更新情報とお知らせ

【梅雨時期の注意点】雨樋の点検と水漏れメンテナンスについて

梅雨の時期になると、雨漏りや水漏れに関するご相談を多くいただきます。
中でも特に多いのが「雨樋の劣化」や「詰まり」によるトラブルです。雨樋の不具合は、そのままにしておくと外壁や基礎部分にダメージを与える原因にもなりかねません。

今回は、雨樋の点検とメンテナンス方法について、ポイントをまとめてご紹介します。

◆ 雨樋の役割と重要性

雨樋は、屋根に降った雨水を地面まで安全に排水するための大切な設備です。
もし雨樋が詰まったり破損したりすると、雨水がうまく流れず、外壁を伝って水がしみ込んだり、建物の基礎周りに水たまりができてしまいます。

こうした水のトラブルを防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスがとても重要です。

◆ 雨樋の点検ポイント

以下の点をチェックすることで、雨樋トラブルを未然に防ぐことができます。

①【目視チェック】

屋根や地上から雨樋を確認し、葉っぱやゴミが溜まっていないかをチェックします。
詰まりがあると、水が正常に流れず、雨樋からあふれてしまいます。

特に落ち葉が溜まりやすい軒先や、近くに樹木がある住宅では詰まりが発生しやすくなります。
定期的な掃除や、落ち葉除けネットの設置も効果的です。

高いところで見えない場合は、棒付きミラー、アームミラーと呼ばれる鏡を利用してみると安全に確認することができます。

②【水漏れの確認】

ホースなどで実際に水を流してみて、接合部やコーナー部分に水漏れがないか確認しましょう。

接合部や継ぎ目からのわずかな水漏れも、時間が経つと大きな被害につながる恐れがあります。
補修テープで一時対応することも可能ですが、根本的な修理が必要なケースもあります。

高いところの場合は、雨の日に確認してみると水漏れを発見できるかもしれません。

③【破損・劣化のチェック】

雨樋にひび割れ・歪み・錆びがないかを確認します。破損が見つかった場合は早急に修理・交換が必要です。

雨樋の素材によって耐久年数は異なりますが、塩ビ製の場合は10~15年が交換の目安とされています。
特に強風や積雪の多い地域では、定期的な確認がより重要です。

④【傾斜の確認】

雨樋はわずかに傾斜をつけて取り付けられています。傾斜がずれていると、水がスムーズに流れずに溢れる原因になります。

傾斜のズレは、金具のゆるみや経年劣化によって徐々に生じることがあります。
水の流れが悪いと感じたら、専門業者に勾配の再調整を依頼しましょう。

⑤【固定金具の状態確認】

雨樋を支える金具が緩んでいたり、腐食していたりしないかも要チェック。劣化している場合は交換が必要です。

サビや腐食がある場合は、雨樋全体を支えきれず、最悪の場合落下の危険性も。
安全のためにも、早めの交換をおすすめします。

◆ 点検は定期的に、そして安全第一で

特に集中豪雨が予想される時期には、雨樋がしっかり機能するかどうかを事前に確認することが大切です。

雨樋の詰まりや破損を放置すると、建物全体に悪影響を与える可能性があります。
ただし、雨樋の点検や修理は高所での作業となるため、無理に行うと転落などの危険も伴います。

◆ ご不安な場合はお気軽にご相談ください

「点検したいけど、高い場所での作業は不安…」
「どう点検すればいいのか分からない…」

そんな時は、ぜひ私たちにお任せください!
専門スタッフが安全・確実に点検・修理を行い、住まいを雨から守ります。

お気軽にご相談ください!

ホームインスペクションとリフォーム見積もり、どっちが先?迷ったらこれを読んで!

中古住宅の購入やリフォームを考えていると、よく聞くのが「ホームインスペクション」と「リフォーム見積もり」。
でも、「どっちを先にやればいいの?」と迷う方も多いはず。

今回はその疑問にズバリ答えます!

まずはホームインスペクションを受けるのがおすすめ!

