■ 「家の中で一番事故が多い場所」はどこ?
「転倒が多い階段?」「火の元のキッチン?」と答える方が多いかもしれません。
しかし実は――
家庭内の死亡事故の4割以上が「 浴室 」で起きているという報告があります。
原因として多いのが「 ヒートショック 」。
■ ヒートショック とは?
ヒートショック とは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、失神や心筋梗塞・脳卒中を引き起こす現象です。
たとえば…
- 冬場、暖かいリビングから寒い脱衣所へ移動
- 服を脱いで体が冷えたまま、冷えた浴室へ
- そこから熱いお湯に急に入る
この一連の流れで、血圧が大きく上下してしまい、体に大きな負担がかかります。
■ 夏でもヒートショック は起こる
ヒートショック =冬のリスク、と思われがちですが、実は夏場も注意が必要です。
冷房が効いた室内から、蒸し暑い脱衣所・浴室に移動すると、逆方向の急激な温度変化が発生。
特に高齢の方や持病をお持ちの方は、わずかな温度差でも影響を受けやすくなります。
■ 断熱リフォーム で防げる家庭内事故
ヒートショック対策 の基本は、室内の温度差を小さくすることです。
以下のような対策が有効です:
- 浴室・脱衣所に暖房設備を設置する
- 脱衣所や浴室に断熱材を入れて外気温の影響を減らす
- 窓や扉を断熱仕様に交換する
近年では、ヒートショック対策 の 断熱リフォーム を希望されるご家庭が増加しています。
浴室のリフォームだけでなく、脱衣所や廊下との断熱バランスも大切です。
■ 点検・見積無料。
お気軽にご相談ください
「家族が高齢なので心配」
「寒い浴室がつらい」
「夏も冬も温度差がきつい」
そんな方は、まずは今のお住まいの断熱状態を確認してみるのがおすすめです。
現地の状況を拝見し、ご家族構成やご予算に合わせたご提案をさせていただきます。
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