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中古住宅売買におけるインスペクションと瑕疵保険の重要性

中古住宅の購入を検討する際、多くの人々が気になるのは物件の状態です。

特に、目に見えない問題が後から発覚すると大きなトラブルになることがあります。

そこで重要になるのがインスペクション(住宅診断)と瑕疵保険です。

今回は、この二つを中心に、中古住宅売買におけるポイントをお話しします。

インスペクションとは?

インスペクションは、住宅の専門家が物件の状態をチェックし、

問題点を明らかにするプロセスです。具体的には、以下のような点を調査します。

  • 基礎や構造の劣化
  • 屋根や外壁の状態
  • 給排水設備の不具合
  • 電気配線やガス設備の確認

このような診断を行うことで、購入者は物件の現状を把握し、

安心して購入を決断することができます。また、インスペクションの結果を基に、

購入後の修繕にどれくらいの費用がかかるか?

どこから 優先的に修繕(リフォーム)するかなどを検討する事もできます。

瑕疵保険とは?

瑕疵保険は、購入後に発見された住宅の欠陥に対して補償を行う保険です。

住宅の購入後に問題が後から発覚した場合でも、この保険に入っている物件であれば修理費用をカバーすることができます。

保険料は保険期間と保険金額(支払限度額)によって変わります。

特に中古住宅は、新築に比べて経年劣化や見えない問題が発生しやすいため、

瑕疵保険に加入することで安心感を得ることができます。

インスペクションと瑕疵保険の組み合わせ

インスペクションと瑕疵保険を組み合わせることで、より安全な中古住宅の購入が可能になります。

まず、インスペクションによって物件の現状を把握し、必要な修繕を行います。そして、瑕疵保険に加入することで、予期せぬ問題にも対応できる体制を整えます。

この二つのステップを踏むことで、購入者は安心して中古住宅を購入し、その後の生活を快適に過ごすことができます。

まとめ

中古住宅の購入は、新築に比べて多くのリスクを伴います。

しかし、インスペクションと瑕疵保険を活用することで、そのリスクを最小限に抑えることができます。

購入前には必ずインスペクションを行い、瑕疵保険に加入することをおすすめします。 中古住宅の売買を考えている方は、これらのポイントを押さえて、安心・安全な取引を実現してください。

2025年省エネ基準と気密測定の重要性

2025年から施行される新しい省エネ基準は、住宅のエネルギー効率を大幅に向上させることを目的としています。この基準を満たすためには、気密測定の重要性がさらに増しています。そして、気密測定の際に注目されるのが「C値」です。C値とは、住宅の気密性能を示す数値で、低いほど気密性が高いことを意味します。では、気密測定とC値の確認を行う最適なタイミングについて見ていきましょう。

弊社の気密測定は、建築工事の進捗に合わせて二つの主要なタイミングで実施する事をお勧めしています。一つは「中間検査」、もう一つは「完了検査」です。中間検査は、建築工事が途中の段階で行われ、主に壁や窓、ドアの気密性を確認します。このタイミングでの測定により、大きな漏気箇所など気密性の問題が早期に発見され、修正が可能となります。高気密な住宅を建築するためには、この段階での気密性の確保が非常に重要です。特に、C値が目標数値以下であることを確認することで、施工の質を保証できます。

完了検査は、建築工事が全て終了した後に行われます。この最終段階での気密測定では、家全体の気密性能がチェックされます。完了検査で計画数値を満たしていることが確認されれば、エネルギー効率の高い住宅として安心して住むことができます。

新しい省エネ基準に適合するためには、気密性の確保が不可欠です。高い気密性を持つ住宅は、冷暖房効率が向上し、光熱費の削減につながります。また、外部からの騒音やホコリの侵入を防ぎ、より快適な住環境を提供します。

気密測定を適切なタイミングで実施することは、住宅の品質と快適性を向上させるための鍵です。新築住宅やリフォームを考えている方は、2025年省エネ基準に対応した住宅の為に気密測定を計画に組み込み、C値の確認を行うことを強くお勧めします。

最後に、気密測定とC値の確認を行う際には、信頼できる専門業者に依頼することが重要です。専門知識と経験を持つ業者に任せることで、正確な測定結果と有益なアドバイスを得ることができます。気密測定の事で何かお困りの事がございましたら何なりと弊社へお気軽にご相談ください!