ホームインスペクション(住宅診断)は、住宅の状態を専門家がチェックして、どこに問題があるか・どこを直したほうがいいかを教えてくれるサービスです。

これを先にやることで、家の状態がはっきりわかり、無駄なリフォームを避けられます。
例えば「ここはまだ大丈夫」「ここはすぐ直したほうがいい」と優先順位がつけられるので、見積もりも具体的に依頼しやすくなりますよ。

ホームインスペクション後にリフォーム見積もりを依頼

ホームインスペクションの結果をもとに、実際にリフォームすべき箇所やその範囲が決まります。
その後にリフォーム業者へ見積もりを出してもらうことで、より正確な費用計算が可能に。

いきなり見積もりだけ依頼しても、何をどう直せばいいかが不明瞭なので、後で費用がかさんだり、工事内容があいまいになりやすいです。

まとめ:賢くムダなく家づくりを進めよう!

ホームインスペクションは「家の健康診断」。
まずここで家の状態を正しく知ってから、リフォームの計画や見積もりを進めると安心です。

当社ではホームインスペクションもリフォーム見積もりも両方対応可能。
中古住宅の購入やリフォームで迷ったら、ぜひお気軽にご相談ください!

【現場レポート】天井に“怪しいシミ”?雨漏れ発見の瞬間とインスペクションの重要性見逃していたらどうなっていたか?

2025年5月26日

さて、今回は実際に検査でお伺いした中古住宅での出来事をご紹介します。
家選びをするうえで「やっておいてよかった」と思えるリアルな気づきがありました。

「あれ?このシミ……雨漏れじゃないか?」

ある日、いつものように住宅の事前インスペクションを行っていたときのこと。
ふと天井を見上げると、一部にくっきりと残った不自然なシミが目に入りました。

「これはもしかして……漏水(雨漏れ)の跡では?」

さっそく天井裏を確認してみると、やはり内部にも雨水の侵入跡が。
木材の一部には、かすかに黒ずみや劣化の兆候も見られました。

見逃していたらどうなっていたか?

今回のケースは、購入前のタイミングで見つけられたのが幸いでした。
雨漏れは放置すればカビや腐朽、さらには構造材の劣化にもつながります。

しかも、室内から見える範囲はごくわずか。
屋根裏や壁内といった「見えない部分」の診断がなければ、購入後に発覚していた可能性も高いでしょう。

非破壊検査で“見えない不安”をあぶり出す

当社では、赤外線カメラや鉄筋探査器といった非破壊検査機器を活用し、目視だけでは確認できない内部の異常やリスクも丁寧に調査しています。

  • 天井・壁内の水分の偏り(雨漏れの兆候)
  • コンクリート内部の鉄筋状況
  • 床下の湿気・シロアリ被害の兆候 など

こうした設備と、経験豊富な建築士の目を組み合わせることで、安心できる住まい選びをサポートしています

鉄筋探査機と赤外線カメラの実物の写真

中古住宅を購入する前に、ぜひご相談を

「中古住宅って安くて魅力的だけど、どこを見ればいいかわからない」
「買ってから雨漏れやシロアリ被害が見つかったら…」
そんな不安がある方は、ぜひ一度、当社の住宅診断をご利用ください。

ちょっとした違和感が、大きなトラブルのサインかもしれません。

📞 「これ大丈夫?」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。
資格を持つ建築士が、最新機器と豊富な現場経験を活かして、あなたの住まい選びを全力でサポートします。

✅ 中古住宅インスペクションの問い合わせはこちら → [検査申し込み | 広島住宅検査(広島のホームインスペクション)]

広島県で中古住宅購入 後悔しないために|インスペクションと瑕疵保険の重要性とは

中古住宅 瑕疵保険

2025年5月23日

中古住宅の購入を検討している方にとって、もっとも気になるのが「この家、本当に大丈夫?」という不安ではないでしょうか。
特に、購入後に見えない欠陥が発覚した場合、思わぬ修繕費やトラブルにつながることも。

そんな不安を減らし、安心して中古住宅を購入するために欠かせないのが「ホームインスペクション(住宅診断)」と「瑕疵保険」です。
本記事では、この2つのポイントについてわかりやすく解説します。

ホームインスペクション(住宅診断)とは?

