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はじめての住宅検査は「床下点検」から!~1.5万円で住まいの不安をスッキリ解消~

「住宅検査って、なんだかハードルが高そう…」

そんな方にこそおすすめしたいのが、床下点検です!

住宅検査(ホームインスペクション)は、住まいの状態を専門家がチェックするサービス。

中古住宅の購入前や、長年住んでいる家のメンテナンスのタイミングで利用されることが多く、見えない部分の劣化や不具合を早期に発見できます。

でも、「いきなり本格的な検査はちょっと…」という方も多いはず。

そんな方にぴったりなのが、床下点検(1.5万円)です!


🌱床下点検のポイント

  • 床下の湿気・シロアリ被害・配管の劣化などをチェック
  • 点検時に住まいの悩みを直接相談できる
  • 1.5万円(税込)と比較的お手頃な価格
  • 点検後に必要な対策やリフォームの相談も可能
床下って、ボクたち木の仲間が住まいを支える大事な場所なんだ!
まずは点検して、安心の第一歩を踏み出そう!

✅こんな方におすすめ!

  • 中古住宅を購入したばかりの方
  • 長年住んでいて、家の状態が気になる方
  • リフォーム前に現状を把握したい方
  • まずは気軽に相談したい方

住宅検査は、住まいの「健康診断」。

「ちょっと気になるけど、まだ本格的な検査は…」という方こそ、床下点検がぴったり。

1.5万円で安心と情報が手に入る、住まいの健康チェックの第一歩です!

床がペコペコ…これって大丈夫?実際の床下映像で解説する劣化のサイン

■ 「床がペコペコ」ってどういう状態?

「最近、床がやわらかく感じる…」「歩くと沈むような感覚がある」

そんな違和感を感じたことはありませんか?

実はこの現象、床板や根太(ねだ)といった床の構造部材が劣化しているサインかもしれません。

今回は、実際に劣化した床板の下から撮影した映像をご紹介しながら、原因と対策について解説します。

■ 実際の床下動画をチェック

動画では、床板の裏側が踏むと動く様子が確認できます。

床下から見た「ペコペコ」のリアルな状態は、普段の生活では見えないからこそ重要です。

■ 床がペコペコする主な原因

経年劣化

築20年以上経過した住宅では、合板の層が剥がれて強度が落ちることがあります。

湿気やシロアリの影響

床下の湿気が多いと木材が腐りやすくなります。シロアリが原因となる場合も。

施工不良や下地のたわみ

釘が浮いていたり、根太間隔が広すぎたりすると沈みやすくなります。

■ 放置するとどうなる?

  • 床が抜ける危険性
  • シロアリやカビの発生リスク
  • 二次被害として内装材や家具への影響

安全面・衛生面からも、放置は避けるべき状態です。

■ 対策と修繕方法

状況に応じて、次のような対応が必要です。

劣化の程度対応内容
軽度(表面のたわみ)合板の補強、表面材の張替え
中度(構造材の弱り)根太や床組の部分交換
重度(腐朽・シロアリ)被害部の撤去・薬剤処理・全面張替え

■ プロの点検で「見えないリスク」を確認しましょう

床が沈む違和感は、「何かがおかしい」という住宅からのサイン。

専門業者による床下点検を行えば、

・どこがどれだけ傷んでいるか

・補修が必要かどうか

が正確にわかります。

■ まとめ:動画で見る劣化は、”他人事”じゃない

今回の動画で紹介した床下の様子は、決して珍しいケースではありません。

「床がペコペコする」というご相談は、年々増えています。

不安を感じたら、まずは点検を。

当社では点検からご提案、施工まで一貫対応しております。

お気軽にご相談ください。

床下点検で見つかった“思い出かもしれないもの”──写真で確認しながら判断した一件

床下点検中に見つかった“思い出かもしれないもの”

