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これからの住まいは「中古住宅+リノベーション」があたりまえに

中古住宅を買ってリノベーションする人が増えています。快適で安心、しかも自分らしい住まいづくりのポイントをやさしく解説!

これまで日本では「家を買うなら新築でしょ」という考え方が当たり前でした。

中古の家は“仕方なく選ぶもの”と思われていた時代もあります。

でも今は時代が大きく変わりました。

家を建てるための費用がどんどん上がり、職人さんの数も減っている今、新築を買える人は限られてきています。

その一方で、すでにある家を買って、自分たちの暮らしに合わせて直して住む「中古住宅+リノベーション」という選び方が、現実的で満足度の高い方法として注目されています。

築30年の家と聞くと「古い家」と思うかもしれませんが、1995年以降に建てられた家は、地震に強い基準で造られたものが多く、しっかりした造りの家も少なくありません。

特に2000年代前半の家は、今の家よりも丁寧につくられているものも多く、中古とはいえ、状態が良い物件も意外とたくさんあります。

住宅ケンコウ社では、家を買う前に“見えないところ”まで調べる「住宅診断(ホームインスペクション)」を行っていますが、その中で「まだまだ長く住めるいい家」と出会うこともよくあります。

実際に、中古住宅を購入して自分たちでリノベーションした人たちは、住まいへの満足度が非常に高いという調査結果があります。

中には、新築の注文住宅よりも満足度が高いという結果も出ています。

出典:マイナビニュース(2023年2月)