ホームインスペクションとは、建築士や専門資格を持つ第三者が、中古住宅の状態を客観的に調査・診断するサービスです。

🔍 主なチェックポイント:

  • 建物の基礎や構造の劣化
  • 屋根・外壁のひび割れや劣化
  • 給排水設備の状態(漏水・劣化)
  • 電気・ガス設備の不具合の有無
  • 床下・天井裏の湿気やシロアリ被害の兆候

診断結果をもとに、「どこに不具合があるか」「どの程度の修繕が必要か」が明確になります。
また、リフォームの優先順位や予算の検討にも役立ちます

瑕疵保険とは?中古住宅に必要な理由

瑕疵(かし)保険とは、住宅の構造上の欠陥や見えない不具合が後から発覚した場合に、修理費用をカバーしてくれる保険制度です。
特に中古住宅は、経年劣化や目に見えないトラブルのリスクが高いため、加入することで大きな安心につながります。

✅ 主な保険の対象例:

  • 雨漏りや構造の不具合
  • シロアリによる損傷
  • 給排水管の破損など

保険料は契約期間や補償内容により異なりますが、加入には事前のインスペクションが必要なケースも多くあります。

中古住宅 瑕疵保険

インスペクション+瑕疵保険で、安心の中古住宅購入を

この2つを組み合わせることで、中古住宅の購入リスクを最小限に抑えることができます。

  1. インスペクションで住宅の状態を明確に把握し、必要な修繕を検討
  2. 瑕疵保険に加入して、万が一の不具合にも備える

このステップを踏むことで、後から発覚する修繕リスクを防ぎ、安心してマイホーム生活を始めることができます。
 

インスペクションと瑕疵保険は、中古住宅購入の“安心材料”

中古住宅の購入は、新築に比べてコスト面でのメリットがある一方で、建物の状態によっては大きなリスクを抱えることにもなりかねません

だからこそ、事前にしっかりとプロの診断を受け、必要に応じて瑕疵保険に加入することが、後悔しないための大切なポイントです。

当社では、中古住宅購入前のインスペクションから瑕疵保険申請のサポートまで、一貫して対応可能です。
「どこに相談すればいいか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

【相談受付中】中古住宅の購入前診断申込はこちら → [検査申し込み | 広島住宅検査(広島のホームインスペクション)]

中古住宅の「断熱・湿気・シロアリ」3大トラブル対策とは?

こんにちは!中古住宅を買うとき、「見えない問題」に悩まされたくないですよね?
特に断熱・湿気・シロアリは、住み始めてから「あれ?」と困ることが多いトラブルの代表格。

今回は、そんな3大トラブルの予防と対策について、わかりやすくお話しします。

断熱が甘いと、暮らしにこんな影響が!

中古住宅は築年数が経っていることが多く、断熱がしっかりしていないケースがよくあります。
結果、冬は部屋が寒くてストーブやエアコンの効きも悪くなったり、夏は暑くてぐったり…なんてことに。

対策は、断熱材のチェックと追加リフォーム。
断熱材が劣化していたり足りない場所には、新しい断熱材を入れてあげると、快適になります。

断熱材の補修だけでも快適さはぐっと上がりますが、もし余裕があれば、内窓の設置まで合わせて行うとさらに効果的。外気の影響をしっかり遮ってくれるので、冷暖房の効きも良くなり、暮らしやすさがぐっとアップしますよ。

湿気は家の大敵!見逃すとカビや腐食の原因に

湿気が多いと、床下や壁の中にカビが発生しやすくなります。カビは健康にも悪影響があるので要注意。
さらに湿気が続くと木材が腐って、建物の強度にも影響が出てしまうことも。

そこで、湿気対策としては通気をよくしたり、防湿シートを敷くことが効果的。
当社では気密測定や床下の環境改善も行っているので、気になる方はぜひ相談してくださいね。

シロアリは早期発見・早期対策がカギ!

シロアリの被害箇所
シロアリの通り道
シロアリの蟻道

シロアリは気づかないうちに家の木材を食べてしまう厄介者。
被害が広がると、修理費用がかなり高額になることもあるので油断大敵です。

中古住宅購入の際は、専門業者によるシロアリ点検を必ず受けてください。
もしシロアリがいたら、駆除はもちろん、再発防止のための防蟻処理もセットで行うのが基本です。

まとめ:安心して長く住むために、まずはチェック!

中古住宅は魅力的だけど、断熱・湿気・シロアリの問題は見えにくいところで進行しやすいもの。
「ちょっと気になるな…」と思ったら、ぜひ専門家に相談して、早めの対策をしましょう。

当社は防蟻工事はもちろん、断熱リフォームや気密・湿気対策までトータルでサポートしています。
快適で安全な暮らしのために、一緒に家を守っていきましょう!

【住宅購入者必見】今注目されている「ホームインスペクション」(住宅診断)とは?