「昔、犬を飼ってたんだけど、ある日いなくなっちゃって…」

床下点検の前、ご高齢のご主人様がふとこぼされたひと言でした。

それは思い出話のようでもあり、どこか未練のようにも聞こえました。

そして点検作業中、床下で骨のようなものを発見しました。

状態や大きさから見て、おそらく小動物のものであることは間違いありません。

ただ、それが本当にワンちゃんのものかどうかは、この時点では断定できませんでした。

直接伝えるのではなく、慎重に確認をとる

ご高齢の方に、はっきりとした確証のないまま伝えるのは適切ではないと判断し、

ご家族に確認を取らせていただくことにしました。

ご子息様は遠方にお住まいでしたが、点検報告書と一緒に写真をメールでお送りし、

お電話で状況をご説明させていただきました。

「父が昔話していた犬のことかもしれませんね」と、少し驚かれた様子でしたが、

写真を確認されたうえで、「消毒はお願いできますか」とのお返事をいただきました。

床下に残された“痕跡”と向き合う

住まいの床下には、長年の暮らしの痕跡が残されていることがあります。

湿気、カビ、シロアリのリスクだけでなく、今回のように動物の痕跡が残っている場合もあります。

特に、動物の遺体がある可能性がある場合、時間が経過していても衛生面のリスクが残ります。

そのため今回は、適切な方法で床下全体の消毒処理を実施させていただきました。

点検は“記録”と“心配り”の両方が大切

私たちが行う点検は、ただ結果を数値で記録するだけの作業ではありません。

ご家族の気持ちや、住まいに残された「記憶」にも寄り添いながら進めていくことが求められます。

今回は、はっきりと「犬の遺骨です」と断定はできませんでした。

だからこそ、判断はご家族に委ねる形をとり、写真付きの報告書とともに、丁寧にご説明しました。

まとめ

見えない場所にこそ、長年の生活の痕跡やリスクが隠れていることがあります。

床下点検は、家を守るためだけでなく、大切な“家族の記憶”と向き合う機会になることもあります。

「気になることがある」「ずっと点検していない」──

そんな時は、お気軽にご相談ください。私たちが住まいの安心をお手伝いします。

基礎断熱 の現場 点検で見つけた“小さなおもちゃ”が生んだ笑顔

床下の点検 でお客様のお宅に伺った際、床下 と室内 をつなぐ換気口 (通気口)付近で、小さな“おもちゃ”のようなものを見つけました。

住宅検査の現場では、床下の状態を詳しくチェックするため、こうした細かな場所も見逃しません。

■ 床下とつながる開口部と点検の重要性( 基礎断熱 )

基礎断熱を採用している住宅では、床下は外気を遮断し、断熱・気密された空間として扱われます。

そのため、一般的な「 床下換気口 」は設けられておらず、床下も室内の一部として安定した温度環境を保つ構造です。

ただし、室内と床下をつなぐ開口部(点検口や配線貫通部など)の周辺には、

  • ホコリや物が落ち込む
  • 隙間から虫が入り込む
  • 断熱材がズレている

などの異常が起きることもあります。

こうした場所は、見落とされやすい「弱点」になりやすいため、点検時には念入りに確認しています。

■ 小さなおもちゃの発見が生んだ笑顔

点検中に見つけた小さなおもちゃをお客様にお伝えすると、

「子どもが落としてしまって気にしていたものです。ありがとうございます!」と大変喜んでいただきました。

このように、 住宅検査 は単なる 劣化診断 ではなく、お客様の安心と笑顔を支える大切な仕事だと改めて感じる瞬間でした。

■ まとめ:見えない床下も、しっかり点検が大切です

床下の状態は普段見えにくいため、劣化やトラブルを見逃しやすい場所です。

床下点検 や住宅検査 で換気口の状態や断熱の効果を確認し、早めの対策をおすすめします。

湿気対策 やシロアリ予防 にもつながる重要なポイントです。

気になることがあれば、ぜひ専門の点検サービスへご相談ください。

▶【関連ページ】

【床下点検あるある】 人通口 が通れない!? がっかりする瞬間あれこれ

建物の床下点検を行っていると、たまに「これは無理だ…」と頭を抱える瞬間があります。

今回は、人通口 が狭すぎたり、配管や束(つか)に塞がれて通れなかったりといった、
床下点検時の“あるあるがっかりシーン”を写真とともにご紹介します。

◆ 人通口 の真ん前にドン!
    と立ちはだかる配管

人通口の真ん中に配管があって通れない写真

せっかく点検口を開けて、さあこれから床下へ!という時に、人通口 の真正面に太い配管が横たわっているケース

これでは入るに入れず、どうしようもありません。

◆ 束が人通口 のど真ん中に…

束が人通口のど真ん中にある写真

本来人が通れるように確保されているはずの人通口 に、なぜか束が鎮座しているパターン。

作業の都合か…いずれにしても通れません。

◆ 通れても、通った先が塞がれている…

中に入れても、奥に進めない。
配管や断熱材、時にはゴミなどで通路が完全に塞がれていることもあります。

調査や施工の目的地までたどり着けず、泣く泣く引き返すことに。

◆ 入れそうな気がして はいってみたら…

手のひらサイズしかない床下の人通口

人通口の高さが、手をグッと広げて親指から小指までくらい。

「ん?これは…イケるかも?」と体をねじ込みながら入ってみたものの、思った以上にギリギリ。

中には入れたけど、今度は向きが変えられない。戻るにも一苦労。

最終的には、「なんでこんなところ通れたんだっけ…?」と軽くパニックに。

“通れる”と“通りやすい”は全然ちがう――そんなことを身をもって知る瞬間です。

◆ 床下は「人が入れる構造」も大事なチェックポイント

床下点検やシロアリ防除、断熱施工、配管のメンテナンスなどにおいて、人が安全に入れる構造であることはとても重要です。

新築・リフォーム問わず、設計段階で以下の点に注意が必要です:

  • 人通口は450mm以上の幅を確保
  • 人通口前に障害物(配管・束など)を配置しない
  • 床下の通路を確保し、塞がない設計にする
  • 点検・施工後も定期的に通れるか確認

◆ 点検できなければ「異常の早期発見」も難しい

床下の点検ができないと、シロアリ被害や漏水、湿気による木材腐朽などの“初期症状”を見逃してしまうリスクがあります。

定期点検が難しい構造のまま放置すると、将来的な補修費用が大きくなることも。

点検できる床下が、建物を守ります

床下は見えない場所ですが、点検や施工がスムーズに行える構造であることは非常に重要です。

人通口 の前に配管や束がある、通路が塞がれている――そんな状況では、必要な点検も十分に行えません。

人が通れる床下は、家を長く守るための基本。

設計や施工の段階で、少しの配慮が将来の安心につながります。

コンクリート って何?

今回は、建築に欠かせない「 コンクリート 」について簡単にご紹介します。

よく耳にする言葉ですが、いざ「何でできてるの?」と聞かれると、意外と答えにくいかもしれません。

■ コンクリート の材料

コンクリート は、
砂利(粗骨材)、砂(細骨材)、セメント、水、空気、混和剤
などでできています。
ちなみに、砂利を抜いたものがモルタル、砂と砂利を両方抜くとセメントペーストになります。

■ コンクリート の種類

主に下記の3つがあります。

  • 鉄筋コンクリート (RC):鉄筋が入った一般的なタイプ
  • 鉄骨鉄筋コンクリート (SRC):鉄骨+鉄筋入りの強度重視型
  • 無筋コンクリート :補強材なしのもの

中でも鉄筋コンクリートが多く使われますが、これは コンクリート と鉄筋の特性をうまく組み合わせているからです。

コンクリートは圧縮に強く、鉄筋は引張に強い。お互いの弱点を補い合える、相性のいい組み合わせなんです。

■ 劣化の原因と診断

ただし、「半永久的」と言われた時代も今は昔。

鉄筋のかぶり厚(表面から鉄筋までの距離)が不十分だと、鉄筋が錆びて コンクリート が剥がれてしまうこともあります。

弊社では、建築士や コンクリート診断士鉄筋探査機を使い、鉄筋の位置やかぶり厚を調査しています。

戸建ての基礎や、マンション・アパートの躯体など、新築・中古問わず対応可能です。

「購入前にチェックしたい」など、お気軽にご相談ください。

プロが教える 床下点検 ガイド[チェックポイント・危険サイン編]

〜自分で点検したい人向けの基礎知識〜

「床下って気になるけど、どう見ればいいの?」

そんな方のために、シロアリ・湿気対策の
プロが“自分でできる 床下点検 ”のポイントを解説します。

※ただし、点検は危険が伴う作業でもあるため、「ここまでは自分でOK」「ここから先はプロへ依頼」という境界もきちんとお伝えします。

まず知っておきたい:
     床下点検 の重要性

床下は家の土台。湿気や害虫が入りやすく、木材が腐ったりシロアリが発生したりすると、家の寿命に直結します。

とくに水回りや玄関下は要注意。
普段見えない場所だからこそ、早期発見が大切です。

▼ 自分で点検する前に:道具を準備しよう!

点検を安全かつ効率的に行うためには、最低限の道具があると安心です。

以下の記事では、実際の現場でも使っている「 床下点検 にあると便利な道具5選」を紹介しています。

👉点検のプロが教える床下点検ガイド[道具紹介編] | 広島住宅検査(広島のホームインスペクション)

■ 自分で点検できる主な
     チェックポイント

床下の通気口(外から確認OK)

家の外周にある「床下換気口」。
ここが塞がっていないか・通気できているかをチェックしましょう。

チェックポイント

  • 落ち葉や物で塞がっていないか?
  • 通気口の中が湿気で白っぽくなっていないか?