リノベーションでは、間取りや内装を自分たちの暮らし方に合わせて考えることができます。

たとえば、こんな希望もリノベーションなら叶えられます。

  • リビングを広くしたい
  • 子ども部屋を将来仕切れるようにしておきたい
  • ペットに優しい素材を使いたい

そんな希望をカタチにしていくことで、「本当に住みやすい家」がつくれます。完成したときの喜びはもちろん、そのプロセスが家への愛着を深めてくれるのです。

家を買ってから「こんなところが壊れてたなんて…」と後悔したくないですよね。

そこでおすすめなのが、プロによる「住宅診断(ホームインスペクション)」です。

これは、建物のゆがみ、雨漏り、シロアリなどの被害、設備の老朽化など、家の状態を事前に調べておくものです。

中古マンションの場合は、自分の部屋(専有部分)だけでなく、廊下やエレベーターなどの共用スペースの管理状況や修理の計画も確認しておくと安心です。

2025年4月から、「リフォームや増改築をする場合にも、省エネ性能が一定の基準を満たす必要がある」というルールが始まりました。

簡単に言えば「暑さ・寒さに強い家にしましょう」という話。

たとえば、

  • 窓を断熱性の高いものに変える
  • 壁や床に断熱材を入れる
  • 省エネのエアコンや給湯器を使う

などの工事が求められるようになります。

さらに2030年には、その基準がさらに厳しくなっていく予定です。

こういった新しいルールに対応するには、知識のあるリフォーム会社を選ぶことがとても大切です。

家の中を快適にするには、断熱や空気の流れ、水まわりの構造など、細かい計算や工事が必要です。

住宅ケンコウ社では、

  • 家の状態を調べる「住宅診断」
  • 補助金の活用方法のご案内
  • 実際の施工までワンストップで対応

など、お客様にとってわかりやすく、安心できるサポートを心がけています。

リフォームや省エネ工事に対しては、国や自治体から「補助金」が出ることもあります。

たとえば、「子育てエコホーム支援事業」という制度では、断熱工事や省エネ設備の設置などを行うと、最大60万円の補助が出る場合もあります。

「子育て」と書いてあっても、対象になるのは子育て世帯だけではなく、一般のご家庭でも利用できる制度です。

住宅ケンコウ社では、こうした補助金の情報も丁寧にお伝えし、申請サポートも行っています。

「リノベーション」と聞くと、すべて業者に頼まないといけないように感じるかもしれませんが、ちょっとした部分だけ自分でやってみるのもおすすめです。

たとえば、

  • 壁に好きな色を塗る
  • 壁紙を貼り替えてみる
  • 棚をつくってみる

そんなDIY的な工夫でも、家に対する愛着はぐっと増します。

今後は職人さんが減っていくこともあり、「ちょっとした修理は自分でできる」というスキルも、ますます大切になるかもしれません。

中古住宅+リノベーションは、「今ある家を活かして、自分たちの理想に近づけていく」という考え方です。

新築より費用を抑えつつ、快適さや住み心地、そして自分らしさを手に入れることができます。

そしてなにより、これからの時代に求められる「環境への配慮」や「家を長く大切に使う」という社会全体の流れにも合った住まい方です。

住宅ケンコウ社では、家を「買う前」から「住み始めた後」まで、一人ひとりのご家族に寄り添ったサポートを行っています。

「安心して暮らせる家」「長く住み続けられる家」を一緒に探し、つくっていきませんか?

空き家購入前に必須!ホームインスペクションの活用法【事前調査で安心の家選びを】

空き家購入時、見た目はきれいでも「本当に安全に住めるのか?」「見えない部分に問題はないか?」と不安を抱える人も多いのが現実です。

こうした不安を解消し、安心して購入判断を行うために有効なのがホームインスペクション(建物状況調査)です。

ホームインスペクションを、空き家購入時にどのように活用すべきか、また住宅ケンコウ社がどのようなサポートを提供しているかまで、詳しく解説します。

見えないリスクが潜む「空き家」の現実

空き家は長期間人が住んでいないことで、劣化が進行しやすい傾向があります。たとえば、

  • 屋根や外壁の傷み
  • 雨漏りや天井裏のカビ
  • 基礎部分のひび割れ
  • シロアリによる木部の食害 などが目立たない状態で進行している場合があります。

特に中古住宅の購入後にトラブルが発覚するケースでは、修繕費が数百万円単位に及ぶことも少なくありません。

「見た目がきれい」だけでは判断できない

表面的なリフォームや美装だけでは、建物の構造的な安全性や耐久性は判断できません。

購入前に専門家が客観的に調査・診断を行うことで、

  • 建物の健全性の可視化
  • 修繕の必要性の有無
  • リフォーム予算の目安
  • 売主との価格交渉材料 などが得られます。

これは購入者だけでなく、売主や不動産仲介会社にとっても安心材料になります。

ホームインスペクション(建物状況調査)とは

住宅の劣化状況や不具合を、専門の資格を持ったインスペクターが目視を中心に診断するサービスです。

住宅診断とも呼ばれ、主に以下のような内容をチェックします:

主な調査項目:

  • 屋根・外壁の劣化状況
  • 基礎のひび割れや沈下の有無
  • 室内の傾き、床のたわみ
  • 天井裏や床下の湿気・カビ・木材の腐朽
  • 水回りの劣化状況

オプションでの専門調査も可能

住宅ケンコウ社では、標準のインスペクションに加え、以下のような専門調査にも対応しています:

  • 床下調査(潜入による目視点検)
  • シロアリの有無調査・駆除提案
  • 赤外線カメラを用いた断熱・雨漏り診断
  • 気密測定(断熱・気流経路の確認)

