂利を両方抜くとセメントペーストになります。
■ コンクリート の種類
主に下記の3つがあります。
- 鉄筋コンクリート (RC):鉄筋が入った一般的なタイプ
- 鉄骨鉄筋コンクリート (SRC):鉄骨+鉄筋入りの強度重視型
- 無筋コンクリート :補強材なしのもの
中でも鉄筋コンクリートが多く使われますが、これは コンクリート と鉄筋の特性をうまく組み合わせているからです。
コンクリートは圧縮に強く、鉄筋は引張に強い。お互いの弱点を補い合える、相性のいい組み合わせなんです。
■ 劣化の原因と診断
ただし、「半永久的」と言われた時代も今は昔。
鉄筋のかぶり厚(表面から鉄筋までの距離)が不十分だと、鉄筋が錆びて コンクリート が剥がれてしまうこともあります。
弊社では、建築士や コンクリート診断士 が鉄筋探査機を使い、鉄筋の位置やかぶり厚を調査しています。
戸建ての基礎や、マンション・アパートの躯体など、新築・中古問わず対応可能です。
「購入前にチェックしたい」など、お気軽にご相談ください。