これから住宅の購入を考えている方にとって、失敗しないために知っておくべきポイントのひとつが「ホームインスペクション(住宅診断)」です。
住宅は一生に一度の大きな買い物。不安や疑問を抱えたまま契約してしまうと、後々大きなトラブルに発展する可能性もあります。

今回は、ホームインスペクションとは何か、なぜ必要なのか、どんな流れで実施されるのか、費用の目安や依頼のポイントなどをわかりやすく解説します。
これから住宅購入を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

■ ホームインスペクションとは?

ホームインスペクションとは、建築や住宅に関する専門知識を持った技術者が、第三者の立場で住宅の状態をチェックするサービスです。
中古住宅や新築建売住宅などの購入前に、建物の劣化状況や施工状態、不具合の有無を「見える化」することが目的です。

主な診断内容は以下の通りです:

  • 建物の傾きや不陸があるか
  • 雨漏りや漏水の兆候がないか
  • 床や柱の傾き、たわみはないか
  • 外壁や基礎にひび割れや劣化がないか
  • 床下の湿気やカビ、シロアリの有無

これらを目視・打診・計測機器などを使って総合的に診断します。

■ なぜ今、ホームインスペクションが注目されているのか?

住宅は一生に一度の高い買い物。
ですが、買う側のほとんどは建物の専門知識がない「初心者」です。

中古住宅や建売住宅を購入するとき、「この家、本当に大丈夫かな…?」と不安に思うのは当然のことです。

そこで役立つのが、ホームインスペクション。

アメリカなどでは不動産取引の約7割で利用されており、日本でも近年、住宅購入前の「当たり前の確認」として利用が広がってきています。

■ インスペクションを依頼するには?

ホームインスペクションは、住宅の構造や劣化の知識をもつ専門家に依頼することが大切です。

当社では、一級建築士などの有資格者が診断を担当。

建築・リフォーム・防蟻施工など幅広い知識と実績を活かし、購入前の住宅に対して公平・中立な立場でしっかりと診断を行います。

■ 将来を見据えた住宅購入には「診断」が必須!

これから住宅を買おうと考えている方にとって、ホームインスペクションは今や「選択肢」ではなく「スタンダード」になりつつあります。

・中古住宅を検討している方
・建売住宅を買う前に専門家の目でチェックしたい方
・長く安心して住みたいと考えている方

このような方に、ホームインスペクションは非常におすすめです。
 

■ 診断結果をどう活かす?ホームインスペクションの“その後”

ホームインスペクションを実施して終わり、ではありません。

診断の結果をどう活かすかによって、住宅購入の成功度合いが大きく変わってきます。

たとえば……

  • 軽微な劣化の場合:将来のメンテナンス時期の参考になります。
  • 重大な不具合が見つかった場合:購入の見直しや価格交渉の材料になります。
  • リフォーム前提で購入する場合:どの部分を優先的に改修すべきか明確になります。

診断報告書には、劣化箇所の写真や、技術者によるコメントも記載されているため、売主との交渉やリフォーム業者への説明資料としても活用できます。

さらに、インスペクションを受けたことで「安心して購入できた」という精神的な安心感も得られます。

■ インスペクションは誰にでも必要?こんな人にもおすすめ!

ホームインスペクションは「中古住宅を買う人のためのもの」と思われがちですが、実は以下のような方にもおすすめです。

建売住宅の購入を検討している方

建売住宅は完成済みの状態で販売されるため、購入前に構造内部を確認することができません。
インスペクションで基礎や外壁、床下などの劣化や施工不良を事前にチェックしておけば、「買ってから後悔」を防げます。

築年数が経過した実家を相続・住み替える方

相続した実家に住もうと考えている方も、事前に劣化状況を診断することで、必要な補修内容や費用が明確になります。
今後のリフォーム計画や耐震補強の判断材料にもなるため、長く安心して住むためには欠かせません。

投資用物件・賃貸物件を所有する大家さん

賃貸住宅の入居者募集において、「建物診断済み」というのは大きな信頼材料になります。

定期的な点検で建物価値を維持し、空室リスクを抑える効果も期待できます。

■ ご相談・お見積もりはお気軽に!