これらの調査を組み合わせることで、より正確な建物状態の把握が可能です。

報告書で「可視化」する安心

調査後には、写真付きの詳細な報告書を提出します。これにより、購入後のリフォーム計画や価格交渉の根拠資料として活用可能です。

建築と防蟻のプロが連携した診断体制

住宅ケンコウ社では、建築士・住宅診断士・防蟻技術者などの専門スタッフが連携し、総合的な診断を行います。

一戸建て住宅の施工・管理経験を活かし、構造面のチェックだけでなく、害虫・湿気・断熱といった「住まいの健康リスク」にまで踏み込んだ診断が可能です。

広島県内に特化した対応力

広島県内各地での実績が豊富で、地域特有の気候や地盤条件も踏まえた判断ができます。

特に沿岸部に多い湿気被害や山間部の断熱不足など、地域事情に即したアドバイスが可能です。

ワンストップ対応が可能

調査→報告→必要に応じた防蟻処理・リフォーム・補助金申請支援まで、ワンストップで対応。

お客様の手間を最小限に抑えながら、最適な住まいづくりを支援します。

ケース①:東広島市/築38年 木造住宅

課題: 傾き・床下湿気・断熱不足

調査内容: ホームインスペクション+床下点検+気密測定

対応: 基礎部分の部分補強/床下防湿シート施工/断熱改修

結果: 30代夫婦と子ども1人が安心して暮らせる住宅に再生

ケース②:呉市/相続空き家の売却前診断

課題: シロアリ被害の可能性と屋根の老朽化

調査内容: ホームインスペクション+シロアリ調査

対応: 屋根の一部補修/防蟻処理/報告書提出で買主に安心提供

結果: 約3カ月での成約に成功、資産化に貢献

地方自治体の住宅改修支援

広島県内では、空き家購入や住宅リフォームに対して補助金が支給される制度があります

住宅ケンコウ社では、以下のような補助金制度の申請サポートにも対応しています。

  • 東広島市空き家活用支援事業(インスペクション費用の一部補助)
  • 呉市移住促進住宅改修補助金
  • 広島県空き家再生支援制度(上限50万円)

申請には事前の調査報告書が必要になるケースが多く、ホームインスペクションが補助対象条件になる場合もあります。

Q:空き家を購入する前に、いつ調査を依頼すべき?

A:基本的には「購入を検討する段階(契約前)」がおすすめです。
買付申込の前後で調査を依頼することで、価格交渉材料や修繕計画に活かせます。

Q:インスペクション費用はどのくらい?

A:建物の大きさや調査範囲により異なりますが、一般的には4万円〜8万円程度。オプション調査を含めた見積もりも可能です。

Q:調査だけ依頼して、その後は他社でリフォームしてもいい?

A:もちろん問題ありません。調査のみのご依頼も歓迎です。
必要に応じて他社様との連携も可能です。

Q:売主がインスペクションを嫌がることは?

A:調査の内容や目的を丁寧に説明することで多くの場合理解が得られます。
住宅ケンコウ社では仲介会社や売主との調整もサポートしています。

空き家の購入は、価格的にも魅力がある一方で、リスクも伴う選択です

ホームインスペクションを通じて「見えない不安」を見える化することで、購入後のトラブルを防ぎ、安心して住める住まいを手に入れることができます。

住宅ケンコウ社では、建物診断・防蟻調査・改修提案・補助金サポートまでワンストップで対応。

広島県内で空き家の購入や再生を検討している方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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【建物状況調査】軒天に「クモの巣?」実は塗膜の浮きと微細なヒビ割れ

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35歳 、「これって自分の家なのか?」と考え始めた日。中古住宅 に潜むリスクと向き合った話

「 35歳 になりました。」

この年齢になると、仕事でもプライベートでも「そろそろ人生の土台を固めたい」と思うことが増えてきました。

自分自身は、いま“実家暮らし”のような形をとっていて、親が購入した分譲マンションに住んでいます。

ただ、そこにはちょっとした事情があって──そのローン、今は自分が代わりに返済してるんです。

住み心地に特別な不満があるわけではないし、生活環境もそれなりに便利。

でも、ある日ふと思ったんです。

「これって、自分の“家”って言えるんだろうか?」

「所有しているようで、していない」という違和感

たとえば、リビングのレイアウトを変えたいなと思っても、どこかで「これは親の部屋だから」とブレーキがかかる。

リフォームの話が出ても、「まあそこまでしなくていいか」とスルーしてしまう。

形としては“家賃を払っていない”という感覚ですが、実際はしっかりローンを払いながらも、どこかで“自分のものじゃない”という感覚がつきまとっていました。

そんなある日、友人から「中古住宅 を買った」という話を聞きました。

それをきっかけに、自分自身も「家を持つ」ってどういうことなのか、真剣に考えるようになったんです。

中古住宅 、いいかもしれない。でも…。

新築より価格が抑えられて、立地の選択肢も多い。

中古住宅 って意外と“現実的な選択肢”なのかもしれない。

そう思って、不動産サイトや広告を見るようになりました。リフォーム済みで見た目がキレイな物件も多くて、「これはアリかも」と思い始めた矢先──

仕事で関わった、ある中古住宅の現場での出来事が、頭をよぎりました。

現場で感じた「見えないリスク」の怖さ

その日は、築20年以上の戸建て住宅の調査依頼でした。

見た目はキレイで内装もリフォームされており、一見何の問題もなさそうな家。でも、床が沈むという相談を受け、床下を確認してみると、土台の一部がシロアリにやられていたんです。

