「地震が来ると、家の中がすごく揺れる気がする…」
そんな違和感、感じたことありませんか?
実はその“揺れすぎる感じ”、住宅の構造や経年劣化によるものかもしれません。
今回は「家が揺れすぎる原因」と「早めにできる対策」についてご紹介します。
■ なぜ、うちだけこんなに揺れるの?
- 隣の家と比べて明らかに揺れている
- 2階が特に大きく揺れる
- 棚の物がよく倒れる
実はこれ、「気のせい」ではありません。
建物の構造や劣化具合によって、同じ地震でも揺れ方がまったく変わるのです。
■ よくある原因①:築年数が古く、耐震基準を満たしていない
- 1981年(昭和56年)以前の建物は「旧耐震基準」
- 筋交いや金物の不足
- 壁の配置バランスが悪い家も
■ よくある原因②:経年劣化や基礎の沈み
- 木材の劣化や白蟻被害によって強度が落ちている
- 地盤の緩みや不同沈下
- 壁や柱がすでに“ズレ”ていることも
■ よくある原因③:増築・リフォームの影響
- 増改築時にバランスが崩れてしまうケースも
- 筋交いや梁が抜けて耐震性が落ちる場合あり
■ どうすればいい? → 「耐震診断」で今の状態を“見える化”
- 壁のバランス・基礎の状態・構造材の劣化を総合評価
- 「揺れすぎの原因」が明確に
- 補強が必要な場合、工事の提案も可能
📌 住宅ケンコウ社では、耐震診断の実施はもちろん、床下・屋根裏の詳細点検も行っています。
写真付きの報告書で、現状を“見える化”してご説明します。
■ 補強工事の選択肢も
- 耐震金物の追加
- 筋交いや合板の補強
- 基礎の補強、束石の打ち直しなど
※リフォームの際に合わせて行うのもおすすめです。
■ まとめ:小さな揺れの違和感が、大きなリスクのサインかも
地震のたびに「うちの家、揺れすぎじゃない?」と感じたら、
それは家が出している“注意信号”かもしれません。
🔍 気になる方は、まずは耐震診断から始めてみませんか?
診断のみのご相談でもお気軽にどうぞ。