当社では、住宅診断に関するご相談や見積もり依頼を随時受け付けています。

お電話・メール・お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

検査の申込はコチラ → 検査申し込み | 広島住宅検査(広島のホームインスペクション)

「購入前にわかってよかった」
そう思っていただけるよう、誠実にご対応いたします。

中古住宅を買うなら、見逃さないで!「床下点検」が未来の安心をつくる

2025年4月25日(金)

こんにちは。
最近は、住まい選びの選択肢として「中古住宅」が注目されていますよね。新築と比べて価格が抑えられたり、好立地に建っている物件が見つけやすかったりと、中古ならではの魅力がたくさんあります。

でも、中古住宅には“落とし穴”もあるのをご存じでしょうか?

そのひとつが、「床下の状態」です。

外観や内装はリフォームされていても、床下まではチェックしていないケースも多いんです。
そして実は、その床下こそが、家の健康状態を知る“カギ”になっているんです。

今回は、中古住宅を購入する前にぜひやっておきたい 床下点検の重要性 について、詳しくご紹介します。

床下って、なんでそんなに大事なの?

床下というと、なんだか地味で見えない場所。でもそこには、家を支える大事な構造や設備がたくさん詰まっています。

たとえばこんなものがあります

・建物の土台や束柱(木造住宅の構造部分)
・給排水管(キッチンやお風呂の配管)
・断熱材
・地面(コンクリートor土)

これらが傷んでいたり、湿気がこもっていたりすると、見えないところでダメージが進行していることも。最悪の場合、住み始めてから大規模な修繕が必要になることもあります。

床下点検でチェックできること

では、床下点検では具体的にどんなことがわかるのでしょうか?
プロの点検では、以下のようなポイントをくまなく確認してくれます。

1. 木材の劣化・腐食の確認

木造住宅の場合、土台や柱が湿気やシロアリで腐食していることがあります。
パッと見ではわからなくても、床下を覗くと劣化が進んでいることも…。この段階で補修が必要かどうか判断できます。

2.湿気・カビ・結露の兆候

日本は高温多湿の気候なので、床下に湿気がこもりやすいんです。
通気口がふさがっていたり、地面からの湿気が上がってきていたりすると、カビや結露の原因になります。
カビは見た目の問題だけでなく、アレルギーや喘息の原因になることもあるので、健康面でも見逃せません。

3.シロアリの被害の有無

シロアリは静かに、でも確実に家を食い荒らします。床下点検では、蟻道(ぎどう)と呼ばれるシロアリの通り道や、食害の跡を確認できます。
見つかったらすぐに対策を取る必要があります。

4.配管の破損や水漏れチェック

古い住宅では、排水管や給水管がひび割れていたり、接続部から水が漏れていたりすることも。
小さな水漏れでも放っておくと床下全体が湿気だらけになり、家の寿命を縮めてしまいます。

点検で「大丈夫」だったら、安心材料になる!

床下点検のメリットは、「問題があったときに備えられる」というだけではありません。
何も問題がなければ、それは大きな安心材料になるんです。

「この家はしっかりメンテナンスされてきたんだな」
「この構造なら長く安心して住めそう」
そんな信頼を持って購入に踏み切れるのは、とても大きなことですよね。

床下点検、お任せください!

床下点検は、住宅診断(ホームインスペクション)を行っている専門業者の弊社へお任せください。
最近では、中古住宅を購入する際に「インスペクション付き物件」も増えてきています。

もし売主や不動産会社が点検を行っていない場合でも、買主さん側で依頼してもOKです。
費用はおおよそ床下だけなら1.5万円程度、建物全域の検査であれば6万円程で検査ができます。
これで大きなリスクを回避できるなら、決して高い投資ではないと思いませんか?

見えない場所こそ、見るべき

中古住宅は、コストを抑えながら理想の暮らしを叶える素敵な選択肢です。
でも、見た目だけに惑わされず、「見えない部分」こそしっかりチェックしておくことが、失敗しない家選びにつながります。

床下点検は、その第一歩。
将来の安心と快適な暮らしのために、ぜひ事前にプロの目でチェックしておきましょう。

それでは、今日も素敵なおうち探しを♪
質問やご相談があれば、いつでもお気軽にコメントくださいね!

新入社員歓迎会2025

2025年4月14日(月)

先週末の12日土曜日に弊社グループの保養施設グリーンビューにて今年の新入社員さんの歓迎会を行いました。

グループ社員と協力会社さん約80名の前に立ち、緊張しながら自己紹介をしていただきました。

向かって右側が
木村 竜綺さん22歳
左側が
玉井 晴翔さん18歳
お二人とも非常に明るくて元気な好青年です
まだまだ社会人になってわからない事ばかりで不安な毎日ですが、やさしい先輩社員に指導してもらいながら少しづつ職場に慣れてきています。

挨拶のあと、軽く施設のクリーンアップ作業を終え、お楽しみの食事です。

グループ社員全員でBBQをいただきながら親睦を深める事ができました。

皆様の所にもそのうちご挨拶に伺う事があるかもしれませんが、その時は優しく見守ってくださると幸いです。

現況報告を分かり易く!!