住まれていた方も「リフォームしたばかりで安心してた」と言っていましたが、実は 構造部分はノーチェック。

こうしたケースは、僕らの業界では決して珍しくありません。

つまり──中古住宅 は「見た目がキレイ=安心」ではないということ。

ホームインスペクションがくれた“判断材料”

そこで 重要になってくるのが、ホームインスペクション(住宅診断)です。

専門の調査員が、家の傾き・雨漏り・劣化状況・シロアリ被害など、購入前にチェックしてくれるサービス。

調査結果によっては「やめた方がいい」とアドバイスされることもありますし、逆に「構造はしっかりしている」と安心できる材料にもなります。

中古住宅 を選ぶにあたっては、価格だけじゃなく、「中身を知った上で選ぶ」という姿勢が必要なんだと実感しています。

▶過去の関連記事・・・中古住宅の購入を検討している方、ちょっと待って!後悔しないための「建物状況調査(インスペクション)」とは?

35歳の今だからこそ、納得できる家を選びたい

家って「どこに住むか」「いくらかけるか」も大事だとおもいますが、

「自分が納得して住めるか」も、すごく大切だと思います。

今の暮らしに不満があるわけじゃない。でも、“自分の家”として、将来を見据えた選択をするなら、今がちょうどそのタイミングなのかもしれません。

同じように、今の暮らしにモヤモヤしている人がいたら、まずは「どんな家を持ちたいか」考えるところからでもいいと思います。 

そして、中古住宅 を選ぶなら──ホームインスペクションのこと、ぜひ知ってほしいです。

安心して住める家を、自分で選ぶための武器にしていただきたいです。

35歳 まとめ

これからの暮らしをどうしていくか、ちゃんと考えたい年齢。

「この家って、本当に自分のものなのか?」と自問したときに、自分の答えを出せるような選択をしていきたいですね。

中古住宅の見分け方|購入前に確認したいチェックポイント


←close     もくじ

1、外観のチェックポイント

2,室内のチェックポイント

3,設備・インフラのチェックポイント

4,書類・法的なチェックポイント

補足アドバイス:失敗しないためのポイント


中古住宅を購入する際には、見た目だけでは判断できない重要なチェックポイントが数多くあります。

本記事では「外観」「室内」「設備」「法的書類」などのカテゴリに分けて、確認すべきポイントをわかりやすくご紹介します。

また、専門業者によるインスペクション(建物状況調査)や、購入後に必要となるリフォーム・保険・耐震基準についても補足していますので、ぜひ最後までご覧ください。


1、外観のチェックポイント

● 外壁塗装 の劣化

・ひび割れ、塗装の剥がれ、コーキングの劣化

・手で触ると白い粉(チョーキング)が付着する場合は塗膜が劣化しています

※外壁塗装 の耐用年数は一般的に約15年が目安です。
特に窓まわりのコーキングに切れや浮きがないか確認しましょう。

● 屋根の状態

・ズレ、割れ、色あせ

・特に「化粧スレート屋根(カラーベストなど)」は劣化が進んでいる可能性があります

● 基礎のひび割れ(クラック)

・細かいヘアクラックは問題ありませんが、横方向のひび割れや幅が広いものは要注意です。

● 排水・雨樋

・雨樋の詰まり、傾き、割れ、外れがないか

・劣化すると屋根や外壁にも悪影響が出る可能性があります

→過去の関連記事
【雨樋の点検と水漏れメンテナンスについて】

● 敷地・地盤

・建物の傾きや沈下の有無

・周囲にひび割れや水たまり跡がある場合は、地盤沈下の可能性も

● シロアリ被害の兆候

・基礎周辺や床下の木部に「蟻道(ぎどう)」や腐朽の跡がないか確認

・可能であれば、専門業者による床下点検をおすすめします

      ↓基礎周辺の蟻道


2,室内のチェックポイント

中古住宅では、室内の状態からも劣化や不具合のサインを見つけることができます。

● 床の状態

・歩くと沈む、傾いている(ビー玉を転がして傾きを確認)

