■ 「床がペコペコ」ってどういう状態?
「最近、床がやわらかく感じる…」「歩くと沈むような感覚がある」
そんな違和感を感じたことはありませんか?
実はこの現象、床板や根太(ねだ)といった床の構造部材が劣化しているサインかもしれません。
今回は、実際に劣化した床板の下から撮影した映像をご紹介しながら、原因と対策について解説します。
■ 実際の床下動画をチェック
動画では、床板の裏側が踏むと動く様子が確認できます。
床下から見た「ペコペコ」のリアルな状態は、普段の生活では見えないからこそ重要です。
■ 床がペコペコする主な原因
経年劣化
築20年以上経過した住宅では、合板の層が剥がれて強度が落ちることがあります。
湿気やシロアリの影響
床下の湿気が多いと木材が腐りやすくなります。シロアリが原因となる場合も。
施工不良や下地のたわみ
釘が浮いていたり、根太間隔が広すぎたりすると沈みやすくなります。
■ 放置するとどうなる?
- 床が抜ける危険性
- シロアリやカビの発生リスク
- 二次被害として内装材や家具への影響
安全面・衛生面からも、放置は避けるべき状態です。
■ 対策と修繕方法
状況に応じて、次のような対応が必要です。
劣化の程度 | 対応内容 |
軽度(表面のたわみ) | 合板の補強、表面材の張替え |
中度(構造材の弱り) | 根太や床組の部分交換 |
重度(腐朽・シロアリ) | 被害部の撤去・薬剤処理・全面張替え |
■ プロの点検で「見えないリスク」を確認しましょう
床が沈む違和感は、「何かがおかしい」という住宅からのサイン。
専門業者による床下点検を行えば、
・どこがどれだけ傷んでいるか
・補修が必要かどうか
が正確にわかります。
■ まとめ:動画で見る劣化は、”他人事”じゃない
今回の動画で紹介した床下の様子は、決して珍しいケースではありません。
「床がペコペコする」というご相談は、年々増えています。
不安を感じたら、まずは点検を。
当社では点検からご提案、施工まで一貫対応しております。
お気軽にご相談ください。