住宅の快適性や省エネ性能を左右する重要な要素のひとつが「気密性能」です。
今回は、実際に行った気密測定(C値測定)の様子をご紹介します。
■ 気密測定 とは?
気密測定 とは、住宅にどれくらいの隙間があるかを数値化して確認するための検査です。
具体的には、建物の気密性を表す「C値(相当隙間面積)」を専用の機材で測定し、隙間面積が小さい=気密性が高いと評価されます。
■ 実際の測定の様子(写真)
下記は、 気密測定 を行っている際の実際の写真です。

このように、専用の送風機や気圧センサーなどの機材を設置し、室内外の気圧差を利用して気密性能を測定します。
■ 気密性能が高いと何がいいの?
- 冷暖房効率が良くなり、省エネに貢献
- 計画換気が効果的に機能
- 断熱材の効果を最大限に発揮
- 隙間風や外気の侵入が減り、室内環境が安定
気密性は、断熱性能とセットで住宅性能の大事な指標になります。C値が低ければ低いほど、気密性能が高いということになります。
■ 測定後は報告書でご説明します
測定結果は、報告書としてお施主様にご提出しております。
数値だけでなく、建物の気密性能がどのレベルか分かりやすくご説明するよう心がけています。
■ まとめ
当社では、新築時の気密測定はもちろん、リフォームや断熱工事の際にも気密性能の確認を行っています。
気密測定をご希望の方は、お気軽にご相談ください。