・特に水回り(洗面所・トイレ)は床が弱くなっていることがあります

● 壁・天井のシミやカビ

・雨漏り跡がないかを確認(窓上や天井の角に要注意)

・カビや湿気 が原因の場合、断熱や換気の問題も考えられます

→過去の関連記事
【天井に“怪しいシミ”?雨漏れ発見の瞬間とインスペクションの重要性見逃していたらどうなっていたか?】

● ドア・窓の開閉チェック

・スムーズに開閉できるか、引っかかりやゆがみがないか

・建物の歪みが開口部に現れることがあります

● 畳・フローリングの劣化

・傷み、沈み、浮き、日焼け、隙間など

・フローリングの隙間や浮きは、下地の劣化や湿気が原因の場合もあります

● 室内のニオイ

・カビ臭、ペット臭、異臭など

・臭いの発生源(排水溝、クロス、床下など)を確認することで、隠れた劣化要因が見つかることもあります


3,設備・インフラのチェックポイント

住宅の内部設備 は、交換や修繕に大きなコストがかかる部分です。年式や使用状況を事前に確認しましょう。

● 給排水設備

・配管からの水漏れやサビの有無

・特に鉄管が使用されている場合は、老朽化している可能性が高く注意が必要です

● 電気系統

・コンセントの数や配置、分電盤の容量に余裕があるか

・電気容量が少ないと、エアコン・IHなどの機器が使用できないケースもあります

● ガス・給湯器の状態

・給湯器の年式と動作確認(15年以上経過していれば取替え検討)

・異音や異臭がある場合は劣化のサイン

・古い給湯器は光熱費が高くなる傾向があるため、国の補助金制度を活用して交換するのもおすすめです

● 換気設備

・換気扇の動作確認、風量、ダクトの汚れ

・新築時から交換されていない場合は、
リフォーム前提での確認が必要です


4,書類・法的なチェックポイント

建物の法的状態や権利関係についても確認しておくことが重要です。

● 登記簿 の確認

・所有者の名義、抵当権の有無、他人の権利が残っていないか

● 建築確認済証 ・ 検査済証 の有無

・適法に建築された物件かを判断する重要な書類

・特に昭和期(昭和56年以前)に建築された建物は、現行の耐震基準を満たしていない可能性があります

● 境界確認

・隣地との境界が明確かどうか(トラブル防止のためにも重要)

