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点検のプロが教える床下点検ガイド[道具紹介編]

「床下が気になる」「自分で点検してみたい」――そんな方が増えています。

しかし、床下は狭く暗く危険も多いエリア

最低限の道具と知識を備えておくことが、自分を守る第一歩です。

今回は、現場のプロが「これだけは持っておいてほしい!」と感じる、初心者向け床下点検道具ベスト5を紹介します。

これがないと始まらない!初心者向け点検道具ベスト5

第5位:差し棒(指し棒・ドライバーなど)

手を突っ込まず“触る代わり”に使う道具

構造材や配管の状態確認時に便利。長めのドライバーや棒状工具で、直接触れずにシロアリの食害の“スカスカ音”確認にも使えます。

シロアリの被害がある木材にはドライバーが刺さります。

シロアリ被害のある木材にドライバーを刺している画像

プロの一言:
「気になる箇所をみつけたけど手が届かない・・そんなことがおきた時に役立ちます」

第4位:カメラ or スマホ(ライト付き)

記録を残すことで“見直し”と“相談”ができる

見つけた異常を写真で記録しておくと、プロへの相談時もスムーズです。

床下の奥まで届く自撮り棒があるとさらに便利。

プロの一言:
「“見たつもり”が一番危ない。後から確認できるよう必ず記録を」

第3位:マスク(防塵・防臭対応)

カビ・ホコリ・虫のフン…呼吸器を守ろう

見えない粉塵やカビの胞子が漂っていることもあります。

防塵マスクがあると安心。

プロの一言:
「床下のホコリを吸い込むと体調崩します あと鼻毛がすごい伸びます」

第2位:作業用ツナギ

服装で快適さと安全性が決まる

床下はホコリ・クモの巣・湿気・場合によっては害虫がいます。

動きやすく汚れてもOKなつなぎタイプ がベスト。

いつもFIELDさんでツナギを選んでおります。

社員同士間違えないよう刺繍入り。

手袋も必須です。

プロの一言:
「服に引っかかった虫を家に持ち込まないよう、点検後は着替えと洗濯を」

第1位:LEDライト

明るさ確保が命!

床下はとにかく真っ暗。明かりがないと何もできません。

電池式より充電式が便利で、明るさ300lm以上が理想です。

電池切れや接触不良によって真っ暗になってしまうのは怖いのでしっかりした物を選びましょう。

色々なライトを使用しましたが現在はGENTOS(ジェントス)製品を利用しています。
閃シリーズを愛用しております。

プロの一言:
「明るさ不足でシロアリの蟻道を見逃したケースも。ケチらず良いものを選んで!」

おまけ:コンドルマスク

たまに思わぬ虫と遭遇したとき、これがあるのとないのとで安心感が全然違います。

価格も比較的リーズナブルなので、ぜひ一度試してみてください。

“備えあれば憂いなし”を実感できるアイテムです。

最後に

床下点検は、最低限の装備が揃ってこそ安全・正確に行える作業です。

道具を揃えることは、「自分を守る意識の第一歩」。

無理な姿勢や見落としによる二次被害を避けるためにも、

不安がある場合はプロの点検を活用するのも重要です。