Author Archives: 栗原

住宅検査時に漏水(雨漏れ)跡発見!

まだまだ安心出来ませんが、広島でも新型コロナウイルスは落ち着いてきた感があります。皆様も、ソーシャルディスタンスや外出時のマスク着用等新しい生活スタイルになれ頑張っていらっしゃると思います。

さて、先日検査に行った時の事です。いつも通り作業を行っていると「あれ?これ漏水(雨漏れ)跡じゃないか?!」

 

天井には、その様にみられる跡がくっきりと・・・。さっそく天井裏を確認すると、天井裏にも漏水(雨漏れ)跡が!

事前に検査を行う重要性を痛感した出来事でした。

ところで、弊社では赤外線カメラや鉄筋探査器等の各種非破壊検査機器も使用しながら、あらゆる調査や検査を行っております。「こんな困った事が起こったけど、どうしよう・・・」そんな時はお気軽にご連絡お待ちしております。建築士等の有資格者が、経験と最新機器を駆使して皆様方の不安を払拭出来る様、最大限努力をします。

 

営業部 営業2課 伊東

住宅だけが検査の対象ではないのです3

おかげさまで検査業務も忙しいなか、定期的にブログを更新しております!さて、今回は検査の対象についてお話しをさせて頂きます。皆さん住宅の検査と聞くと建物だけがその対象と思われるかもしれませんが、それだけではありません。建物に害を与える生き物(シロアリ等)は勿論検査の対象ですし、それ以外にも色々あります。

先日、築年数のある程度経った住宅の検査に行った時の事です。いつも通り外部廻りの検査の後、小屋裏空間の検査を実施します。

 

その時いきなり目に飛び込んできたのは、大きな蜂の巣。「え?何この大きさ!中にまだ蜂がいたらまずい・・・」

別の角度から確認すると同じ様な大きさの蜂の巣が合計3つ確認されました。

幸い、蜂はいませんでしたが蜂が巣を作る時期になると戻ってくる可能性もある為、危険と判断し検査報告の対象に入れました。

弊社では、経験豊かな建築士やコンクリート診断士等の有資格者が検査を実施します。一般のエンドユーザー様に限らず、デベロッパー様やゼネコン様にも各種ご相談や作業のご依頼を頂いております。第三者検査機関として公平な立場から検査を実施しますので、何かお困りの時はご連絡お待ちしております。

 

営業部 営業2課 伊東

床下断熱材の剥落発見2 検査や調査の必要性を痛感

前回は床下調査を実施した時の土台腐食発見についてお話しをさせて頂きましたが、今回は広島での住宅検査の一つになります床下調査を実施した時の床下断熱材の剥落発見についてお話します。

今回もお住まいの方から「床下調査を実施して欲しい」とご依頼を頂き、調査をした調査員が撮影した写真がこちらです。

今回のお宅では床下の断熱材が剥落しているのが分かると思います。

原因は接着効果の減少で、物件も築30年の為年数の経過によるものと思われます。因みにこのまま調査をしていなかったらどうだったでしょう。恐らく気づくことなくそのまま放置されるのではないでしょうか。

床下はこれ以外にシロアリ被害や床下換気扇異常の有無、土台の腐食等お住まいの構造や快適さに直結する部分が多々あります。

弊社では、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々な検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 不動産係 伊東

シロアリが!4

さて、今回は中古住宅の検査へ行った時にシロアリがいる痕跡発見についてお話しをさせて頂きます。画像は、庭に立っていた門柱をシロアリが食べた跡の可能性が高い為写真に撮ってきたもので、動画はその近くで発見したシロアリです。

 

 

 

皆様の中でシロアリを見られた方は少ないと思います。その為、そもそもシロアリなんているの?いてもレアな生き物じゃないの?とお考えの方も多いと思います。でも、私たち検査員や床下調査員が現場に行くと実は結構見かける事があります。

シロアリってしっけた柔らかい木材と暗くて静かなところが大好き。なので、念願のマイホームにシロアリがいて柱や土台がたべられていたら大変です。よって新築住宅では防蟻(シロアリ対策)工事も念入りに施工されています。

でも防蟻工事に使われる薬剤の効果は永久ではなく、一般的には5年でその効果が薄れてくると言われている商品が多い為、そのタイミングで防蟻工事の再施工をされる事をおすすめします。

弊社では新築以外に中古住宅の防蟻工事も実施します。大切なマイホームの購入前に一度ご相談下さい。シロアリがいないか確認する床下調査と建物状況調査(ホームインスペクション)を同時に実施する事で、安心して住む事が出来ると思います。

 

営業部 不動産係 伊東

擁壁のひび割れ発見 検査や調査の必要性を痛感

前回は基礎ひび割れの調査をした時についてお話しをさせて頂きましたが、今回は山口での住宅検査を実施した時の擁壁のひび割れ発見についてお話します。

今回もお住まいの方から「住宅検査を実施して欲しい」とご依頼を頂き、発見した擁壁のひび割れを撮影した写真がこちらです。

今回のお宅では、隣地が高くなっておりその擁壁がコンクリートとコンクリートブロックで出来ていました。その一部で剥落しそうなぐらいひび割れているのが分かると思います。

原因は色々あると思いますが、このまま調査をしていなかったらどうだったでしょう。もしかしたらそのまま放置されるのではないでしょうか。

擁壁など居住空間以外の場所では普段目にする機会も少ない等の理由から、床下の様にシロアリ被害や土台の腐食等お住まいの構造に直結する部分でありながらその状態が放置される可能性があります。