● 増改築の履歴

・無許可の増築や未登記部分がないか

・ローンや保険に影響を及ぼすことがあるため、事前に確認を

原則10㎡以上の増築は建築確認申請が必要です。

平面図と実際の間取りが一致しているか確認してください。

※安全性の問題や住宅ローン等が受けられない場合があります。


補足アドバイス:
失敗しないためのポイント

◆ インスペクション ( 建物状況調査 )の活用

中古住宅の購入時は、第三者による インスペクション を依頼するのがおすすめです。

見えない部分の劣化状況や不具合が明確になり、「購入判断の基準」や「リフォーム計画」の材料になります。

→過去の関連記事
【ちょっと待って!後悔しないための「建物状況調査(インスペクション)」とは?】

◆ リフォーム 前提なら予算把握が重要

劣化箇所を事前に把握しておくことで、リフォーム の予算感や優先順位をつかむことができます。

◆ 住宅ローン減税・瑕疵保険の適用条件

ローン減税 や「 既存住宅売買瑕疵保険 」の加入には以下の条件が必要です。

・昭和57年1月1日以降に建築された住宅 もしくは

・耐震基準適合証明書の取得

・瑕疵保険( インスペクション とセット)に加入すること

これらの条件を満たすことで、購入後の補助制度を活用しやすくなります。


最後に

中古住宅の購入は、新築とは異なり「状態の見極め」が非常に重要です。

外観・室内・設備・書類など、あらゆる視点からチェックし、必要に応じて専門業者のアドバイスや点検を活用することで、失敗のない物件選びが可能になります。

「見た目はキレイ」でも「内部は劣化していた」というケースは少なくありません。

大切な マイホーム購入 を成功させるために、ぜひ本記事のチェックポイントを参考にしてみてください。

【専門家解説】 中古住宅 に潜む「 見えないリスク 」とは?購入前に必ず確認すべきポイント

中古住宅 を購入する際、価格や立地、見た目のきれいさだけで決めてしまうのは危険です。

見た目では分からない「 見えないリスク 」が存在し、それが住み始めてからのトラブルや大きな出費につながるケースも少なくありません。

今回は、建物診断の専門家の視点から、中古住宅 購入前に確認すべき見えないリスクと、その対策方法について解説します。

木造住宅における最大のリスクのひとつがシロアリ被害です。

シロアリは土台や柱を内部から食い荒らし、気づいたときには構造的に危険な状態になっていることも。

見た目ではわからないため、必ず専門業者による点検を依頼しましょう。

シロアリの「蟻道」が基礎などに確認できた場合は、駆除と防蟻処理をセットで対応することが重要です。

床下の基礎をつたってシロアリが蟻道を作って木材まで到達している写真

中古住宅では、床下や壁内の給排水管の劣化・漏水も見落としがちなリスクです。

  • 水圧が弱い
  • 排水の流れが悪い
  • 床がブカブカする

こういった症状は、配管の腐食や漏水が原因の可能性もあります。

床下カメラや水圧テストなどによる事前チェックで、安心して住める家かを判断しましょう。

床下の塩ビ管(給水管)が劣化していて穴が開き水が噴き出している写真

2000年以前に建てられた住宅の多くは、現行の耐震基準を満たしていません。

見た目がきれいでも、構造的な耐震性が不十分なケースも多くあります。

当社では、既存住宅の耐震診断を行い、必要に応じて耐震補強のご提案も行っています。

家族の命を守るためにも、中古住宅 購入前の耐震チェックは必須です。

古い住宅は断熱材が薄かったり、隙間が多く気密性が低い傾向があります。

これにより、以下のような問題が発生します:

  • 冬寒く、夏は暑い
  • 結露によるカビ発生
  • 冷暖房効率 が悪く電気代が高い

当社では、気密測定(C値測定)によって住宅の気密性能を数値で評価し、必要に応じて断熱リフォームの提案をしています。

リフォーム歴や修繕歴が確認できると、将来的なリスクの予測がしやすくなります。

また、第三者の専門家 によるホームインスペクション(住宅診断)を実施することで、外観だけでは分からない劣化や構造の問題点も把握可能です。

当社では住宅診断士による報告書付きの診断も対応可能です。

点検時に、見た目では分からない湿気や腐食、漏水による基礎の劣化などを確認するケースが多くあります。

また、「中古住宅 を購入して数ヶ月後に床下がカビ臭くなった」「水道代が急に高くなった」などの住んでから発覚するトラブルも。

こうした問題は、購入前に専門家のチェックを入れることで回避できます。

中古住宅 は、新築と比べて価格が安く、立地条件の選択肢も広い魅力的な選択肢です。

ですが、見えないリスクを放置すると、後々の修繕費用や安全性に大きく関わってきます。

購入前には、以下のチェックをおすすめします:

  • ✅シロアリ検査・防蟻処理
  • ✅ 給排水や水まわりの劣化確認
  • ✅ 耐震診断・補強の検討
  • ✅ 気密測定・断熱性能の評価
  • ✅ ホームインスペクションの実施

当社では、防蟻処理・気密測定・耐震診断・住宅診断(インスペクション)まで一括対応が可能です。

中古住宅 購入前のチェックに不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

地元密着・専門資格者が対応いたします。

中古住宅の購入を検討している方、ちょっと待って!後悔しないための「建物状況調査(インスペクション)」とは?

中古住宅の購入を検討中の方、
ちょっと待ってください!

「価格」「立地」「間取り」…確かに大事なポイントですが、それだけで決めていませんか?

実は多くの【中古住宅の売主・買主】が、
こんな悩みや不安を抱えています。
 

何を購入の評価基準にされていますか?