2025年3月17日(月)

3月は三寒四温、まさにその通りですね!
先週は暖かい日が続いたと思っていたら
いきなり週末は真冬のような寒さでしたね。

今朝も山間部の方は車の屋根に雪が積もっており、きっと道路も積雪があるのだろうと思います。くれぐれも運転や作業には気を付けて過ごしてまいりたいと思います。

ここ数日の間で、前述したように気温があがったおかげか、お客様から無料点検の相談が多数寄せられてくるようなりました。

当ブログにも掲載しているように例年、春先にハネアリを見かけるような方がいらっしゃいましたら、なるべくお早めに弊社の無料点検にお申込みいただき、建物の維持管理にも少し興味を持っていただけると幸いです。

さて、無料点検実施後にどんな報告をするのか気になられる方もいらっしゃると思いますので、今日は、点検後の流れについて少しご説明致します。

弊社はお客様に現況の報告をする際に

1.わかりやすく

2.専門用語を控える

3.お客様の興味に沿って

以上の3点に気を配りながら説明にあたるよう努力しています。
それでも『土台』『筋交い』『基礎』など
住宅の部位について専門的な言葉を使う事もしばしばありますが、スタッフ全員が気を付けてお客様にわかりやすく、そして関心が低そうな内容については、なるべくお客様の顔色を見ながら不要な説明を省く努力をしています。

今日は、特に多数のお客様から好評をいただいているモバイルモニターを使った報告方法についてお知らせしようと思います。

お客様に、ご確認頂きたい写真を自身のPCとお客様にご覧になっていただくモバイルモニターを共有します。

お客様と対面で会話を交えながら、画面を共有して写真をみていきながら説明をします。

当然、お客様もモニターをスマホのように触りながらピンチアウトで拡大縮小したり
『この部分が気になる』などの場合は、指でクリックしてその部位を指していただくと
担当スタッフの画面も同様に理解できるため、情報を共有しやすくなります。

お客様は建築や住宅については一般的な知識しかお持ちでない事をしっかりと把握して
どなたにでも、理解しやすかった、住宅ケンコウ社にお願いして良かった、と思っていただけるような
現況報告にしたいと考えています。

わが社の企業理念には前置きがありまして、物事の始まりは、すべて

顧客の目線に立って、環境を把握し

から始まっています。
何度も申し上げますが、お客様の立場にたって、わかりやすい報告とご提案ができるよう
これからも精進してまいります。

どんな些細な事でも気になる事がございましたら何なりとご相談くださいますよう
お願い申し上げます。

床下ってどこから入るの?

2025年2月26日(水)

先週は非常に寒い1週間でしたね。
これだけ寒い日が続くと、お客様もなかなか玄関を開けたくなくなり弊社社のサービスについても

『もう少し暖かくなってから・・・』

とお断りされるケースも増加してきます。

しかし週間天気予報を見ると今週からは気温がグッと上がってきます。

床下点検や建物インスペクションの依頼もそろそろ増加してきますので社員一同、気を引き締めて業務に尽力してまいります。

さて、弊社では、防蟻処理施工から一定の年数が経過した際にアフターサービスの一環として床下定期点検をご案内させていただいています。

その中で一番、多い質問が

『床下ってどこから入るの?』です。

そこで今日は、床下点検はどこから実施するのか説明致します

1.床下点検口より

2.和室のタタミ下より

上記のどちらかを使って床下に入り込む事が多いです。

お客様にお願いしておきたい準備としては、和室のタタミから入る場合は、タタミの上ノカーペットや荷物をあらかじめ移動しておいていただくと非常に助かります。

点検口を収納庫として、ご使用されている場合は、収納庫の中身をあらかじめ出しておいていただくと作業が短時間ですみますので助かります。

何度もお伝えしてきていますが、床下は普段の生活上、なかなか点検できない部分なので、定期点検のご案内が届いた時は必ず点検を受けていただき、大きな劣化事象にならないうちにメンテナンスをして建物の維持管理を実施していきましょう!