弊社では、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々な検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 不動産係 伊東

基礎ひび割れ調査実施

前回は中古住宅を購入された時に払う登記費用についてお話しをさせて頂きましたが、今回は広島での住宅検査の一つになります基礎ひび割れ調査についてお話します。

今回は住宅の購入者様から「基礎ひび割れ状況を調査して欲しい」とご依頼を頂き、床下にて調査した写真がこちらです。

 

今回の建物では各所にてひび割れが確認されました。

ここで、少し難しいかもしれませんがコンクリートのひび割れについてお話します。コンクリートは固まる時に水と反応(水和反応)します。その後、乾燥収縮したり施工時の状況等によってひび割れが発生したりします。今回のひび割れについては、その形状等から乾燥収縮と施工時の打ち継ぎによるひび割れと推定されました。よって、構造上直ちに問題等が発生するひび割れの可能性は低い旨をご説明し、安心して頂きました。

弊社では、コンクリート診断士や一級建築士等の有資格者が多角的な目線から問題事象について所見をまとめます。

その他、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々な検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 不動産係 伊東

中古住宅の登記費用が安くなるかも

前回は配管からの漏水発見についてお話しをさせて頂きましたが、今回は中古住宅を購入された時に払う登記費用についてお話します。

住宅ローン控除における築年数の要件が撤廃される事が周知されましたが、あまり知られていないのが今回ご説明する登記費用の軽減処置についてです。脱炭素社会に向けて等の取組みは税制にも大きく反映されている裏返しでしょう。

画像の1(特定認定長期優良住宅)と2(認定低炭素住宅)の所有権の保存登記等については、中古住宅で該当する事はまれなので割愛させて頂きます。ですので、今回は画像の3(特定の増改築等がされた住宅用家屋の所有権の移転登記の税率の軽減)についてご説明します。

通常でしたら、中古建物を購入した時それが住宅でしたら本則の2.0%の税率が0.3%に軽減されます。しかし、一定の増改築等をした住宅を購入するとさらに軽減を受けられて0.1%になります。

0.2%ぐらいと思われるかもしれませんが不動産は高額の為、差額が数万円になる可能性も高いと思います。要件は色々ありますが、ざっくりイメージとしてフルリフォームしている戸建やマンションを購入すると該当する可能性があります。

弊社では、その時に必要な書類作成等のお手伝いもしています。どこに相談していいか分からない等ありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 不動産係 伊東

コンクリートブロックの浮き発見 検査や調査の必要性を痛感

前回はレベル測定を実施した時についてお話しをさせて頂きましたが、今回は広島での住宅検査を実施した時のコンクリートブロックの浮き発見についてお話します。

今回もお住まいの方から「住宅検査を実施して欲しい」とご依頼を頂き、発見したコンクリートブロックの浮きを撮影した写真がこちらです。今回のお宅では1階の壁がコンクリートブロックで出来ており、その一部で剥落しそうなぐらい浮いているのが分かると思います。

 

原因は恐らくコンクリートブロック内の鉄筋腐食、膨張によるコンクリートブロックの押し出しと思われます。因みにこのまま調査をしていなかったらどうだったでしょう。恐らくそのまま放置されるのではないでしょうか。

倉庫など居住空間以外の場所では普段目にする機会も少ない等の理由から、床下の様にシロアリ被害や土台の腐食等お住まいの構造に直結する部分がありながらその状態が放置される可能性があります。

弊社では、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々な検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 不動産係 伊東

配管からの漏水発見 検査や調査の必要性を痛感

前回はコンクリートブロックの浮きを発見した時についてお話しをさせて頂きましたが、今回は広島での住宅検査を実施した時の配管からの漏水発見についてお話します。

今回はマンション購入予定者の方から「住宅検査を実施して欲しい」とご依頼を頂き、発見した配管からの漏水を撮影した写真がこちらです。今回のお宅では通常の検査にオプションとして、管路(給水管、排水管の水漏れ等の異常)検査をご依頼頂いた為事前に発見出来ました。

 

写真をよく見ますと、キッチン下の配管継ぎ目からにある雫が確認出来ると思います。

事前に確認出来た事により無償にて対応して頂ける可能性が高いでしょうが、このまま調査をしていなかったらどうだったでしょう。買主様の費用負担で補修等を実施する可能性もあるのではないでしょうか。

配管等の漏水は実際に使用してみないと分からない等の理由から、費用負担でもめる可能性があります。

弊社では、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々な検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 不動産係 伊東

レベル測定実施

前回は鉄筋探査を実施した時の鉄筋の有無等の確認についてお話しをさせて頂きましたが、今回は広島での住宅検査の一つになりますレベル測定についてお話します。 今回は住宅の購入者様から「床等の傾きを測定して欲しい」とご依頼を頂き、レーザーレベルで測定した写真がこちらです。今回の建物では一部に傾きが確認されました


ここで、少し難しいかもしれませんが平成29年国土交通省告示第82号で既存住宅状況調査方法というのがあります。その中には6/1,000以上の傾斜があった場合にはその建物の劣化事象として報告する事となっています。この6/1,000とは1,000㎜の水平方向距離で6㎜の垂直方向距離があるという事になります。

弊社では、デジタル傾斜計とレーザーレベルを状況に応じて使い分けながら測定等の検査を実施しますが、各種条件等によりすべての傾きが分かるという訳ではありません。ですがある程度は分かる為、一つの安心材料にはなるでしょう。

弊社では、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々な検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

営業部 不動産係 伊東