床下収納庫や点検口からのぞく
        (無理に入らない)

キッチンや廊下にある点検口を開けて、懐中電灯でのぞいてみましょう。
無理に床下へ入らないでください。

※湿気やホコリが多く、慣れていないと危険です。

チェックポイント

  • 水回り下に水たまり・湿った土がないか?
  • 木材に変色・カビ・腐りがないか?
  • 配管に水漏れの形跡(白いカルキ跡、湿りなど)
  • 断熱材が落ちていないか?

基礎の外側を確認(蟻道がないか)

外周の基礎をぐるっと回って、シロアリの蟻道(ぎどう)がないかチェック。

蟻道とは?

土を盛り上げたような、細い“土の筋”。

玄関周り・水回り近くの基礎立ち上がりに多く見られます。

■ 危険サイン!見つけたらプロに依頼すべき症状

次のような症状があれば、迷わずプロに相談してください。

  • 木材が変色・ボロボロ・柔らかくなっている
  • 蟻道や羽アリを見つけた
  • カビ臭や強い湿気を感じる
  • 床がフワつく・沈む
  • シロアリの糞のような木くずがある

■ 注意:こんな時は絶対に自分でやらない!

  • 点検口から中に入ろうとする(転倒・閉じ込め・吸引リスクあり)
  • シロアリを見つけて市販薬で対応しようとする(逆効果になる場合あり)
  • 電気配線やガス管周りをいじる(火災・漏電の危険)

最後に:プロの点検で
「見えない安心」を手に入れる

自分で点検することで「異常のサイン」に気づけるのは大事なことです。

ただし、床下の本格的な調査や処置はプロでなければ難しいのが現実。

  • 狭所での確認・撮影
  • 木部の内部確認(打診や器具による診断)
  • 湿気対策や防蟻処理

こういった作業は、私たちのような専門の資格と経験を持つ業者にお任せください。

今回の記事 まとめ

  • 水回りや玄関ホール下は特に要注意
  • 通気・湿気・木部の変色に注目してチェック
  • 蟻道や羽アリ、カビ臭はプロへ早急相談
  • 安心・安全のためには、年1回のプロ点検がおすすめ!

「ちょっと気になる」「床下が心配かも」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。

見えない場所こそ、プロの目でしっかり確認します。

見えない床下が危ない!梅雨時期の湿気・結露に要注意

梅雨の時期、外気の湿度が高くなると、床下などの気流が滞りやすい場所では結露が発生することがあります。

⬇こちらの2枚の写真をご覧ください。

どちらも実際に住宅点検の際に撮影された床下の断熱材の結露の様子です。

【写真①】袋入りグラスウールの断熱材に付いた結露

床下のグラスウール断熱材の表面に水滴が付いている様子(結露)

透明のフィルム状になっている袋の内側や表面に、びっしりと水滴が付着しています。

この状態が続くと中の断熱材が湿気を吸い込み、カビや腐朽菌の温床になってしまいます。

【写真②】発泡スチロール系の床下断熱材にも水滴が…

床下の発泡スチロール系断熱材の表面に結露による水滴が付着している様子

こちらは発泡スチロール系の断熱材で、一見水に強そうな素材ですが、表面に温度差が生じることで結露が発生しています。

放置すると水滴が周囲の木材に移り、木材腐朽やシロアリ被害の誘発リスクにつながります。

床下の湿気・結露対策として最も効果的なのが、「床下換気扇」の設置による強制換気です。

自然換気だけでは空気が滞留しがちな床下も、電動の換気扇を設置することで通気をコントロールし、湿気を効率よく排出できます。

床下換気扇のメリット

  • 換気が安定するため、湿度が高い梅雨時期でも結露しにくくなる
  • カビや腐朽菌の繁殖を抑制
  • シロアリが好む環境を作りにくくする
  • 長期的に見て構造材の劣化を防ぎ、家の寿命を延ばせる

当社では、点検結果に応じて最適な換気扇の機種・台数・設置位置をご提案しています。

最近の高気密・高断熱住宅では、床下に通風孔が設けられていない構造が増えており、「床下換気扇が設置できない」とお困りの方もいらっしゃいます。

そんな場合でも、対応策はあります!

基礎内断熱+床下空間を室内環境として管理する

・床下を室内同様に空調管理する方式(いわゆる床下エアコン方式
・エアコンや除湿器の吹き出し口を床下に設け、湿度をコントロールする工法

点検口や床下収納を活用して「調湿材+除湿器」で対応

・床下へのアクセス可能な開口部から調湿材を敷設
一時的な除湿器の設置で湿度を抑制し、カビ・結露を予防

床下全体に「防湿シート+調湿材」を施工する

・地面からの湿気上昇を遮断し、空気中の湿度の蓄積を防ぐ
・特に地盤面が土のままの家では非常に効果的です

床下の状態は住んでいる方自身ではなかなか確認できません。

だからこそ、私たちのような床下環境のプロに点検をご依頼いただくことが一番の早道です。

梅雨本番を迎える今こそ、湿気と結露の対策を!