売主の方の不安・悩み
  • 価格設定が難しい
    • 高すぎると売れないし、安すぎると損をする。
    • 信頼できる「価格の根拠」がない
  • 築年数が気になる
    • 古い住宅は売れにくいのでは?
    • 修繕やリフォームが必要かも・・・
  • 建物の状態が分からない
    • インスペクション(建物状況調査)をするべき?
    • 引渡し後のクレームは避けたい・・。
  • 不動産会社の選び方がわからない
    • 誰に相談すればいいの?ごまかされない?
買主の方の不安・悩み
  • 家の状態が分からない
    • 築年数が古いと劣化が心配・・・。
    • シロアリや雨漏りなど、見えない不具合が不安。
    • 売主に検査をお願いしづらい。
  • 購入後の想定外の出費が怖い
    • 修繕やリフォームにいくら
      かかるか分からない。
  • 資金計画に不安
    • 住宅ローンの借り入れや返済に
      自信がない
  • 周辺環境の不安
    • 騒音、治安、通勤通学の
      利便性が気になる。

■ 共通の課題:「建物の状態」が分からない!

◆買主側はある程度の劣化は納得なれど
何処を修繕すればよいのか知りたい!

買主側の入手できる情報は、売主さんと不動産会社の簡単な説明と、後は見える範囲で自己評価す ることしかありません。

これでは中古住宅の売買は拡大しないですよね。結果日本では建物全体の中古住宅の構成がたったの14.5%ほどで後は新築です。ところがアメリカでは逆転して81%が中古住宅なのです。
 

その背景には、日本とアメリカでの「情報開示」と「建物検査」の普及率の差があります。

海外とのインスペクション比較画像
国土交通省 第3章 既存住宅流通市場の客観的評価

流通の体制は日本とは大きく違い、安心して中古住宅が流通するシステムが構築されており、評価基準などは、アメリカでは建物・土地が一体的に評価されるに対し、日本では土地と建物は別々に評価され、特に建物評価は築年数で評価されます。 いずれは日本でも評価基準等も法改正がなされ、もっと安心して売買できる体制が整ってくると思います。

特に気になるのは以下の2つです。

売主からの情報開示について
アメリカでは売買時に売主は「居住用不動産に関する情報開示義務」が定められています。
日本では売主は「買主に対して告知書を提出することが望ましい」となっています。

建物検査(インスペクション)の活用状況について
アメリカでは買主が「80%以上利用していますが、日本では、なんと「10%未満」しか利用していないのです!

「建物状況調査」について不動産会社から紹介されていないのか?

 売主・買主ともに、この制度の認知度が低いのか?

※宅建業者への調査では、「顧客が希望した場合のみ対応」が49%、 「顧客が希望しないのであっせんしない」が20%となっています。

(令和6年4月(公社)全国宅地建物取引業協会連合会アンケート調査よ))
【建物状況調査(インスペクション)】

この制度は国の登録を受けた機関が開催する講習会を終了した建築士が「構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分」について目視や計測、非破壊検査を行ない、建物の状況を把握し、適切な維持管理やメンテナンスの参考にするために行ないます。

※売主・買主のいずれかが依頼してかまいません。(買主が依頼するケースが多い)

しかし、この制度が周知徹底されないことから、2018年4月より宅地建物取引業法が改正され不動産取引の際に建物状況調査(インスペクション)という制度があることを売主・買主に説明することが義務化されました。

さらに利用されない場合はその理由も記載することになっています。

不動産会社から説明を受けましたか?・・・わずかな費用で検査できますのでご活用ください。

インスペクション事業者に依頼・契約

  • 不動産会社からのあっせん・紹介やネットの口コミ等で探し、依頼します。
  • ・依頼内容の確認(調査範囲及びオプション調査等)や費用、スケジュールを打ち合わせ
  • ・インスペクション業者と契約を締結