リフォーム インスペクションの重要性

こんにちは!梅雨とはいえ、毎日、スッキリしない天候が続いてウンザリですね・・・

われらが広島カープもついこの間までは断トツで首位!!だったのに気づいてみれば4位まで後退していました。こちらもウンザリですね・・・

しかし広島という所は非常にスポーツが盛んな地域ですね。最近はカープ以外にサンフレッチェ広島も新スタジアムを本拠地にして随分と盛り上がっているようですし、バスケットのドラゴンフライズも前期は日本一になったりと随分と景気の良い様子。

しかしながら、私達の業界(建築業界)はやや厳しい経済状況が続いています。

特に新築の着工件数は前年対比でマイナス傾向です。

新築もリフォームもお得な補助金など非常にメリットの高い支援も出ていますので、新築やリフォームをご検討の皆様、ぜひとも前向きにご検討くださいね!

というわけで今日は、リフォームを検討する前のインスペクションについて少しだけお話ししたいと思います。

リフォームすることは、新しい生活空間を作り出すための素晴らしい方法です。

しかし、リフォームを成功させるためには、その前に「インスペクション」を行うことが非常に重要です。

『インスペクション』とは何か?

インスペクションとは、専門の建物調査士が住宅の状態を詳細にチェックすることです。このプロセスでは、家の構造、配管、電気系統、断熱材など、あらゆる部分が徹底的に調査されます。リフォーム前にインスペクションを行うことで、隠れた問題や将来的に修理が必要な箇所を事前に把握することができます。

リフォーム前のインスペクションのメリット

予算の見積もりが正確に


インスペクションを行うことで、リフォームに必要な費用を正確に見積もることができます。予算には限りがありますので、優先的に是正しなければならない範囲と後回しでも良い範囲など計画的なリフォームを実施する為には、事前に検査をして問題を発見しておくことが重要です。

安全性の確保

せっかくリフォームをするのだから構造的に安全性を重視したいと思うのは当然です。耐震性能や劣化事象などインスペクションを通じて、これらの問題を早期に発見し、適切な対策を講じることで、リフォーム後の生活を安心して送ることができます。

価値の向上

インスペクションを行うことで、家の価値を最大限に引き出すリフォームプランを作成することができます。問題点を解消し、適切なリフォームを施すことで、不動産価値も向上します。

まとめ

リフォームは家を新しく生まれ変わらせる絶好の機会ですが、その成功の鍵はインスペクションにあります。リフォーム前にインスペクションを行い、家の状態をしっかりと把握することで、安心してリフォームを進めることができます。ぜひ、インスペクションを取り入れた計画的なリフォームを検討してみてください。

リバウンドハンマーによる検査も行います

前回はドローンによる住宅等の検査についてお話させて頂きました。今回は非破壊検査機器の一つになりますリバウンドハンマーによる検査についてお話させて頂きます。

 

弊社ではマンション等の鉄筋コンクリート構造物、一戸建ての基礎や擁壁等を対象にリバウンドハンマーによる検査も行います。リバウンドハンマーによる検査とは、コンクリート表面における反発度からコンクリートの圧縮強度値を推定するものです。非破壊検査となりますので検査結果に100%を求める事は出来ませんが、日本産業規格(JIS)にも記載されている信頼性の高い検査と考えております。

この検査結果より、コンクリートの強度を推定し補修の必要性を検討したりします。

弊社では、検査の精度向上の為各種検査機器を随時導入しております。また、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々なオプション検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 営業二課 伊東

ドローンによる検査も行います2

以前広島での住宅の検査(通常の建物状況調査に併せて床下調査とポールカメラ(高所撮影カメラ)による屋根調査)についてお話させて頂きました。

その後、ドローンによる検査は実施できませんかとのお声を頂きましたのでお伝えします。

結論から言いますと表題に記載の通りできます。弊社では高所における調査について、状況に応じドローンとポールカメラを使い分けます。ドローンは作業が楽な分、風によるあおりを受けたり飛行区域の規制があったりします。ポールカメラは設置場所が必要であったり、ドローンに比べて作業時間が長くかかったりします。

