マイホームを検討する際、「新築にするか、中古住宅にするか」で迷う方は多いでしょう。
近年は、中古住宅を購入して同時にリフォームするスタイルが注目されています。
理由は、新築よりコストを抑えながら、自分好みの住まいを手に入れられるからです。

ただし、中古住宅購入とリフォームを同時に進める場合には、資金計画やスケジュール、建物の状態確認など、押さえておくべきポイントがいくつもあります。
この記事では、購入+リフォームの流れやメリット・注意点をわかりやすく解説していきます。
中古住宅購入とリフォームを同時に進めるメリット
1.新築よりも費用を抑えられる
中古住宅は新築と比べて価格が安いため、浮いた予算をリフォームに回すことができます。
外壁塗装や水回りの交換、断熱リフォームなど、自分の希望を取り入れやすいのが魅力です。

2.入居前に工事ができる
中古住宅を購入後、すぐに入居するのではなく、契約から引渡しの間にリフォーム工事を行うことが可能です。
家具を置いた後に工事する必要がないため、生活への影響が少なく快適にスタートできます。
3.住宅ローンとリフォーム費用を一本化できる
「リフォーム一体型ローン」を利用すれば、住宅購入費とリフォーム費用をまとめて借入できます。
資金計画が立てやすく、毎月の返済も一本化できるのは大きなメリットです。
4.自分好みの住まいにできる
内装のデザインだけでなく、間取り変更や耐震補強、断熱性能の向上なども同時に行えるため、既存の住宅を自分仕様にアレンジできます。
中古住宅購入+リフォームの基本的な流れ
1.予算の確認と資金計画
まずは住宅ローンの借入可能額を確認し、購入費+リフォーム費+諸費用を含めた総額を把握します。

2.物件探しと建物状況調査
候補の物件が見つかったら、必ず建物状況調査(ホームインスペクション)を行いましょう。
シロアリ被害や雨漏り、構造の劣化などは素人では判断が難しいため、専門家による診断が安心です。
3.リフォームプランの作成
「水回りを新しくしたい」「耐震性を高めたい」「外壁を塗装したい」など、優先順位を決めてリフォーム計画を立てます。
断熱や耐震のように、見た目ではわからない部分も忘れずに検討しましょう。
4.見積もり・資金調達
リフォーム会社に見積もりを依頼し、予算と照らし合わせます。この時点で、ローンにリフォーム費用を組み込む手続きも進めます。
5.契約・リフォーム工事
物件の引渡し前に施工を行うのが理想です。スケジュールを事前に調整し、入居時にはすぐに快適な生活をスタートできるようにします。
リフォーム費用の目安
リフォーム内容によって大きく変動しますが、おおよその目安は以下の通りです。
- キッチン・浴室・トイレの交換:50〜150万円
- 外壁塗装:100〜200万円
- 屋根補修:80〜120万円
- 耐震補強:100〜200万円
- 断熱リフォーム:100〜250万円
- フルリノベーション:500〜1,000万円以上
中古住宅購入費と合わせると、総額で新築同等、あるいは少し安い水準になるケースが多いです。

注意すべきポイント
1.建物の状態を必ずチェック
築年数が古い住宅では、シロアリ被害や基礎の劣化、配管の老朽化などが隠れていることがあります。
購入前にインスペクションや耐震診断を行うことで、余計な出費を避けられます。
2.想定外の工事費に備える
リフォームは解体してみないとわからない部分もあります。シロアリ被害や雨漏り跡が見つかれば、追加費用が発生することもあります。資金計画には余裕を持たせておきましょう。
3.補助金・減税制度の活用
中古住宅でも、耐震改修や省エネリフォームを行えば補助金の対象になる場合があります。
住宅ローン減税も適用できることがあるため、事前に確認しておきましょう。

まとめ
「中古住宅購入と同時にリフォーム」は、
- 新築よりもコストを抑えられる
- 入居前に工事ができる
- 自分好みの住まいを実現できる
という大きなメリットがあります。
ただし、建物の状態によっては想定外の工事費が発生することもあるため、購入前のインスペクションや耐震診断は必須です。

正しい手順で進めれば、新築以上に満足度の高い住まいを手に入れることができるでしょう。