※買主がインスペクションを依頼する場合は、不動産会社を通じて売主さんの同意を得ましょう。

事前準備

  • 必要書類(建築図面や過去の修理、リフォーム履歴など)を準備し、インスペクターに提出してください。
  • 立ち合いの調整
  • 買主が調査依頼をする場合は、不動産会社を通じて売主さんとのスケジュール調整を行なってください。
  • 本人が立ち会うことがベターですが、難しい場合は親族等関係のある方に立ち会ってもらってください。

建物状況調査当日

建物の調査箇所

現地調査は主に以下の箇所を調査します。

外観:外壁、屋根、基礎部分のひび割れや劣化

内装:壁、天井、床の状態

設備:給排水設備、電気工事、換気システム

構造:柱や梁の歪み、シロアリ被害の有無

・写真撮影(調査個所をカメラで撮影)

調査結果の報告
(調査報告書の作成内容)

・建物の状況(良好な箇所、修繕が必要な箇所等)

※建物の良し悪しを判断するものではありません(あくまでも状況の報告です)

・劣化の問題の原因と推定

・修繕やメンテナンスのアドバイス

・調査の報告の際、ご不明な点があれば積極的に質問しましょう。

今後の対応

・報告書をもとに、修繕が必要な箇所を
判断及び必要に応じて見積り依頼します。

・調査結果を踏まえて価格交渉や購入判断を行ないます。

・保険の活用

購入後の安心のための「既存住宅売買瑕疵保険」加入することをおすすめします。

費用と掛かる時間の目安

・調査費用は5.5万円程度~(延べ床面積125㎡未満)なお、オプション調査は別途必要です。大きな買い物だけに、わずかな費用で安心が買えれば納得ですよね。

・所要時間は~約3時程度

▶ 【検査内容・料金表を一覧で比較できる記事はこちら】

このように
建物状況調査(インスペクション)は、
不動産取引の透明性を高める重要な調査です。
購入前の不安を解消し、
納得して購入できる制度を積極的に利用しましょう。

契約前が一番のタイミングですが、遅くとも「入居前」までに実施しましょう。

1、契約前
  ↓
2,契約後、引っ越し前
  ↓
3,契約後、かつ引渡し後(入居前)
  ↓
4,入居後

売り手側のメリット

▯物件の信頼性(安心感)向上

・事前に建物の状態を把握し、必要な修理を行なうことで、買い手に安心感を与えられる。

・診断結果を買い手に情報開示することで、誠実さと納得が得られる。

▯売却期間の短縮

 ・状態が明確であれば、交渉のスピードアップに期待できる。

 ・状況に応じて「即入居可能」などの売却条件をアピールできる。

▯価格交渉の回避

・事前に問題点を明確化し修繕を行なうことで、買い手からの値引き交渉を減らせる。

▯トラブルの回避

・後々の「瑕疵(かし)担保責任」に関わるトラブルを予防でき、売却後も安心です。

買い手側のメリット

 ▯購入の安心感

・インスペクション結果により、建物の状態を事前に把握でき「購入後のリスク」が軽減できる。

 ・特に見えない箇所(床下や屋根)の状態も確認可能です。

▯修繕費用の計画が立てやすい

・修繕箇所が事前にわかるので、リフォームやメンテナンス費用をあらかじめ予算化できる。

▯価格交渉の材料に

・問題箇所が検査に基づき確認されている場合は、その部分の修繕費を価格交渉で反映させることが可能です。

▯長期的な満足度向上

・状態を納得して購入したので、後悔を減らせる。

 双方の共通メリット

透明性の向上

・建物の状態が第三者によって調査されるため、取引全体の透明性が高まります。

 ・双方の信頼関係が構築され、スムーズな交渉となります。

法的トラブルの防止

・建物の状態が明確になることで、売却後の責任問題や契約後のトラブルを防げます。

取引の円滑化

・双方が建物の状態を共有できるため、無駄なやり取りが減り、スピーディな取引が可能です。


このように透明性と信頼性が重要視される不動産取引において、第三者による建物状況調査(インスペクション)は非常に有益なツールと言えます!

中古住宅の売買をお考えの方は、弊社にお気軽にご相談ください。

また弊社ではリフォーム前の点検から住まいのメンテナンスまで、社員による一貫体制でお客リフォーム前の点検から住まいのメンテナンスまで、お客様の暮らしをサポートします。