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【梅雨時期の注意点】雨樋の点検と水漏れメンテナンスについて

梅雨の時期になると、雨漏りや水漏れに関するご相談を多くいただきます。
中でも特に多いのが「雨樋の劣化」や「詰まり」によるトラブルです。雨樋の不具合は、そのままにしておくと外壁や基礎部分にダメージを与える原因にもなりかねません。

今回は、雨樋の点検とメンテナンス方法について、ポイントをまとめてご紹介します。

◆ 雨樋の役割と重要性

雨樋は、屋根に降った雨水を地面まで安全に排水するための大切な設備です。
もし雨樋が詰まったり破損したりすると、雨水がうまく流れず、外壁を伝って水がしみ込んだり、建物の基礎周りに水たまりができてしまいます。

こうした水のトラブルを防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスがとても重要です。

◆ 雨樋の点検ポイント

以下の点をチェックすることで、雨樋トラブルを未然に防ぐことができます。

①【目視チェック】

屋根や地上から雨樋を確認し、葉っぱやゴミが溜まっていないかをチェックします。
詰まりがあると、水が正常に流れず、雨樋からあふれてしまいます。

特に落ち葉が溜まりやすい軒先や、近くに樹木がある住宅では詰まりが発生しやすくなります。
定期的な掃除や、落ち葉除けネットの設置も効果的です。

②【水漏れの確認】

ホースなどで実際に水を流してみて、接合部やコーナー部分に水漏れがないか確認しましょう。

接合部や継ぎ目からのわずかな水漏れも、時間が経つと大きな被害につながる恐れがあります。
補修テープで一時対応することも可能ですが、根本的な修理が必要なケースもあります。

③【破損・劣化のチェック】

雨樋にひび割れ・歪み・錆びがないかを確認します。破損が見つかった場合は早急に修理・交換が必要です。

雨樋の素材によって耐久年数は異なりますが、塩ビ製の場合は10~15年が交換の目安とされています。
特に強風や積雪の多い地域では、定期的な確認がより重要です。

④【傾斜の確認】

雨樋はわずかに傾斜をつけて取り付けられています。傾斜がずれていると、水がスムーズに流れずに溢れる原因になります。

傾斜のズレは、金具のゆるみや経年劣化によって徐々に生じることがあります。
水の流れが悪いと感じたら、専門業者に勾配の再調整を依頼しましょう。

⑤【固定金具の状態確認】

雨樋を支える金具が緩んでいたり、腐食していたりしないかも要チェック。劣化している場合は交換が必要です。

サビや腐食がある場合は、雨樋全体を支えきれず、最悪の場合落下の危険性も。
安全のためにも、早めの交換をおすすめします。

◆ 点検は定期的に、そして安全第一で

特に集中豪雨が予想される時期には、雨樋がしっかり機能するかどうかを事前に確認することが大切です。

雨樋の詰まりや破損を放置すると、建物全体に悪影響を与える可能性があります。
ただし、雨樋の点検や修理は高所での作業となるため、無理に行うと転落などの危険も伴います。

◆ ご不安な場合はお気軽にご相談ください

「点検したいけど、高い場所での作業は不安…」
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