この度、検査の精度向上の為新しいドローンも導入しました。通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々なオプション検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 不動産係 伊東

擁壁のひび割れ発見 検査や調査の必要性を痛感5

前回も擁壁のひび割れについてお話しをさせて頂きましたが、今回も広島での住宅検査を実施した時の擁壁のひび割れ発見についてお話します。

今回もお住まいの方から「住宅検査を実施して欲しい」とご依頼を頂き、発見した擁壁のひび割れを撮影した写真がこちらです。今回のお宅でも、敷地が若干高くなっておりその擁壁がコンクリートブロックで出来ていました。そして、そのほぼ全面でひび割れがありました。

 

原因は色々あると思いますが、今回のお宅は空き家でしたので調査をしていなければそのまま放置されたのではないでしょうか。

昨今問題になっている擁壁の倒壊等がもし発生すれば、通行者等の第三者にも被害が発生する可能性があります。

弊社では、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々な検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 営業2課 伊東

擁壁のひび割れ発見 検査や調査の必要性を痛感4

前回も擁壁のひび割れについてお話しをさせて頂きましたが、今回も広島での住宅検査を実施した時の擁壁のひび割れ発見についてお話します。

今回もお住まいの方から「住宅検査を実施して欲しい」とご依頼を頂き、発見した擁壁のひび割れを撮影した写真がこちらです。今回のお宅でも、敷地が若干高くなっておりその擁壁がコンクリートで出来ていました。その一部で2㎜程度のひび割れがあるのが分かると思います。

 

原因は色々あると思いますが、このまま調査をしていなかったらどうだったでしょう。もしかしたらそのまま放置されるのではないでしょうか。

擁壁など居住空間以外の場所では普段目にする機会も少ない等の理由から、床下の様にシロアリ被害や土台の腐食等お住まいの構造に直結する部分でありながらその状態が放置される可能性があります。

弊社では、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々な検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 営業2課 伊東

擁壁のひび割れ発見 検査や調査の必要性を痛感3

前回は地盤沈下発見についてお話しをさせて頂きましたが、今回は岡山での住宅検査を実施した時の擁壁のひび割れ発見についてお話します。

今回もお住まいの方から「住宅検査を実施して欲しい」とご依頼を頂き、発見した擁壁のひび割れを撮影した写真がこちらです。今回のお宅でも、敷地が高くなっておりその擁壁がコンクリートとコンクリートブロックで出来ていました。その一部で剥落しそうなぐらいひび割れているのが分かると思います。

原因は色々あると思いますが、このまま調査をしていなかったらどうだったでしょう。もしかしたらそのまま放置されるのではないでしょうか。

擁壁など居住空間以外の場所では普段目にする機会も少ない等の理由から、床下の様にシロアリ被害や土台の腐食等お住まいの構造に直結する部分でありながらその状態が放置される可能性があります。

弊社では、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々な検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 営業2課 伊東

地盤沈下発見 検査や調査の必要性を痛感

前回は擁壁のコンクリート剥落発見についてお話しをさせて頂きましたが、今回は山口での住宅検査を実施した時の地盤沈下発見についてお話します。

今回もお住まいの方から「住宅検査を実施して欲しい」とご依頼を頂き、発見した地盤沈下を撮影した写真がこちらです。今回のお宅は、敷地が高くなっている造成地の一角でした。その敷地内で地盤が沈下しているのが分かると思います。

原因は色々あると思いますが、今回は現場の状況と敷地内各所で同様の事象が発生しているから造成工事の不具合と想定します。ただ、このまま調査をしていなかったらどうだったでしょう。もしかしたらそのまま放置されるのではないでしょうか。

地盤など居住空間以外の場所では普段目にする機会も少ない等の理由から、床下の様にシロアリ被害や土台の腐食等お住まいの構造に直結する部分でありながらその状態が放置される可能性があります。

弊社では、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々な検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 営業2課 伊東