快適で長持ちする住まいを守りましょう。

床下に広がる カビ の恐怖…これが現実です

住宅の床下に発生する カビ 、見たことありますか?

湿気がこもりやすい床下空間は、条件が揃えばカビが一気に繁殖します。

今回は、実際の現場で撮影した衝撃的なカビの写真をご紹介します。

※この先に不快に感じる可能性がある写真があります。

気分が悪くなる可能性もありますので、自己責任でご覧ください。

衝撃の写真を見る
床下の湿気が多いところの木材にカビが生えてる画像
気持ち悪い画像なので注意が必要

床下に カビ が生える原因とは?

  • 換気不足による湿気のこもり
  • 断熱不良による結露
  • 雨漏りや配管からの水漏れ

カビ の放置がもたらす影響

  • 構造木材の腐朽(家の耐久性低下)
  • シロアリを呼び寄せるリスク
  • アレルギーや健康被害の懸念

早めの対策が重要です

もし床下のカビが気になったら、専門業者による点検をおすすめします。

弊社では床下の無料点検を実施中。気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

点検のプロが教える 床下点検 ガイド[ 道具紹介 編]

「床下が気になる」「自分で点検してみたい」――そんな方が増えています。

しかし、床下は狭く暗く危険も多いエリア

最低限の道具と知識を備えておくことが、自分を守る第一歩です。

今回は、現場のプロが「これだけは持っておいてほしい!」と感じる、初心者向け床下点検道具ベスト5を紹介します。

これがないと始まらない!初心者向け 点検道具 ベスト5

第5位: 差し棒 (指し棒・ドライバーなど)

手を突っ込まず“触る代わり”に使う道具

構造材や配管の状態確認時に便利。長めのドライバーや棒状工具で、直接触れずにシロアリの食害の“スカスカ音”確認にも使えます。

シロアリの被害がある木材にはドライバーが刺さります。

シロアリ被害のある木材にドライバーを刺している画像

プロの一言:
「気になる箇所をみつけたけど手が届かない・・そんなことがおきた時に役立ちます」

第4位:カメラ or スマホ(ライト付き)

記録を残すことで“見直し”と“相談”ができる

見つけた異常を写真で記録しておくと、プロへの相談時もスムーズです。

床下の奥まで届く自撮り棒があるとさらに便利。

プロの一言:
「“見たつもり”が一番危ない。後から確認できるよう必ず記録を」

第3位:マスク(防塵・防臭対応)

カビ・ホコリ・虫のフン…呼吸器を守ろう

見えない粉塵やカビの胞子が漂っていることもあります。

防塵マスク があると安心。

プロの一言:
「床下のホコリを吸い込むと体調崩します あと鼻毛がすごい伸びます」

第2位:作業用ツナギ

服装で快適さと安全性が決まる

床下はホコリ・クモの巣・湿気・場合によっては害虫がいます。

動きやすく汚れてもOKなつなぎタイプ がベスト。

いつも FIELD さんでツナギを選んでおります。

社員同士間違えないよう刺繍入り。

手袋も必須です。

プロの一言:
「服に引っかかった虫を家に持ち込まないよう、点検後は着替えと洗濯を」

第1位:LEDライト

明るさ確保が命!

床下はとにかく真っ暗。明かりがないと何もできません。

電池式より充電式が便利で、明るさ300lm以上が理想です。

電池切れや接触不良によって真っ暗になってしまうのは怖いのでしっかりした物を選びましょう。

色々なライトを使用しましたが現在は GENTOS (ジェントス)製品を利用しています。
閃シリーズを愛用しております。

プロの一言:
「明るさ不足でシロアリの蟻道を見逃したケースも。ケチらず良いものを選んで!」

おまけ: コンドルマスク

たまに思わぬ虫と遭遇したとき、これがあるのとないのとで安心感が全然違います。

価格も比較的リーズナブルなので、ぜひ一度試してみてください。

“備えあれば憂いなし”を実感できるアイテムです。

最後に

床下点検は、最低限の装備が揃ってこそ安全・正確に行える作業です。

道具を揃えることは、「自分を守る意識の第一歩」。

無理な姿勢や見落としによる二次被害を避けるためにも、

不安がある場合はプロの点検を活用するのも重要です。